東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2021年06月

6月30日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、チュウシャクシギ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (24種)

ここ数日、東淡水池のセイタカシギのヒナの姿が見えにくく、ご心配の声もいただいておりましたが、今日は確認することができました。

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【セイタカシギの親子】
東観察広場から見ていると、草陰の左側から親鳥と共に出てきました。
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4羽のヒナは、数日前より少し大きくなっていました。順調に成長しているようです。
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今日も、元気に歩き回って採食をする様子が観察できました。

また、潮入りの池には頻繁にコアジサシ3羽が飛んできて、魚を狙って飛び込む姿が見られました。
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【コアジサシ】



6月29日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (26種)

今朝、自然生態園で観察できた生きものたちをご紹介します。

西淡水池(3号観察小屋前)には、カワセミの幼鳥の姿がありました。
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【カワセミ 幼鳥】
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水面から伸びたヨシに、静かにとまっています。

小雨が降る中、葉っぱの上では色々な昆虫がじっとしていました。DSCN3826
【マメコガネ】
主にマメ科の植物の葉を食べるコガネムシです。ツルっとした体が雨水を弾いています。
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【オオモモブトスカシバ】
後ろのあしが毛でフサフサしているガのなかまです。
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【イチモンジセセリ】
翅の紋が一文字状に並んでいるチョウのなかまです。

よく観察してみると、今日も色々な生きものたちとの出会いがありました。
明日はどんな発見があるか楽しみです。

6月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (27種)


東淡水池のセイタカシギのヒナたちは、朝から元気に動き回っています。
【セイタカシギ】
ヒナがジャンプしている様子も見られました。(動画の33秒頃~)

行動範囲が少しづつ広がり、島の裏側まで歩いていき、食べ物を探している時もありました。(時々親鳥の声が裏側から聞こえてきます)

また、ネイチャーセンターの地下1階「がた潟ウォーク」では、トビハゼが巣穴を掘っていました。DSCN1431
【トビハゼ】
その近くには、卵でお腹が大きくなったメスのトビハゼも見られました。
先週は、今年生まれの小さなトビハゼが確認できたので、今年も繁殖が上手くいったようで安心しました。

6月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (27種)

梅雨に入り、晴れ間も束の間ぐずついた天気が続いています。
こんな季節の日は足元にいる生きものに目を向けてみるのはいかがでしょうか?
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【クロベンケイガニ】
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【園路を横断するクロベンケイガニ(赤丸)】
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【林に潜むクロベンケイガニ】

野鳥公園では、干潟だけではなく林内や草むら、園路等でカニと出会うことができます。
特にじめじめとした雨の日や、ネイチャーセンターから前浜干潟観察デッキの間の道を散策される際には、カニ探しをしてみるのはいかがでしょうか。


そして、前浜干潟では約3週間ぶりにアマサギが見られました!
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【3羽のアマサギ】

6月25日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (30種)

セイタカシギのヒナについて、嬉しい続報です!

6月1日から抱卵を始め、昨日、無事に孵ったセイタカシギのヒナ3羽。
そして今日、もう1羽孵化して合計4羽となりました!
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(4羽のうち1羽は親鳥の羽の中です)

今日も親鳥に見守られながら、水辺を歩き回って自力で食べ物を探していました。
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【セイタカシギの親鳥(左:オス/右:メス)とヒナ】
今後の成長に期待です。

一方、自然生態園の4号観察小屋前の池には、朝、カワセミの姿がありました。
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【カワセミ(幼鳥)】
羽根は比較的鮮やかな色になっていますが、まだ嘴(くちばし)が短いです。




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