ネイチャーセンター横の芝生地と東淡水池の間には、休耕田を「模した」泥湿地がありました。
実は、最近になって判明しました。ポジ_1992年4月_休耕田
写真は、1992年4月の様子です。

現状、ここは、いつの間にかクズ群落となり、その下にノイバラが多数生えています。

湿地帯の貴重性が問われる昨今、原状回復も兼ね、改めて、ここを田んぼ状の泥湿地として再整備することになりました。

その上で、再整備にあたり、以下を見込んでいます。

①水生昆虫、湿生植物など、水辺の生物の場になる
 (例:トンボ類、ゲンゴロウ類、マツモムシ類)
 → ②の採食対象を含む

②湿地環境を好む野鳥が利用する場になる
 (例:アマサギ、チュウサギ、バン、シギ・チドリ類)

※ 常に水が溜まることは想定していません
※ 周辺も刈り払うことで眺望も改善します

ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、既に現地では、以下のポスターを掲示しています。休耕田復元_サイン_221029