10月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、オオバン、イソシギ、ハマシギ、ウミネコ、トビ、ツミ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ (46種)

東淡水池では、ミコアイサのメスを観察できました。今季初記録です。
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【ミコアイサ/メス】
東淡水池のホシハジロの群れに混ざって、休息していました。お昼頃に潮入りの池の方向へ飛んで行ってしまったようです。
例年、野鳥公園にやって来るミコアイサは、1日でどこかへ移動してしまう事が多いのですが、明日以降も見られるでしょうか...?

前浜干潟では、観察デッキの左手にある水門からの放水路沿いの杭やフェンスで2羽のカワセミ幼鳥が見られました。
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【カワセミ】
最初は1羽が杭にとまり、魚を探している様子でしたが、もう1羽がフェンスにとまると警戒態勢を取っていました。
この後、後から来た1羽に執拗に追われていたので、縄張り争いをしているようです。

また、観察デッキの真下では、セグロセキレイがいました。
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【セグロセキレイ】
セグロセキレイは最近、よく前浜干潟エリアで観察されていますが、今日はトンボ(アキアカネ?)を捕まえ、叩きつけたり、逃げられたりしながらも、しっかりと食べていました。

自然学習センター前の樹林では、ジョウビタキのオスを観察できました。
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【ジョウビタキ/オス】
いつもは、低い草やぶで見かける事が多い気がしますが、今日は5mほどの高さで、木から木への移動を繰り返していました。お客様からの情報によると、メスも近くにいたようです。

閉園間際の潮入りの池では、ハマシギが2羽、飛来しました。
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【ハマシギ】
潮入りの池の島(通称;アジサシ島)で休んでいましたが、イソシギに追われ、前浜干潟の方へ飛んで行ったのですが、再び戻って来て、同じ場所で休息していました。

お客様情報では、自然学習センターの上空でチュウヒが見られたそうです。