東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2017年12月

12月28日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (33種)

園内を歩くと、所々で出会えるジョウビタキ。ジョウビタキ_171227_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_8646_trim
【ジョウビタキ(メス)】
少し離れて観察をすると、ジョウビタキが地面に降りて、食べるものを探したり…ジョウビタキ_171227_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_8643_trim
木の枝に移動して、木の実を食べたりする様子を観察できることがあります。ジョウビタキ_171213_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_8517_trim

こちらも、食べもの探しの真っ最中のアオジ。
落ち葉の下にある小さな木の種を探しまわっていました。

1羽の鳥、1種の鳥をじっくり観察することもオススメです。


明日12月29日(金)~1月3日(水)までは、年末年始の休園となります。
本年もご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

皆様、よいお年をお迎えください。

2017年12月19日~2017年12月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

水辺の鳥

種名1920212223242627
オカヨシガモ
マガモ 
カルガモ   
ハシビロガモ 
トモエガモ       
コガモ       
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
カイツブリ
ハジロカイツブリ       
カワウ
アオサギ
ダイサギ 
コサギ    
クイナ       
バン      
オオバン
イカルチドリ       
イソシギ
セグロカモメ       

山野の鳥

種名1920212223242627
ミサゴ       
トビ
ハイタカ      
オオタカ
ノスリ
ハヤブサ       
キジバト
カワセミ
コゲラ 
モズ 
オナガ 
ハシボソガラス       
ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
ムクドリ
シロハラ
アカハラ     
ツグミ
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ    
シメ    
アオジ
オオジュリン    

12月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、アオジ、オオジュリン (35種)

昼過ぎ頃、東淡水池の浅いところで白い物体がじっとしているのが見えました。
水の中にいたのは、、、オオタカです。
普段は池の周りの樹林帯などで水鳥を狙っているオオタカですが、このときは獲物を仕留め、水中に沈めているようでした。

慌ててカメラを取りにネイチャセンターへ向かいましたが、戻ってきた頃には池の中央にある島へ獲物を引き上げ、食べ始めていました。

血などの映像が苦手な方は、以下の動画にお気をつけください。









あっという間に羽根をむしり終えた後、早速、肉を引きちぎって食べていました。
しばらくすると辺りにはノスリ、トビ、ハシブトガラスなどが集まり、覆い隠すようにしてまた食べはじめました。

12月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、アオジ (37種)

今日は、冬にしては暖かい日でした。
2号観察小屋から、1号観察小屋へ向かい歩いていると、風で落ち葉が舞い上がりました。
あちらへこちらへと、動く葉っぱたち。
でもカサカサという音を出すのは風だけではありませんでした。

IMG_0194

シメです。

IMG_0198

特徴的なくちばしで、しきりに葉っぱをひっくり返したりしていました。



12月24日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (34種)

冬至も過ぎて、今年も残すところ後わずかとなりました。
虫たちは冬支度の真っ最中。
秋にたくさんエサを食べていたジョロウグモやカマキリたちは、卵を産み落とし、次世代に命を託します。
スライド2
【オオカマキリの卵(卵しょう)/管理事務所そば】
スライド1
【ハラビロカマキリの卵(卵しょう)/芝生広場】
ジョロウグモの卵のう20171224 torimingu2
【ジョロウグモの卵(卵のう)/芝生広場】
ニシキギの葉っぱで隠してあるものもありました。よく見ると枝に糸を絡ませ、落ちないようにしてあります。
20171224ジョロウグモ卵のう
【ジョロウグモの卵(卵のう)/正門から管理事務所までの坂沿い】

無事に冬を越せるとよいのですが、鳥に見つかってしまうことも・・・。
シジュウカラ2017年2月撮影
【オオカマキリの卵を食べるシジュウカラ 2017年2月撮影】
冬の間、カマキリやジョロウグモの卵はごちそうです。
カモフラージュしてあるものは、鳥に見つからず春を迎えられるかな?

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