東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

カテゴリ: イベントレポート

本日(12/2)行ったイベント『カマキリの卵をさがそう!』をレポートします。

スタッフで下見を行った際、今年は例年よりもカマキリの卵が少ない印象でした。
「イベントではカマキリの卵、全然見つけられないかなぁ」と不安でしたが、今日は参加者の方々がたくさん卵を見つけてくれました!

はじめに、カマキリの一生や、種類、卵のある場所などを簡単に写真や絵で説明したあと、卵を探しに出発しました!カマキリの卵をさがそう!-181202-自然生態園ー恩田 (2)
出発してすぐ、管理事務所の壁ではハラビロカマキリの卵、近くの木ではオオカマキリの卵を発見しました!カマキリの卵をさがそう!-181202-自然生態園ー恩田 (3)
【ハラビロカマキリ 卵】カマキリの卵をさがそう!-181202-自然生態園ー恩田 (4)
【オオカマキリ 卵と成虫】
陽のあたるところでは、日向ぼっこする成虫の姿も見つけることができました。

自然生態園内では、木の幹や枝、草原でもカマキリの卵が見つかりました!カマキリの卵をさがそう!-181202-自然生態園ー恩田 (5)
「あ!あそこにも見つけたよ」と、参加者のみなさんも段々見つけるのが得意になっていきます。

鳥に食べられたと見られるハラビロカマキリの卵もありました。

田んぼのまわりでは自由に探す時間を設け、カマキリの卵探しを行いました。
園内では、なかなか見つからないチョウセンカマキリの卵を見つけた子もいました!

4号観察小屋ではコカマキリの卵を観察。カマキリの卵をさがそう!-181202-自然生態園ー恩田 (8)
ということで、今日は
ハラビロカマキリの卵  38個
オオカマキリの卵     8個
チョウセンカマキリの卵  2個
コカマキリの卵      1個
合計、49個の卵を見つけることができました!

カマキリの卵や成虫をはじめ、様々な環境で生きる野鳥公園の生きものたちを観察できた1日となりました。

ご参加いただいた皆さま、本日はありがとうございました!今後のイベント情報はこちらをご覧ください。

本日(11/3)行ったイベント『秋みっけ!ちびっこ自然あそび!』をレポートします。

秋らしい良い天気だった今日、自然生態園をさんぽしながらたくさんの秋を見つけてきました!
外に出かけるとすぐ「秋みっけ!!」どんぐりがたくさん落ちています。
ついつい地面のどんぐりに夢中になりますが、幹を触わりながら見上げてみると、大きな木です。
秋みっけ!ちびっこ自然あそび!ー181103ー長縄撮影 (5)
【マテバシイの木の前で】
おさんぽは続きます。
おっ?大きなクモの巣が!よく見ると真ん中にクモがいます。黄色に赤、黒と派手な「ジョロウグモ」です。近くを探していると、木の幹に白い綿菓子のような塊がみつかりました。
ジョロウグモ卵隗
ジョロウグモの卵(卵のう)です。
卵を見ていると、今度は足元で「トカゲ!」と子どもたちの声がしました。
見てみるとカナヘビが2匹!すると今度は違うところから「カマキリがいたよ~」と声が聞こえてきます。
草むらのほうに近づくと、ツチイナゴやオンブバッタも隠れていました。
にぎやかなおさんぽは、まだまだ続きます。
秋みっけ!ちびっこ自然あそび!ー181103ー長縄撮影 (12)
【落ち葉のグラデーション!】
ここでも「秋みっけ!」色も、形もみんなばらばらの葉っぱ。
赤・黄色・茶色・緑、色のグラデーションを目で楽しみました。
学習センターに戻り、どんぐりを食べるいきもののお話と、今日見つけた「秋みっけ!」をみんなで話して、あっという間にお昼です。

未就学児(3歳~6歳対象)のイベントは今年度終了しましたが、11/18日の「里地里山フェスティバル」はご家族で楽しんでいただけます。
みなさまのお越しをお待ちしております。


本日(10/21)に行なったイベント「草ぼーぼーでいきものさがし ~ひっつき虫編~」のレポートをします。

少人数での開催となったので、プライベートガイドで一緒に色々と探して、じっくり観察できました。

自然生態園にある草ぼーぼーゾーンに行き、ひっつき虫と呼ばれる植物のタネを探し、ひっつく仕組みと、その狙いを一緒に観察して、考えました。
PA210005
【草ぼーぼーゾーンの様子】PA210002
フェルト生地で草ぼーぼーゾーンをなでると、ひっつき虫がびっしり!
ひっつき虫と呼ばれるタネをつける植物は、自分の子どもであるタネを動物にあちこちへ運んで欲しいという狙いでタネに工夫をしていると言われています。
タネの表面に毛がびっしり付いていたり、ひっかかりの毛があったり、フックがあったり、べたべたしたり、種類によって様々な工夫があります。PA210008
【ミズヒキ】PA210009
【ヒナタイノコヅチ】
ひっつき虫以外にも、目線を変えると色々なドングリが落ちていたり、ハラビロカマキリとその卵や、コバネイナゴ、アキアカネ、ジョロウグモ、ニホンカナヘビなど、たくさんの発見がありました。PA210006
【マテバシイ】アキアカネ_181021_東京港野鳥公園_恩田撮影_MG_0705_trim
【アキアカネ】

このイベントで、ひっつき虫を始め、多様な生きものが見られる東京港野鳥公園の自然環境を楽しんでいただけたでしょうか。

本日は、ご参加してくださり、ありがとうございました!

