東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2017年05月

5月20日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アカガシラサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、コアジサシ、オオタカ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ (33種)

お客様情報では、ハヤブサが潮入りの池を通過していったそうです。

今日は潮入りの池でアカガシラサギが確認されました!hpアカガシラサギー170520-潮入りの池 (4)
【アカガシラサギ 若鳥】
アカガシラサギ_170520_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_4084_trim
お昼すぎには、潮入りの池からネイチャーセンター前を通過して、東淡水池に移動していきました。
明日も見られるでしょうか。

また潮入りの池の島にはキアシシギ・キョウジョシギ・チュウシャクシギが並んでいました。hpシギチー170520-潮入りの池ー (8)
【キアシシギ・キョウジョシギ・チュウシャクシギ】
3種が並ぶとそれぞれの大きさが分かりやすいかと思います。
初めはキョウジョシギがいることに気付きませんでしたが、3種が一緒に飛んだ際、翼の白い斑紋が目立っていました。アオサギ_170520_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_4101_trim
【アオサギ】
池の対岸では、アオサギの日光浴も見られました。
独特なポーズですよね。

5月19日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ハマシギ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (32種)

園内では、シジュウカラの巣立ち雛と、餌を運ぶ親鳥を見ることが増えてきました。シジュウカラ_170519_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_4034_trim
【巣立ち雛】シジュウカラ_170519_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_4048_trim
【餌を運ぶ親鳥】エゴノキ_170519_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_4000_trim
【エゴノキ】
園内のエゴノキの花はそろそろ咲き終わりますが、いまだクマバチたちは花に訪れています。スイレン_170519_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_4022_trim
【スイレン】
自然生態園の池では、ちょっと遠めになりますが、スイレンが咲き始めました。スイレンの葉の下にいる小魚を狙ってアオサギが来ていました。

一方、ミニ生態園側では、上空をツバメが飛び回っています。
ネイチャーセンターの出入り口からでて観察していると、よくよく見れば2羽のツバメが飛んでいます。番(つがい)でしょうか?
やたらの近くを飛びながら、センター出入り口の左奥の屋根がある方へ。壁を確認するかのようにホバリングしています。どうやら巣作りする場所を探しているようです。野鳥公園ではなかなか営巣することはありませんが、ツバメの子育てシーズン真っ盛りです。
街中でもそろそろ子ツバメと出会えそうですね。

5月18日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、ハマシギ、コアジサシ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (31種)hp入道雲ー170518ー潮入りの池上空 (1)
【入道雲】
午後からの雷雨前、上空では入道雲が見られました。梅雨もまだですが、夏の足音が聞こえてくるように感じます。(黒い点はハシブトガラスです)

ミニ生態園からネイチャーセンターへ入る橋あたりではスイカズラの花が咲いています。
hpスイカズラとコフキゾウムシー170518ーミニ生態園 (4)
【スイカズラ 花】
咲き始めは白く、だんだんと黄色になっていきます。
橋を渡る前、ふわっとスイカズラの花の甘い香りがします。

そのスイカズラの周りをよく見てみると近くのクズの葉にコフキゾウムシがたくさんいました。
(実は上の写真にもコフキゾウムシがいます)hpコフキゾウムシー170518ーミニ生態園
【コフキゾウムシ】
白い丸で囲ってあるのが全てコフキゾウムシです。
5mm前後と小さな昆虫ですが、目が慣れてくるとたくさん見つけることができます。

2017年5月9日~2017年5月17日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

水辺の鳥

種名910111213141617
マガモ       
カルガモ    
コガモ      
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ 
カイツブリ
カワウ
ゴイサギ     
アマサギ       
アオサギ
ダイサギ
チュウサギ       
コサギ 
バン
コチドリ
メダイチドリ       
タシギ 
チュウシャクシギ
キアシシギ
イソシギ    
キョウジョシギ  
ハマシギ       
コアジサシ

山野の鳥

種名910111213141617
トビ       
オオタカ      
キジバト
ヒメアマツバメ  
コゲラ
オナガ       
ハシボソガラス  
ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
イワツバメ  
ヒヨドリ
メジロ
オオヨシキリ 
ムクドリ
キビタキ      
スズメ
ハクセキレイ 
カワラヒワ    
シメ       

5月17日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、コチドリ、メダイチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ハマシギ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (32種)

アマサギが今シーズン初確認です!
amasigi
オレンジ色のみごとな夏羽です。
9時半頃に池上空を飛び回っているのを確認したあと、閉園近くまで潮入りの池の杭にとまっていました。
amasagi
日本のサギの仲間の中では、最小クラス。最大クラスのアオサギと並ぶとそのサイズ差がわかります。
さらに、潮入りの池ではメダイチドリ(初認)、ハマシギと、園内では見られることの少ないシギたちが飛来していました。
medaitidori
【メダイチドリ】
hamasigi
【ハマシギ】

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