東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2018年10月

10月17日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、アリスイ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (35種)

今日のお昼頃に、お客様から「アリスイを見たよ」と、情報をいただきました。注意して観察していると…181017_アリスイ_潮入り
【アリスイ】
午後4時頃にネイチャーセンターと2号観察小屋の間の木に姿を見せてくれました。



10月16日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タシギ、イソシギ、トビ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、オオムシクイ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ (35種)

今日も潮入りの池にはたくさんのカモの仲間たちがいました。観察されたのは全部で10種類。IMG_5694
島の上ではヒドリガモやオナガガモが休んでいました。

また、1号観察小屋から前浜干潟までの園路ではキビタキが2羽見られました。IMG_5700
キビタキの観察中、頭上ではオオムシクイが飛んでいました。

お客さま情報で、自然生態園にはエゾビタキやコサメビタキ、キビタキが見られたようです。

10月14日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、シマアジ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、アオアシシギ、イソシギ、トウネン、トビ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (34種)

お客様情報では、今日も3・4号観察小屋でカケスが観察できたそうです。
オシドリは観察できませんでした。


朝晩ぐっと冷え込むようになってきました。
芝生広場を歩くとカツラの落ち葉から、ふわりと甘い香りがしてきます。

潮入りの池の島には、朝からアオアシシギが3羽休んでいました。
18.10.14 アオアシシギ_001
【ヒドリガモを中心に両側にアオアシシギ】
しばらく島にとどまり、干潮をむかえるお昼頃には、ネイチャーセンター正面奥の干潟で餌を探し回る姿が見られました。18.10.14 アオアシシギ_002
【アオアシシギ】
また、午前中はなかなか見つからなかったシマアジは、午後皆さんと観察中に潮入りの池で1羽確認できました。ハシブトガラス_181014_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_0304
【ハシブトガラス】
一方、自然生態園では、藪でごそごそしていたハシブトガラスがいました。
カマキリを捕まえて出てきましたが、ひっつき虫「ヒナタイノコズチ」のタネが背中や脚にペタペタと付着。
これが気になったようで、タネをせっせと払い落としていました。
ひっつき虫の戦略「付着散布」の通り、カラスがタネを運んでくれたようです。
(ここで落とされてしまったタネは、あまり移動していませんが)

ということで、ここで強引に宣伝です。

10/21(日)にイベント「草ぼーぼーでいきものさがし ~ひっつき虫編~」があります。
募集受付中なので、ぜひぜひご応募ください。

10月13日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オシドリ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、シマアジ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、セイタカシギ、イソシギ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (34種)

お客様情報では、キビタキ、カケスも見られたそうです。

オオタカ_181013_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_0239_trim
【オオタカ】
潮入りの池で、カモたちをハンティングを試みるも2度も失敗。
カラスに追われ、東淡水池のいつもの高木に逃げるも、執拗に追ってくるカラスに負け、大田市場の方へと飛んでいきました。
ハンティングの瞬間、潮入りの池の水鳥達は大混乱となっていました。シマアジ_181013_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_0276_trim
【シマアジ】
「今日はいませんねー」と皆さんと話していたら、お昼ごろ、2号観察小屋の目の前で観察できました。
その後もヒドリガモの群れに混ざって動いていました。

そして、東淡水池では今シーズン初の確認となる、オシドリが飛来しました。18.10.13オシドリ_01
【オシドリ】
今日確認出来たのは、綺麗な羽のオスでした。

だんだんと気温も下がり寒くなってきましたが、冬の鳥達がどんどん飛んできています。暖かい恰好でぜひバードウォッチングをお楽しみください。

10月12日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、シマアジ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、セイタカシギ、イソシギ、トウネン、ウミネコ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (32種)

今日の西淡水池の3号観察小屋では、カルガモに混ざってマガモがいました。181012_マガモ_3号
【マガモ】

また、近くではヨシガモも見ることが出来ました。181012_ヨシガモ_3号
【ヨシガモ】

マガモやヨシガモを見ていると、カワセミが池にダイブしたり、枝に止まったりしていました。181012_カワセミ_3号
【カワセミ】

他にも、シジュウカラやヒヨドリなども鳴いており、西淡水池も賑わっていますので、ぜひ足を運んでみて下さい。

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