臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

日中とても暖かくなり、自然生態園では様々な昆虫たちが活発に動く様子が観察できました。

まず出会ったのは、まるで小枝のような見た目のしゃくとりむし。
木の幹に上手く擬態しています。
DSCN0748
【チャエダシャク】ガの幼虫


草むらにはテントウムシがいました。
DSCN0291
【ナナホシテントウ】


花には、吸蜜のため生きものたちが集まります。
DSCN0288
【ナミアゲハ】
ヤマツツジの蜜を吸っています。


シロツメクサにやって来ていたのは、
DSCN0767
【アオスジアゲハ】

DSCN0810
【コアオハナムグリ】


ゲンゲ(レンゲソウ)には、クマバチが来ていました。DSCN0777
【キムネクマバチ】
美味しそうに蜜を吸っています。


ヤハズエンドウ(別名:カラスノエンドウ)の花から花へ素早く飛び回っていたのは、
DSCN0807
ホシホウジャクです。ホバリングし、長い口を伸ばして吸蜜します。
DSCN0802
【ホシホウジャク】


最後は、ケキツネノボタンの上で日向ぼっこ中?のカメムシ。
DSCN0787
【ブチヒゲカメムシ】


皆さんも、身近な場所で足下の自然を観察してみてください。
きっとそこには、生きものたちの小さな世界が広がっていますよ。


【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間