東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2018年07月

2018年7月10日~2018年7月18日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

水辺の鳥

種名1011121314151618
カルガモ
キンクロハジロ
カイツブリ
カワウ
ゴイサギ       
アオサギ
ダイサギ
コサギ
コチドリ
イソシギ       
ウミネコ 
コアジサシ 

山野の鳥

種名1011121314151618
トビ       
ノスリ     
キジバト     
ヒメアマツバメ  
コゲラ    
ハシボソガラス      
ハシブトガラス
シジュウカラ 
ツバメ
イワツバメ  
ヒヨドリ     
メジロ     
オオヨシキリ       
ムクドリ
コムクドリ     
スズメ
ハクセキレイ

7月18日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (20種)

野鳥公園は今日もきびしい暑さとなりました。
ミニ生態園で見つけたショウジョウトンボもだいぶ暑そうにしていました。ショウジョウトンボー180718-ミニ生態園ー長縄
【ショウジョウトンボ 未成熟】
ロープに止まってから、だんだんお尻が上がってきました。体に受ける日光を少しでも軽減させるため、トンボの仲間は逆立ち(オベリスク姿勢)をするようです。完璧な逆立ちまで、あと少し!

一方、その近くでは食事中のシオカラトンボを見つけました。シオカラトンボー180718-ミニ生態園ー長縄
【シオカラトンボ】
食べているのはバッタの仲間の幼虫でしょうか。

酷暑といわれる暑さの中で、トンボたちがそれぞれに生き延びる姿が見られました。

本日(7/16)行ったイベント『こどもうみべ発見隊』をレポートします。

今日もとても暑い一日でしたが、熱中症に気をつけながら、みんなで元気いっぱいに前浜干潟で生きもの探しをしました。P7160075_trim
保護区内の前浜干潟に降りて、カキ礁の岩をひっくり返すと一番見つかるのがこのカニです。タカノケフサイソガニ_180716_東京港野鳥公園_恩田撮影_P7160049
【タカノケフサイソガニ】
とてもとても数が多く、岩を返すたびに見つかります。
そのカニと一緒に見つかったのがこのハゼ。ミミズハゼ_180716_東京港野鳥公園_恩田撮影_P7160038_trim
【ミミズハゼ】
今日は珍しくたくさん見つかりました。P7160081_retouch
砂浜では、コメツキガニの砂団子も見れて、参加していた少年がコメツキガニを捕まえてくれました。

見つかった生き物は、タカノケフサイソガニ、ユビナガホンヤドカリ、ミミズハゼ、カキ、ホンビノスガイ、コウロエンカワヒバリガイ、タテジマイソギンチャク、フジツボの仲間などでした。

ちなみに、今日は水が結構にごっていたので、事前に水を汲んで、カキを入れて水質浄化実験を試みました。
結果、1時間ほど経って前浜に皆さんと訪れた頃には、水がクリアになっていました。P7160048_retouch
解散後、片付けをする前にその水を覗き込んでみると、カキは殻を少し開けていて、イソギンチャクの仲間(タテジマイソギンチャク?)や、フジツボの仲間、コウロエンカワヒバリガイも元気に動いていました。イソギンチャク_180716_東京港野鳥公園_恩田撮影_P7160005_trim
【イソギンチャクの仲間】フジツボ_180716_東京港野鳥公園_恩田撮影_P7160087_trim
【フジツボの仲間】

これもじっくりみんなで観察すればよかったなーと少々後悔した瞬間でした…。

次回、7/28(土)29(日)は『うみべであそぶ日』で、同じ前浜干潟で生きもの探しをお楽しみいただける日です(事前申込不要)。
http://www.wildbirdpark.jp/event_20180728-19_umibedeasobuhi.html

その際は、ぜひイソギンチャクやフジツボなどもじっくり、そっと観察してみてくださいね。
ぜひぜひお越しください。お待ちしております。

本日、参加してくださった皆様、ありがとうございました。

7月16日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (18種)

昨日の投稿で標識をつけているコチドリについて書きましたが、今日、レンジャーも1羽確認できました。コチドリ_180716_東京港野鳥公園_恩田撮影_IMG_0997_trim
【コチドリ】
足に緑と赤の足環がついていますね。
そして、よく見ると…コチドリ_180716_東京港野鳥公園_恩田撮影_IMG_0997_trim2
背中に小型GPSのアンテナがついていました。

そのため、調査をされている方にご報告をいたしました。
(昨日のカワウも別の調査グループの方にご報告しました。)

少しでも調査・研究に貢献できれば幸いです。

7月15日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、ウミネコ、コアジサシ、ヒメアマツバメ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (22種)

潮入の池にはカワウたちがたくさん。
集団で追い込み漁をして魚を捕まえたり・・・カワウ_20180715 (2)
干潟の上で休んだりしています。
カワウ_20180715 (1)
カワウの集団をよ~く観察してみると・・・カワウ_足環5W7_180715_東京港野鳥公園_恩田撮影_P1410947_trim
標識調査の足環をつけた個体がいることもあります。

今年に入ってから、足環をつけた個体は4羽確認しています。

なお、昨日、お客様からいただいた情報では、コチドリも標識をつけている個体が4羽ほど潮入りの池で見られたそうです。

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