本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ(34種)

今日は、強風で林も水面も強風で荒々しい状況になっていました。アメダスの羽田地点では、最大瞬間風速26.2m/sを記録したそうです。

全体的には小鳥も他の鳥も少ない中、この強風に煽られながらも猛禽類やハシブトガラスは時々飛んでいました。
ノスリ_240227_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0393_trim
【ノスリ(下)/ハシブトガラス(上)】
ノスリは、カラスに威嚇され、少し飛び立びたったものの、すぐに東淡水池の樹林にとまっていました。
ハイタカは強風でも複数のカラスに追われ、東淡水池の上空を飛んでいました。
オオタカ幼鳥をご覧になられた方もいました。

また、東淡水池では突風に飛ばされたカワウが、顔面からスライディングするような恰好で転がり落ちてきました。DSCN5253
【カワウ】
着地の体制や泥だらけになった姿を見て心配しましたが、少し風がやわらいだ隙に飛び立ちました。

スズメ_240227_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0420_trim
【スズメ】
ネイチャーセンター横にあるミニ生態園では、ベンチの後ろにある丘をクズの藪からオギ・ススキを中心とする草地へ転換中です。
そこで今日もスズメたちが採食をしていました。
あと数年、程よく手入れをすれば、オギ・ススキの茅場になるでしょうか。
ジョウビタキ_240227_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0481_trim
【ジョウビタキ】
ネイチャーセンター正面の広場(大田市場側)では、ジョウビタキがいました。
強風の中、風が弱い所に逃げ込んでいたようです。
ボラ_240227_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0440_trim
【ボラ】
潮入りの池では、久しぶりにボラの稚魚の群れが見られました。
「煮干し」程度のサイズのボラが、およそ300~500匹いました。「シシャモ」程度のサイズのボラも30匹程度の群れで泳いでいました。