東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2018年07月

7月10日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (20種)

「管理事務所のアケビにアケビコノハの幼虫がいる」と、お客さまから教えていただき、見に行ってみました。アケビコノハー180710-管理事務所ー幼虫ー長縄
【アケビコノハ 幼虫】
その静止姿が特徴的で、一度見たら忘れられないシルエットです。近くで見てみると、黄色い眼状紋(目玉のような紋)と青い点模様が黒褐色の体に映え、夜空に浮かぶ月や星をも思い浮かばせます。

私たち人からすると美しい模様ですが、これは鳥などの天敵を驚かすための模様です。

同じアケビの木では、他にも、茶色いタイプの幼虫も見つかりました。アケビコノハー180710-管理事務所ー幼虫ー長縄(2)
イモムシという概念を捨てて、じっくり観察してみてはいかがでしょうか?

7月8日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (27種)

前浜観察デッキに向かう途中のクズの蔦に、黄緑色の小さい何かが・・・180708_アオバハゴロモ (2)
近くでよく見てみると・・・180708_アオバハゴロモ
アオバハゴロモの成虫です。
※6月10日のブログでは幼虫を取り上げています。
今日のように暑い日に、淡い緑色がとてもさわやかに映りました。

7月7日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (26種)

今日は久しぶりにイソシギが前浜干潟に飛んできました。
180707_前浜IMG_0569
【イソシギ】
前浜干潟に来てからものの数分で飛んで行ってしまいましたが、可愛らしく尾を上下に振っていました。

7月6日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、ウミネコ、コアジサシ、ヒメアマツバメ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (21種)

【ウミネコ 黄色いポールの上】

海が荒れていたのでしょうか?
前浜干潟の杭の上では4羽のウミネコが休んでいました。


7月5日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、コアジサシ、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (17種)

潮入りの池で昨日のアマサギを探していると、ササゴイが飛んできました。
ササゴイ-180705-潮入りの池-青木(2)jpg
今日は風が強かったので、風を避けるように樹木に囲まれた朽木にとまりました。
ササゴイ-180705-潮入りの池-青木
【ササゴイ】
毛づくろい中。コサギなどと比べると首が短くて太いですね。

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