東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2019年10月

10月31日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、アオアシシギ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ジョウビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (32種)

3号観察小屋の目の前では、マガモが休んでいました。マガモー191031-西淡水池 (3)
【マガモ】
太陽にあたる度、頭の緑色光沢が輝いていました。もうすっかり、繁殖羽にかわったようです。

また、園内のあちこちでは、メジロの姿をよく見かけるようになりました。メジロー191031-東園
【メジロ】
このときは、3羽で鳴きあっている様子が見られました。

10月30日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、アオアシシギ、イソシギ、トビ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (35種)

東淡水池では、最近毎日のようにノスリが見られています。今日は珍しく、2羽が同じ枝にとまっていました。ノスリー191030-東淡水池
【ノスリ】
また、潮入りの池の島には、アオアシシギがいました。アオアシシギー191030-潮入りの池
【アオアシシギ】
石の影で座って休んでいるのも合わせて、全部で7羽確認できました。

ネイチャーセンターの玄関には、アケビコノハの成虫がとまっていました。アケビコノハー191030-NC
【アケビコノハ】
木の葉のような体をしていて普段はなかなか見つけられないのですが、今日は白い壁にとまっていて、とても観察しやすかったです。

10月29日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オシドリ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、トビ、オオタカ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (30種)

今日はあいにくの雨でしたが、潮入りの池にオシドリが2羽どこからか飛んできました。
オシドリ_191029_潮入りの池
【オシドリ】
飛んできた2羽ともオスだったようで、鮮やかな色をしていました。しばらく潮入りの池でゆっくりしたのち、園外へと飛んで行ってしまいました。

10月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ (39種)

今朝ネイチャーセンターの屋上から、1羽の鳥が顔を覗かせていました。イソヒヨドリ_191027_潮入りの池
何かと思い双眼鏡で見てみると…イソヒヨドリ_191027_潮入りの池2
【イソヒヨドリ】
イソヒヨドリのメスでした。姿を見せてくれたと思ったら、すぐに屋上の奥に歩いて行ってしまいました。

また、ネイチャーセンター近くではジョウビタキのオスが見られました。ジョウビタキ_191027_潮入りの池
【ジョウビタキ】
枝の中に隠れていましたが、モズが飛んできて追い払ってしまいました。

本日(10/26)行ったイベント『東京湾干潟の生きもの調査隊!』をレポートします。

保護区の前浜干潟で生きものを調べるイベントを開催しました。
このイベントは、干潟にどんな生きものがいるのか、調べる『調査』をレンジャーと一緒に体験していきます。さっそく、調査隊員たちと干潟に出発。
大きな石やカキが広がる「磯」エリアと「砂」エリアで生きものを探します。
20191026_東京湾干潟の生きもの調査_ wbsj3
磯エリアでは石をひっくり返して見つかるカニの仲間などを見つけバケツに入れていきます。砂エリアでは砂を掘り返しザルでふるい、ザルに残った生きものをトレイに入れていきます。
20191026_東京湾干潟の生きもの調査_ wbsj4
見つけた生きもの持ち、ネイチャーセンターに戻りじっくり見分けて調べます。
20191026_東京湾干潟の生きもの調査_ wbsj
カニの仲間や多様な貝類、ゴカイの仲間、ハゼの仲間などなど、たくさん見つかりました。
20191026_東京湾干潟の生きもの調査_ wbsj2
磯はイソガニの仲間、ハゼの仲間のミミズハゼが特に目立ちました。砂はコメツキガニという砂地に巣を作るカニが特徴でしょうか。
レンジャーも年に2回、干潟の生きもの調査を実施しています。「調べる」ことを通して、干潟に変化があるのかなど、ひきつづきみなさんとも見続けていきたいと思います。

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