11月22日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、トビ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アオジ、オオジュリン (42種)

今朝、潮入りの池の2号観察小屋前では、竹の杭にカワセミがとまっていました。カワセミ_221122_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5887_trim
【カワセミ】
池にダイブをし、小魚を捕まえ、叩いてから食べる様子も見られました。
朽ちて折れた木杭の代わりに、試しで打った竹杭ですが、近々、改めて、レンジャーで追加の杭を打つ予定です。
今度は、竹を3本くらい束ねるようにして打ってみようと考えています。

潮入りの池の北側の斜面では、ダイサギとアオサギが休息していました。
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【ダイサギ:亜種オオダイサギ(左)とアオサギ】
ダイサギの脚の部分をよく見ると、関節から上の部分が薄い黄色をしています。また、体格も隣にいたアオサギと同等か、少し大きく見えます。
このダイサギは、ダイサギの亜種の一つであるオオダイサギ(E.a.alba)だと思われます。オオダイサギは冬になると、北方から日本へと渡ってきます。
お客様からの情報によると、オオダイサギは、3号観察小屋でも観察されました。

前浜干潟観察デッキでは、ウミウが正面の岩場にいました。
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【ウミウ】
ここ数年、時々、1、2羽が確認されています。

東観察広場では、3羽のモズが間近で鳴き交わしていました。モズ_221122_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5871_trim
【モズ】
最近は、メスのなわばりになっていたようなのですが、観察広場付近にオス1羽が入り、大田市場側の樹林でもう1羽(雌雄不明)が鳴き、ピリピリとした雰囲気でした。
最後は、メスが残って高鳴きをしていました。
(写真のメスが食べている虫は、キリギリスの仲間であるヒメクダマキモドキか、サトクダマキモドキだと思われます)

4号観察小屋では、ジョウビタキのメスを観察できました。
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【ジョウビタキ/メス】
ヨシ原の中で「ヒッ、ヒッ」と盛んに鳴いていました。ジョウビタキのメスは、ネイチャーセンターの近くでも見られました。