11月19日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ (41種)

前浜干潟では、カンムリカイツブリ2羽がいました。
そのうちの1羽は、デッキ前から奥の干潟方面へ飛んでいく様子が見られました。
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【カンムリカイツブリ】
カンムリカイツブリもカイツブリと同じく、助走のため、水面を走ってから飛び立ちます。
普段、飛ぶ様子を見る機会がなかなか無い印象です。
飛び立った後は、足の形状(弁足)も見られました。

前浜干潟の岩礁では、セグロセキレイを観察できました。
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【セグロセキレイ】
空中を飛ぶ昆虫めがけて、飛んでいました。朝からお昼にかけて、気温が上昇すると、昆虫の動きが活発になります。
セキレイ類のフライキャッチを観察したい場合は、晴れた日の午前9時~午前11時頃がおすすめです。
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【オオバン(左)とオカヨシガモ(右)】
潮入りの池では、オカヨシガモがオオバンの後をつけるように泳いでいました。
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なんと、オオバンが潜水して取ってきたアオサをオカヨシガモが奪い取ってしまいました。
潜水しないタイプのカモは、潜水が得意なオオバンを利用する事があります。
オオバンは少し迷惑そうにしていますが、オカヨシガモに奪われるのはごく一部なため、アオサを取る為に、黙々と潜水を繰り返していました。

自然生態園では、アオジが観察できました。
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尾羽の先に植物の種がついていました。小鳥も種子の散布の役に立っているようです。