臨時休園中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

園内の至る所で、様々な花が見られるようになってきました。
【イロハモミジ】
イロハモミジの黄緑色の葉と、赤い小さな花が太陽に照らされて、目にも鮮やかに映ります。

暖かい日が続き、爬虫類の姿も見られるようになりました。
【ニホンカナヘビ】
園内を散策していると、ニホンカナヘビが草むらから顔をのぞかせ、こちらを見ていました。

ヨシ原で採食しているオオジュリンの中に、ホオジロが2羽混ざっていました。
【ホオジロ】
ヨシの先端に器用に掴まり、穂をついばんでいる様子が観察できました。

【休園期間】2020年12月26日(土)～当面の間

臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものの様子をお伝えします。

数日前に渡ってきたばかりのコチドリは、潮入りの池で食べ物を探して走り回っています。

目が合い、「何見てんのよ」と言われた気がしたので、すぐに退散。
野鳥たちはこれから子育ての季節。
お邪魔をしないよう、少しでもこちらを気にしている素振りがあれば、そっと距離をとりましょう。

園内では野草が次々と開花していますが、樹木でも春を感じられます。
ハート型の葉っぱがかわいいカツラは、小ぶりな葉っぱをつけていました。よく見ると、赤いひょろひょろとした花も咲いています。

また、春に紅葉して葉っぱを落とすクスノキは、この時期「緑色の葉」「紅葉した葉」「新緑の葉」と、3種類の葉っぱが同時に見られ、不思議な色合いです。


皆さんのお家のまわりでも、草花や木で季節を感じられると思います。感染対策をしながら、お散歩を楽しんでみてください。

【休園期間】2020年12月26日(土)～当面の間

臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものの様子をお伝えします。

暖かくなり、小さな虫が目立つようになった野鳥公園。そんな虫たちを求めて、東淡水池の上をたくさんのイワツバメが飛び回っていました。

【イワツバメ】
1羽ずつで追いかけたり、編隊を組んで飛び回ったりと、様々な動きを見せてくれました。

ほぼ満開になったサクラの木には、ヒヨドリ、メジロ、スズメなどの鳥たちが集まってきます。
花の蜜を吸うメジロは、本来黒いはずのくちばしが、花粉で真っ黄色になっていました。

【メジロ】

その隣では、今日もヒヨドリが豪快に花を食べていました。
【ヒヨドリ】


【休園期間】2020年12月26日(土)～当面の間