東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2016年12月

2016年11月29日~2016年12月7日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

水辺の鳥

種名2930123467
オカヨシガモ    
ヒドリガモ     
マガモ
カルガモ    
ハシビロガモ
オナガガモ    
コガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
カイツブリ
カンムリカイツブリ       
カワウ
ゴイサギ       
アオサギ
ダイサギ
コサギ
バン  
オオバン
イソシギ  
セグロカモメ       
オオセグロカモメ    

山野の鳥

種名2930123467
ミサゴ       
トビ
ハイタカ     
オオタカ 
ノスリ
キジバト
カワセミ
コゲラ
モズ
オナガ  
ハシボソガラス      
ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
エナガ    
メジロ
ムクドリ  
シロハラ
アカハラ      
ツグミ
ジョウビタキ 
スズメ
キセキレイ       
ハクセキレイ
アトリ   
カワラヒワ    
シメ       
ホオジロ       
アオジ
オオジュリン      

12月7日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、アオジ、オオジュリン (39種)

潮入りの池の水面に茶色い鳥が降りていました。カモメの幼鳥かと思い確認すると、なんとオオタカでした。しばらくすると翼をばたつかせながら、ヨシ原に向かって移動を始めました。よく見るとカワウを掴んでいます。捕らえたカワウを水中に沈めた後、弱ったところで移動させたようです。

このあとは、ヨシ原の影になって見えませんでした。


また、自然生態園では、40~50羽のアトリの群れが一日を通して見られました。
atori
【アトリの群れ/芝生広場上空】
上の写真は『ブワッ』っという羽音と共に、上空を通過した時のものです。
学習センター周辺から芝生広場を行き来していたようです。

12月6日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、オオセグロカモメ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン (39種)

お昼近くになると、どんどん風が強くなり。鳥たちは大変そうでした。カワウは、潮入りの池におりて、アオサギはヨシのふちでじっとしていました。
IMG_1019

東淡水池は風があたる波立つ水面には、じっとしていられないようで、奥に集結していました。水面の様子でどの範囲まで北風が当たるのか、はっきりわかり興味深い風景でした。
IMG_1014

ノスリは風にあおられて、西淡水池の周囲の木を転々としていました、普段はじっとしていることが多いのですが、今日は風に飛ばされるように枝から離れ、ふらつきながら次の枝に移っていました、こちらに尾を向けている画像ですが、風上の北に向いて立っているからでしょうか
IMG_0990

12月4日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、アオジ (38種)

暖かく過ごしやすかった今日、イベントや団体のお客様も多くにぎやかな一日でした。

歩きながら園路沿いの木に目をやると?おやおや誰かがいます。
20161204 ジョロウグモと卵のう
赤と黄色の紅葉のような色をまとった「ジョロウグモ」です。
よ~く見てみると、白いわたあめのようなものがあります。卵がたくさんつまっている「卵のう」です。
お母さんジョロウグモが守るように覆いかぶさり、守っています。
この「卵のう」は冬の間小鳥たちの大好物で、見つかると食べられてしまいます。
葉っぱの裏に上手に産んだので、この卵たちは無事に春を迎えられるかな?


同じ「卵のう」つながりで、自然生態園では【カマキリの卵をさがそう!】のイベントを行いました。
野鳥公園にいるカマキリは4種類。
kamakiri4syurui
今日は全種類の卵が見つかり、すべて合わせて87個の卵が見つかりました!
kamakirikekka
【参加者の皆さんと一緒に作った卵シート】
kamakirikekka2
【集計結果】

kamakirisagasityuu
【卵さがしの様子】
最初は「卵ってどこにあるの?」と、顔の目の前にあった卵が見つけられなかった子どもたちも、しばらくしたら「ここも!」「あっちにも!」と次々に発見!
スタッフが下見をしたときよりも、たくさん卵が見つかりました・・・笑

たくさんの赤ちゃんグモ、赤ちゃんカマキリが生まれてくることを願って、春を待ち望みたいと思います。
イベントにご参加された皆様、お疲れ様でした!

12月3日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、アオジ (37種)

今日は風もなく、快晴。すごしやすい一日でした。
東淡水池では倒したヨシに乗ってお食事中のバンがいました。時々、このモサモサした穂に頭を入れてうれしそう。
IMG_0953

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