東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2020年09月

9月30日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、イカルチドリ、コチドリ、タシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、トビ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ (42種)

9月最終日。シギ、チドリの秋の渡りもそろそろ終わりが近づいてきました。
今日は、潮入りの池にソリハシシギやアオアシシギ、コチドリが飛来し、干潟を歩き回って採食していました。
ソリハシシギ_200930_潮入りの池_レンジャー撮影
【ソリハシシギ】
無事に越冬地へ行けるよう、しっかり栄養を蓄えてほしいですね。

午後になると、お客様からゴイサギが枝に止まっていると教えていただき、見に行きました。
ゴイサギ_200930_潮入りの池_レンジャー撮影
【ゴイサギ】
2羽並んで羽繕いをしながら、のーんびり過ごしていました。途中眠たいのか目を閉じている様子もあり、こちらまで眠たくなってしまいそうでした。

他にも、潮入りの池ではヨシゴイがヨシ原の上を飛んだり、ヒドリガモやオナガガモが集まって休んでいる姿を見ることができました。

9月29日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、イカルチドリ、タシギ、アオアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ (40種)

エゾビタキ_200929_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5687_trim
【エゾビタキ】
学習センター前でエゾビタキがフライキャッチしている様子がよく観察できました。
お客様の情報では、2羽いたそうです。チュウサギ_採食_200929_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5702_trim
【チュウサギ】
東淡水池では、イカルチドリ2羽、タシギ1羽などもいましたが、観察広場の観察窓近くでチュウサギが採食をしていました。
何を食べているのか観察していると、カナヘビを4、5匹食べた後、エンマコオロギ?も次々と捕まえ、食べていました。マガモ_カルガモ_200929_古沢撮影_IMG_1672
東淡水池では、こんな採食の様子も観察できました。
さて、写真のカモは何でしょう?答えは・・・・



左がカルガモ、右がマガモでした。

9月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、エゾムシクイ、メジロ、セッカ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ (33種)

ネイチャーセンターから2号観察小屋に向かって歩いていると、頭の上をシジュウカラやメジロが、飛び回っていました。ふと目の前の枝に止まった1羽を見てみると…キビタキ_20200927_東京港野鳥公園_レンジャー撮影
【キビタキ】
なんと綺麗なキビタキのオスでした!少しの間、近くの枝に止まっていてくれましたが、すぐに茂みの中へ入ってしまいました。

9月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、イカルチドリ、タシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、オオタカ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ (33種)

東淡水池の湿地部分に、イカルチドリがいるとお客様から情報をいただき、早速見に行くと…イカルチドリ_20200926_東京港野鳥公園_レンジャー撮影
【イカルチドリ】
湿地の上を歩き回りながら、採食していました。時折水浴びをしている様子も、観察することが出来ました。

ネイチャーセンターの地下1階で実施している「干潟のいきものウォッチング」。
カニを観察していると、視界の端でトトト…と何かが走りました。ヨシ原から出てきたヒクイナです。
DSCN8290
【ヒクイナ】
干潟の生きものを観察していると、イソシギやハクセキレイ、ヒクイナなどが間近で見られることもあります。
ぜひ、ネイチャーセンター地下1階にお越しください。

9月25日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、トビ、ハヤブサ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ (30種)

昨日からのパッとしない天気は続き、今日も強い風と雨に見舞われた野鳥公園。そんな悪天候の中、東淡水池の上を1羽の鳥が猛スピードで飛んでいきました。ハヤブサ_20200925_東京港野鳥公園_レンジャー撮影
【ハヤブサ】
飛んできたのはハヤブサでした。風に乗って、あっという間に園外へと飛び去っていきました。

お昼ごろになると、潮入りの池の島に2羽のアマサギが飛んできました。アマサギ_20200925_東京港野鳥公園_レンジャー撮影
【アマサギ】
島に降りてきて、雨に濡れた羽をていねいに羽づくろいしていました。

【おしらせ】
明日9月26日(土)・27日(日)に、ネイチャーセンター地下1階の「がた潟ウォーク」で、「干潟のいきものウォッチング」を実施します。
観察ポイントに看板をたてているので、クイズにこたえたり、観察をしてください!

IMG_E9654
時間:9:00~16:30(参加自由)
干潮で観察しやすい10:00~12:00はレンジャーも常駐しています。

ぜひお越しください!

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