東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2020年10月

10月31日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タシギ、アオアシシギ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ (44種)

開園してすぐのこと、東淡水池の上空を飛んでいたノスリを、2羽のチョウゲンボウが盛んにモビング(追い払い行動)をしていました。ノスリ・チョウゲンボウ_20201031_東京港野鳥公園_レンジャー撮影
ノスリ・チョウゲンボウ_20201031_東京港野鳥公園_レンジャー撮影2
チョウゲンボウは、ノスリのすぐ近くを飛んだり、頭を押さえつけたりと執拗に追いかけまわしていました。ノスリ・チョウゲンボウ_20201031_東京港野鳥公園_レンジャー撮影3
逃げるノスリは、頭を押さえつけられバランスを崩すも、何とか立て直し、最後は何とか逃げることが出来ました。ノスリ・チョウゲンボウ_20201031_東京港野鳥公園_レンジャー撮影4
【上:ノスリ ・ 下:チョウゲンボウ】
倍近い体格差がありながら、追いかけまわしていたチョウゲンボウ。5分以上もモビングをしていました。

10月30日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タシギ、アオアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (42種)

昨日、潮入りの池の左側(東淡水池側)のヨシ原を少し後退させるべく、ヨシ刈りを行いました。
ご来園いただいた皆様には観察の支障となり、ご迷惑をおかけしました。また、ヨシ刈りにご理解・ご協力下さり、ありがとうございました。
PA290006
【作業前】PA300030
【作業後】
P1440003
地下1階遊歩道「がた潟ウォーク」からの眺望。
今まで地下1階からはヨシの向こうが見えずにいた干潟も見やすくなりました。
アオアシシギ_201030_東京港野鳥公園_恩田幸昌_P1440001_trim
【アオアシシギ】
地下1階から観察していると、42番の青白のフラグをつけたアオアシシギが見られました。イソシギ_201030_東京港野鳥公園_恩田幸昌_P1440013_trim
【イソシギ】
ヨシの刈り払いをした所をウロウロとしていたイソシギ。羽繕いをしていました。

地下1階で野鳥を観察をされる際は、ご自身や三脚などが落下しないよう足元にご注意ください。
また、他に通行される方がいる場合は道をお譲りください。

10月29日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、バン、オオバン、イカルチドリ、タシギ、アオアシシギ、イソシギ、トビ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (41種)

東淡水池周辺では、今日もジョウビタキが「ヒッ、ヒッ」と一生懸命、鳴いていました。
ジョウビタキ(オス)_201029NC横芝生広場周辺_古沢R撮影
【ジョウビタキ】
昨日はオスもメスも見られましたが、今日はススキの上に止まっているオスの姿をよく見ることができました。

自然生態園では、3号観察小屋入口周辺の林で、エナガが群れとなって行き来していました。
エナガ_201029_自然生態園_野口R撮影
【エナガ】
木についている虫を盛んに食べている様子でした。


10月28日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イカルチドリ、タシギ、イソシギ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (45種)

園内のあちこちで、「チッチッ」と小さな声が聞こえます。
冬鳥のアオジの声ですが、彼らはやぶの中など目立たない場所を好みます。DSCN8757
【アオジ】
今日は、落ち葉の上で食べ物を探しているアオジを、木と木の間からこっそり観察しました。声が聞こえたら、写真のような暗がりの地面を探してみてください。

ネイチャーセンター横の草はらを、ジョウビタキがよく飛び回っていました。ジョウビタキ_20201028_東京港野鳥公園_レンジャー撮影
【ジョウビタキ】
オスとメスの、両方の姿を見ることができ、地面に降りて採食している様子も観察できました。

10月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オシドリ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イカルチドリ、タシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ (42種)

ヨシガモ_201027_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5855_trim
【ヨシガモ】
3号観察小屋から対岸を観察すると休憩しているヨシガモたちが見られました。
周りでは、オオイヌタデのタネを食べているコガモ、バン、オオバンたちもいました。ノスリ_201027_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5876_trim
【ノスリ】
東淡水池の対岸には保護区内に泥湿地があり、最近、ようやく耕耘と周辺の草刈ができました。
泥湿地近くの朽木の上にノスリがとまっていて、地面に降りて何かを狩ろうとしていました。アオサギ_201027_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5882_trim
【アオサギ】
今、耕耘を終えた泥湿地には水が溜まっていて、(残念ながら)アメリカザリガニやウシガエルたちが入ってしまっているので、それを食べにサギ類が時々入っています。オシドリ_201027_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_5899_trim
【オシドリ】
お昼前には、東淡水池にてオシドリがオス4羽、メス2羽が入っていました。
オシドリの確認は、今季初認となります。

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