東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2017年02月

2月28日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、コサギ、バン、オオバン、タシギ、オオセグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (36種)

ネイチャーセンター北側の枯れたクズの上に、オオタカが現れました。こんなに間近に観察できるのは、まれで、人間との距離が近すぎます。そしてクズの上から東淡水池に、何度もアタックをかけています
このポイントは、アリスイやモズ、ツグミたちが、よくとまる場所でもあります。オオタカがお腹をすかしているのかもしれませんが、ほかの鳥たちが捕まってしまわないか心配です。自然の摂理ですが、観察者としては、複雑な心境です。IMG_0089


ほかにも、今日は大型の鳥たちが間近で観察できました
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ノスリ
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オオセグロカモメ
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コサギ

また東淡水池のヨシの茂みには、タシギが潜んでいました。
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2月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、アリスイ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アトリ、アオジ、オオジュリン (35種)

干潟に春が来ました。
無数のカニが姿をあらわし、アオサギは、くちばしをほんのり赤く染めています。
その脇でタヒバリが動きまわっています。図鑑の数字以上に小さく感じながら、姿を視線で追いかけますが、すぐにヨシの根元に消えてしまいます。姿は地味ですが、小さきものはかわいい。

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無数のカニたち
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ヨシの刈り取ったあとに、タヒバリ
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くちばしの色がほんのり赤いアオサギ

2月25日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、オオセグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アトリ、アオジ、オオジュリン (35種)

先日のブログでもお伝えしましたが、芝生広場にあるコブシの花は、咲きそうになるやいなやヒヨドリに食べられてしまいます。

今日も「むしゃむしゃ」と花ごと食べるヒヨドリ。

そんな中、開花しきることができなかったコブシもきれいに咲きはじめました。IMG_0117
これからどんどん花が開いていくので、おすすめの観察場所です。

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待っていると必ずやってくるヒヨドリもお見逃しなく!

2月24日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、アカゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (31種)

今日もオオセグロカモメが、東淡水池で水浴びをしていました。
動画をご覧になるとわかりますが、かなり激しい動きをしています。水の中で激しく動いて、潮を落として、スッキリ、さわやか?

2月23日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、オオタカ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、アオジ (27種)

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本日は【水鳥を救うはじめの一歩 油汚染水鳥救護講習会】が実施されました。
-東京湾で油流出事故が発生した場合にどうしたら水鳥達を救えるか-
野生動物救護獣医師協会の先生方の指導のもと、失われる命を救うために必要な知識や技術を学びました。

はじめに、室内にて『水鳥について』『油汚染救護について』の講義を受け、
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【講義/水鳥について】

次に、実際に水鳥(アイガモ)を使っての『水鳥洗浄実習』を行いました。
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【体温測定の様子】
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【強制給餌の様子】
まずは水鳥の心拍数・体温を測定します。その結果健康と判断されれば洗浄が行えます。
今回のアイガモ達は飼育されている個体なのでとてもおとなしいですが、野生の個体であればこうはいきません。
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そして、最後に洗浄を行います。油が落ちるまで根気よく洗っていきます。

実際に事故が起きた場合は、多くの水鳥達への影響が懸念されます。
そんな時、ためらわずに救護に参加してもらえる人たちを一人でも多くと考え、この講習会を実施いたしました。
ご参加された皆様、どうもありがとうございました。








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