本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、ノスリ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(26種)

お客様情報では、朝、サシバがネイチャーセンター前から東淡水池側に飛んで行き、カラスに追われながら、旋回上昇し、見えなくなったそうです。
写真を拝見しましたが、距離が近く、特徴がはっきり映っていました。

前浜干潟観察デッキからはイソシギを観察できました。
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【イソシギ】
羽繕いの仕上げに体を震わせて、モフっとしていました。その後は採食を始め、磯を歩き回っていました。

残念なお知らせなのですが、東淡水池で営巣をしていたカイツブリの巣には、またしてもアカミミガメが日光浴で登っていました。
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拡大すると…
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【カイツブリの巣があった所で日光浴をする2匹のアカミミガメ】
ここにいた親子がこの巣に戻る様子が確認できませんでした。
実は、今年、カイツブリの巣は、何回もアカミミガメに巣を壊されてしまい、受難が続いています。
(アカミミガメ対策を制作中です)

一方、以前孵化したカイツブリの幼鳥1羽は順調に成長しています。
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【カワウ/カルガモ/カイツブリ幼鳥】
カワウやカルガモがいるところで泳いでいました。
潜って魚を探すカワウが近づいてきた時には、水しぶきを上げて逃げていました。
水に潜るところや羽繕いをする様子を観察できました。

午後3時頃になると、ネイチャーセンター周辺でウスバキトンボたちが飛び交い始めました。
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【ウスバキトンボ】
ひらひらと飛びながら小さな昆虫を捕まえているようでした。観察していると、時折ツバメが近づいてきましたが、その際には四方八方へと逃げていました。