東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2021年12月

12月28日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (39種)

東淡水池近くにある大木にオオタカの成鳥がとまっていました。
DSC_6396
【オオタカ】
羽繕いするなど、リラックスした姿を見せてくれましたが、ハシブトガラスに追われ、樹林の中に飛び込みました。

前浜干潟観察デッキ近くの樹林では、シロハラが観察できました。
DSC_6439
【シロハラ】
ヒヨドリやメジロの群れと一緒に、トウネズミモチの実を食べていました。

芝生広場や東観察広場にある樹林では、エナガの群れが観察できました。
DSC_6407
【エナガ】
ここ数日の雨や風の影響で、落葉樹の葉も落ちてきたので、枝の中を動き回る小鳥達が観察しやすくなりました。

本日が、年内最後の開園日となりました。本年もご来園いただき、ありがとうございました。
来年もまた皆様とお会いできることを楽しみにしております。
よい年をお迎えください。
日本野鳥の会レンジャー一同

12月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アオジ (35種)

お昼頃、いそしぎ橋から東観察広場に向かう途中、エナガの群れに出会いました。
DSCN0196
【エナガ】
木の枝から枝へと動き回る様子を、しばらく観察することができました。

日が傾いてきた頃、前浜干潟観察デッキ前は野鳥たちで賑わっていました。
DSCN0219
【タヒバリ】
岩の上には、タヒバリがいました。
ここ数日、この場所でよく観察されています。
DSCN0227
【タヒバリ(左)/ハクセキレイ(右)】
その後ハクセキレイに追い払われ、タヒバリは飛び去りました。

また、少し遠くの方には、オオバンやオナガガモ、スズガモの姿もありました。
DSCN0264
【オオバン(手前の黒い2羽)とオナガガモ】

DSCN0253
【スズガモ】

わずかな時間でも、様々な野鳥を観察することができました。








12月25日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、アリスイ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ (38種)

風が穏やかな雨上がりの開園時、水鏡となった潮入りの池に線状の雲が映し出されていました。
IMG_6476
【潮入りの池 / がた潟ウォークから撮影】

開園直後の潮入りの池や前浜干潟での観察は、逆光の位置となるため色が分かりにくくなる等の難しさはありますが、
IMG_6541
【前浜干潟観察デッキから撮影】
IMG_6542
【オオバン】
橋の上を次々と行き交う車、水鳥の周りでキラキラと輝く水面等、朝の雰囲気と生きものの景色はオススメしたいところです。

東淡水池にある止まり木に、カワセミが止まりました。
DSC_6370
【カワセミ】
カワセミは止まり木の上で魚を待ち構えていましたが、結局狩りは見られませんでした。

自然生態園のヨシ原では、ウグイスを観察できました。
DSC_6372
【ウグイス】
せわしなく動き回るので、見つけるのが難しい鳥です。「チャッチャッ」という鳴き声が聞こえたら、じっと静かに待ってみてください。藪の中を動き回るウグイスを観察できるかもしれません。

12月24日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アオジ (40種)

ヤマハゼの木の実に、シジュウカラやメジロ、コゲラたちが集まっていました。DSCN4463
【シジュウカラ】
ブログでも何度かお伝えしているとおり、小鳥たちに大人気の木。毎日食べられているので、木の実が残りわずかになってきました。DSCN4464
※木の上の方はすっかり無くなり、枝だけになっています。

ネイチャーセンターの上空では、数種類の猛禽類を確認しました。
DSC_6286
【ノスリ(右上)とトビ(左下)】
風もほとんど吹かなかったので、ノスリやトビが滑翔しながら、ゆっくり上昇していく姿を観察できました。
DSC_6227
【ハイタカ】
お客様からの情報で、東淡水池上空のハイタカも観察できました。3号観察小屋では、2羽のハイタカが同じ木に止まっていたそうです。

芝生広場では、スズメの群れが芝生に残った種子などを採食していました。
DSC_5950
【スズメ】

12月23日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、アリスイ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ (38種)

自然生態園にある炭焼き窯の柵の上に、ジョウビタキのメスが止まりました。
DSC_5892
【ジョウビタキ】
柵の上から何度も飛び降りて、落ち葉の下に隠れる小さな昆虫を採食していました。

潮入りの池ではミサゴを観察できました。
DSC_5999
【ミサゴ】
朝からお昼にかけて、強い風が吹いたので、ミサゴは飛ぶのも大変そうでした。

前浜干潟観察デッキでは、岩礁に止まる若いイソヒヨドリを観察できました。
DSC_6149
【イソヒヨドリ】
岩の隙間に隠れる小さなカニや節足動物を捕まえて食べているようでした。

カイツブリは大きなカニを捕まえていました。
DSC_6065
【カイツブリ】
一口では食べれないので、水面にカニを叩きつけ、脚やハサミを外してから飲み込み込んでいました。

↑このページのトップヘ