東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2021年04月

オンライン講演開催のお知らせです。
海ごみ講座広報【改】

私たちの生活の中にあふれるプラスチック。
それらはごみとなり、大量に海に流れ出ています。
海に面した東京港野鳥公園にも、日々たくさんのごみが流れ着きます。うみごみ
時には、野鳥をはじめとする生きものを傷つけることもある海のごみ。
海のごみの問題を知り、私たちにできることを考えませんか?

今回は、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発表されている京都府の亀岡市より、山内剛氏にお話していただきます。
山内氏は、全国初のプラスチック製レジ袋提供禁止条例の制定に尽力されました。
現在も「リバーフレンドリープロジェクト」「亀岡のおいしい水スポット」など、さまざまな取り組みを展開されています。

オンライン講演
「未来のために知っておきたい、海とプラスチックの話


◇日時:2021年5月23日(日)13:00~14:10
◇講師:山内剛氏
亀岡市環境先進都市推進部
◇開催方法:ZOOMウェビナーを使用

【申し込み方法】
メール申し込み/下記宛に、お送りください。
宛先:yachokouen.event@wbsj.org
件名:オンライン講演申し込み
本文:参加者の氏名、電話番号、メールアドレス

締切:5月19日(水)
※@wbsj.orgからのメールを受信できるよう、設定してください。
※メール受信後、4日以内にお返事をお送りします。届かない場合は、03-3799-5031までお問い合わせください。
※参加受理のメールのあと、開催3日前にZOOMのURLをお送りします。

臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

日中とても暖かくなり、自然生態園では様々な昆虫たちが活発に動く様子が観察できました。

まず出会ったのは、まるで小枝のような見た目のしゃくとりむし。
木の幹に上手く擬態しています。
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【チャエダシャク】ガの幼虫


草むらにはテントウムシがいました。
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【ナナホシテントウ】


花には、吸蜜のため生きものたちが集まります。
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【ナミアゲハ】
ヤマツツジの蜜を吸っています。


シロツメクサにやって来ていたのは、
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【アオスジアゲハ】

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【コアオハナムグリ】


ゲンゲ(レンゲソウ)には、クマバチが来ていました。DSCN0777
【キムネクマバチ】
美味しそうに蜜を吸っています。


ヤハズエンドウ(別名:カラスノエンドウ)の花から花へ素早く飛び回っていたのは、
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ホシホウジャクです。ホバリングし、長い口を伸ばして吸蜜します。
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【ホシホウジャク】


最後は、ケキツネノボタンの上で日向ぼっこ中?のカメムシ。
DSCN0787
【ブチヒゲカメムシ】


皆さんも、身近な場所で足下の自然を観察してみてください。
きっとそこには、生きものたちの小さな世界が広がっていますよ。


【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間








臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

今日は、ネイチャーセンター前の島に、待ちに待ったシギの仲間が来ていました。
チュウシャクシギ_210420_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6854_trim
【チュウシャクシギ】
1羽だけいたチュウシャクシギは、この写真を撮った直後、ハシブトガラスに追われたオオタカ成鳥が上空を飛んだために、逃げてしまいました。
(オオタカ、まだいたのか…となりますね。そして、ネイチャーセンターの窓越しに撮ったので、映像がボケていてすみません…)
他にもスズガモ約50羽、ヒドリガモ約40羽などもいましたが、皆、オオタカに驚いて慌てていました。
そして、その混乱で見失ったチュウシャクシギは、チュウシャクシギ_210420_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6864_trim
前浜干潟観察デッキ近くにいました。

また、コチドリは、先日、潮入りの池で交尾をしていましたが、今日もディスプレイをしていました。
今年も繁殖してくれることを願うのみです。

干潟には、冬眠から目覚めたトビハゼもひょっこり。DSCN0461
カニたちも活発に動いており、干潟がにぎやかになってきました。

【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間

臨時休園期間中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

先日の雨の日、園内を巡回していると、
ネイチャーセンターから前浜干潟観察デッキへ向かう園路で、何やら足元でうごめくものが…
カニです!(動きを止め、警戒しながらじっとこちらを見ています。)
1
【クロベンケイガニ】

雨の中、たくさんのカニが活発に園路を歩き回っていました。


潮入りの池では、スズガモのオスが休んでいました。
羽根が雨粒を弾いているのが分かります。
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【スズガモ】


前浜干潟では、
3
【イソシギ】

4
【ハクセキレイ】

5
【コサギ】

が、いつもと変わらず活動する様子が観察できました。

雨の日でも、身近な場所を探してみると、そこには色々な発見があるかもしれません。


【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間




臨時休園中ですが、東京港野鳥公園の生きものたちの様子をお伝えします。

4月に入り、そろそろ冬鳥たちも渡りの季節。
野鳥公園の池には、渡り前のカモたちが集まっています。
キンクロハジロはお腹を見せたセクシーポーズで、羽づくろいをしていました。DSCN0447
やわらかそうなお尻の羽や、足の水かきがよく観察できます。

その近くでは、夏鳥のツバメが泥をくわえて飛び去りました。DSCN0452
巣材集めをしているようです。

みなさんのお家のまわりでも、鳥たちが子育ての準備を始めているかもしれません。
これからの季節、「巣から落ちたヒナを見つけた」「どうすればいい?」と問い合わせを受けることがあります。

ヒナを見つけたら、親鳥がそばにいる可能性があります。
拾わずに、その場を離れることをおすすめてしています。
◇詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.birdfan.net/about/faq/find_hina.html
※参考:野鳥の子育て応援キャンペーン
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/

【休園期間】2020年12月26日(土)~当面の間

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