東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

先日、潮入りの池と前浜干潟の間にある砂礫地に、絶滅危惧種コアジサシを繁殖誘致するためのデコイ(模型)を設置しました。P5100053_trim
そして、砂礫地の除草作業もしました。P5100094
砂礫…つまり、石だらけで刈払機は使うと危ないですし、草の根が残るとすぐに生えてくるので、手作業での抜き取り作業です。B (1)
【作業前】B (2)
【作業後】
防草シートの上にたまった土埃から発根しているものもあれば、防草シートの下を這っているスギナ、ヨシ、オギもあり、結構大変な手間がかかりました。

今年は、この辺りでも数が少ないそうですが、これから数が増え、野鳥公園にも来てくれることを期待しています。

【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間

臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

今日は雨でしたが、東淡水池の島の奥を見たら…
セイタカシギ_210519_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6981_trim
何やら見覚えのある白い鳥がいました。
双眼鏡で確認すると…セイタカシギ_210519_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6982_trim
【セイタカシギ】
セイタカシギのペアでした。
今季初の確認です!セイタカシギ_210519_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6988_trim
潮入りの池と東淡水池を行き来していました。
まずは、しばらく居座ってくれることを願うのみです。
(繁殖してくれるともっと嬉しいですが)

【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間

臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

潮入りの池の干潟で、じっとこちらを見ている生きものが…DSCN0712
トビハゼです!
ここ数日は暖かい日が続いたので、トビハゼが活発に行動していました。

トビハゼの目は、角度や光の当たり具合によって、深い青、緑がかった青など、さまざまな表情を見せてくれます。トビハゼ胸びれ2

ここでクイズです!
トビハゼはどこにいるでしょうか?DSCN5522
※見にくい場合は、写真をクリックして拡大してください。

正解は・・・

DSCN5522 - コピー
赤丸の部分に2匹のトビハゼがいました。DSCN5528
DSCN5531
トビハゼは干潟の泥と似た色をしているので、動かない時は見つけるのも一苦労。

生きものたちは本当に隠れ上手です。
みなさんのお家のまわりでも、木の幹や葉っぱの上など、上手に隠れている生きものがいるかもしれません。
ぜひ探してみてください!

【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間

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