東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2016年07月

7月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (24種)

ソリハシシギが帰ってきました!
午前中の短い時間だけですが、潮入りの池にあるアジサシ島の周りを一羽がウロウロ。名前の通り少し上に反り返ったクチバシです。
ソリハシシギ_休息_2016-07-27 (4)
【ソリハシシギ】


東淡水池ではゴイサギの幼鳥が数羽、揃って休んでいました。
どこに何羽いるか、わかりますでしょうか?
ゴイサギ_ホシゴイ幼鳥_休息_2016-07-27 (6)

正解はこちら。
ゴイサギ_ホシゴイ幼鳥_休息_2016-07-27 (6)のコピー

5羽でした!
ヨシの中をよーく探してみてください。
ゴイサギ_ホシゴイ幼鳥_休息_2016-07-27 (5)
【ゴイサギの幼鳥】ホシゴイとも呼ばれます。

7月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、コチドリ、イソシギ、トビ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (24種)

潮入りの池にあるアジサシ島、コサギが固まって7羽もいる、、と思ったら
チュウサギ_休息コサギの中_2016-07-26 (3)

1羽だけチュウサギが混じっていました。
チュウサギ_休息コサギの中_2016-07-26 (2)
【チュウサギ】クチバシが黄色で先端が黒。


一方、東淡水池の真上では、トビにモビングしているチョウゲンボウが。どちらも久々に確認です。
チョウゲンボウ・トビ_モビング_2016-07-26


チョウゲンボウは東淡水池の奥側や泥湿地の上空で、見事なホバリングも見れました。風に身を任せて翼の動きが止まると、空にピタッととまっているように見えるほどです。

7月24日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、コチドリ、イソシギ、トウネン、キジバト、アオバト、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (25種)

自然生態園の雑木林にアオバト(雌)が飛来しました!!
野鳥公園では約5年ぶりの確認になります。
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【アオバト/雌】

来園者の方から『アオバトいたよ!』と教えていただき、早速現地へ向かったのですが…
深緑の葉に囲まれたアオバトを探すのは至難の業!!!
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【この中にアオバトがいます。さあどこでしょう??】



ここにいます!
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【アオバト/赤丸】

緑の体が周りの葉と同化して、とても見つけにくい…
居場所を教えて下さった皆様、どうもありがとうございました。 

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羽づくろいをしたり、伸びをしたりと、しばらく枝の上にいたのでじっくりと観察させてくれました。
クチバシや目の周りのコバルトブルー色がとてもきれいです。
aobatokao

7月23日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、トウネン、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (28種)

1、2号観察小屋前の干潟では、小さなカニたちがバンザイをしているかも?
tigogani1

バン・・・・・・・・
tigogani2
ザーイ!?

彼らは『チゴガニ』という、大人になっても1、2㎝ほどにしか成長しない小さなカニの仲間です。
バンザイのように見える動きは『ウェービング』といって、ナワバリや雌へのアピールのためにしているようです。

そばに寄れないのは残念ですが、双眼鏡(無料貸出あり)や備え付けの望遠鏡で観察することができますので、ぜひ探してみてください!かたそうな泥の上…が探すポイントです。

7月22日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、コチドリ、イソシギ、キジバト、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (22種)


コチドリが、貧乏揺すり?痙攣?と思ってしまうほど足を小刻みに震るわしています。



トトトトトト、パク! トトトトトト、パク!
干潟の泥の中に隠れているゴカイなどを振動で驚かせ、動いたところを巧みに捉えているんですね!

コチドリは、他のシギチドリの仲間に比べると1号・2号観察小屋の目の前まで来ることが多く、観察しやすいです。今日は東観察広場でも、直ぐ目の前の芝生にコチドリの親子が現れ、しきりに鳴き交わしていました。

見慣れた鳥たちも、ぜひ小さな動きに注目して、新しい発見をしてみてください。

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