東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2015年07月

7月28日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、オグロシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ

オグロシギが潮入りの池に現れました。ネイチャーセンター前の島と二号観察小屋前の干潟を行ったり来たり。
去年は、8月7日から3週間ほど潮入りの池に滞在していました。
オグロシギ

7月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、メダイチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ

潮入りの池にある島で、ハシブトガラスが食べ物を探して歩きまわっていました。
フジツボがついた杭をつついたり、草の根をくわえたり・・・していたのですが、突然、そばにいたカワウの尾羽を引っぱりはじめました。まだ口の中が赤かったので、子どものハシブトガラスだったのでしょう。遊びのつもりなのか、怒るカワウの尾羽を何度もツンツン・・・。
最後はカワウにくわ!とくちばしで威嚇され、逃げていきました。
P7260650
〔その後はハシブトガラス同士でじゃれあっていました〕
P7260647
〔ハシブトガラスが去って「ふ~やれやれ・・・」なカワウ〕
※右が尾羽ツンツンの被害にあったカワウ

7月25日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ

来園者の方と干潟のカニを見ていると、あまりのカニの多さに驚かれます。
今日もネイチャーセンターのすぐそばにあるヨシ原の根元を見ていると、人だかりならぬ「カニだかり」が!P7250642

クロベンケイガニというカニで、野鳥公園では林や草の中にいます。
園内を歩くとき、林の中でゴソゴソと動く音が聞こえたら、そっとのぞいてみてくださいね。

7月24日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ

田んぼの稲は50㎝程の大きさまで成長しました!
今、稲の合間にはコナギやスズメノヒエなどの草がたくさん生えています。
稲の成長を助けるために、7/26の行事:田んぼクラブでは「草取り」の作業を行います。
ine


■田んぼの生きもの達の様子■
nanahositentou

【ナナホシテントウ。緑の背景に赤色が映えます】
inegotakusann

【田んぼ沿いの草はらにはイナゴがたくさんいます】
kobaneinago

【これから羽が生えてくると、遠くまで跳べるようになります】
inagodappi

【脱皮中のイナゴ】
itotonnbo

【脱皮してから間もないイトトンボ。成虫と比べると体の色が淡い】

7月23日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、ヒメアマツバメ、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ

閉園間際の潮入りの池にソリハシシギがやってきました。ちょっと反った嘴、背中に褐色の縦斑が鮮やかです。ネイチャーセンター前の干潟を勢いよくつついています。その隣ではコチドリが走り回っています。
今日は最後まであきらめず観察していた甲斐がありました。

↑このページのトップヘ