澄み切った秋晴れの中、イベント「バードウォッチング入門」を実施しました。

まず、野鳥の見つけ方やコツなどを室内でレクチャーしました。BW入門ー181007-恩田撮影 (7)
どうやって野鳥を見つけるの?
ものさし鳥って?
など、観察の基本を学んでから、バードウォッチングへ出発しました。

はじめに、ネイチャーセンター2階から潮入りの池にいる野鳥を観察しました。干潟の上ではコサギが脚を震わせ食べものを探す様子や、カイツブリが潜る姿などが見られました。

つぎに、ミニ生態園へ出て、”音”で野鳥を探しました。BW入門ー181007-恩田撮影 (2)
目を閉じ、耳をすませてみると、「ギチギチッ」と鳴くモズの声や、「アーアー」というハシブトガラスの鳴き声が聞こえてきます。目だけではなく、耳も使ってバードウォッチングを楽しみました。

すこし足をのばして、前浜干潟へ向かいながら野鳥を探しました。姿は見えなくても「ヒーヨ」と、ヒヨドリの鳴き声があちこちから聞こえてきました。

前浜干潟では飛んできたイソシギが見られたり、海に潜るカワウの様子が観察されたりしました。

最後にネイチャーセンターに戻って、全員で鳥あわせです。BW入門ー181007-長縄撮影 (3)_retouch
1時間半と少ない時間でしたが、18種類もの野鳥を観察することができました。
行動観察や鳴き声での聞き分けなどもでき、充実したイベントとなりました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!


12月からは「はじめてみようバードウォッチング」と題する、初心者向けのイベントを開催予定です。
~今後のイベント~
こちらもぜひ、ご検討ください。

本日(9/23)に行なったイベント「草ぼーぼーでいきものさがし ~虫さがし編~」のレポートをします。

つい先日まで雨が続き、気温も低くなっていたので、昨日の下見でも「虫の数が少ないな~」「ジョロウグモも何となく寒そう…」という印象でした。

しかし、今日、蓋を開けてみたら生きもの盛りだくさん!という状況!

たくさんの生きものを発見し、観察することができました。

全体の流れは以下の通りです。20180923草ぼーぼで虫探し (18)
「草ぼーぼーって何?どんな生きものがいそう?」ということで、学習センターで少しお話をしてから自然生態園へ出発!20180923草ぼーぼで虫探し (21)
虫とり網を持参してくださったご家族もいましたが、今日、レンジャーが虫とり用に用意したのは、プラスチックのカップ。

そっと生きものに近づいて、カップと、蓋になる画用紙を使って捕まえる作戦です。

これが結構良くて、虫とり網だと草むらをぐちゃぐちゃにしてしまうこともあれば、周りの人に網の柄が当たる危険もあるのですが、カップだと草むらはそのまま、周りの人への危険もありません。

捕まえた生きものもそっと虫かごに入れるだけです。

本当にたくさん見つかりました。

【見つかった虫】
オンブバッタ、ショウリョウバッタ、ツチイナゴ、コバネイナゴ、クビキリギス、クダマキモドキの仲間、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、オカメコオロギの仲間、ナナホシテントウ、オオカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリ、シオカラトンボ、アキアカネ、ノシメトンボの仲間、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、アカボシゴマダラ、スズメガの仲間の幼虫、キムネクマバチ

【その他の生きもの】
アズマヒキガエル、ニホンカナヘビ、シマヘビ、ジョロウグモ、イオウイロハシリグモ

覚えている限り、これほど見つかりました。20180923草ぼーぼで虫探し (23)
見つけて捕まえたアズマヒキガエル20180923草ぼーぼで虫探し (35)
親子で一緒に生きもの探しの様子20180923草ぼーぼで虫探し (39)
みんなが見つけてきた生きものの観察。
虫さがし編ですが、虫以外にも色々と見つかりました!20180923草ぼーぼで虫探し (54)
最後は、学習センターに戻り、涼みながら、親子で見つけた生きものと、見つけた環境のスケッチ。

皆さん、虫とりもスケッチも親子で熱中し、楽しんでくださっていた様子で、とても嬉しい限りです。

ご参加の皆さま、今回はご参加くださり、ありがとうございました。

※捕まえた生きものは、イベント終了後にレンジャーが元の草地へ放しました。

今後の行事予定はコチラ↓↓
http://www.wildbirdpark.jp/pdf/2018_gyouji_10-3.pdf

↑このページのトップヘ