東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年03月

3月31日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コチドリ、イソシギ、トビ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、セッカ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (45種)


シジュウカラやウグイスなどのさえずりで、にぎやかな1日でした。
普段はなかなか姿を見せてくれないウグイスも、今日は頭上で採食をしながらさえずっており、姿もよく見られました。
東淡水池のまわりには2~3羽のウグイスがいるようで、同時にさえずりが聞こえることもあります。上手にさえずる個体もいれば、まだ練習中なのかほとんど音程を外している個体もいました。
※動画は、比較的上手なウグイスです!

また、園内は花や新芽で彩りが多くなっています。DSCN5479
【ユキヤナギ】
花のまわりは、チョウなどの昆虫もたくさん飛んでいました。DSCN5487
【アセビの花にやってきたルリシジミ】

3月30日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コチドリ、イソシギ、トビ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (37種)

4号観察小屋の近くにある木にモズのメスが止まっていました。
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【モズ・メス】
ヨシ原を更新する為に、4号観察小屋の横にあるヨシの刈り払いを10日前に行いました。見晴らしがよくなったこの場所は、モズのお気に入りの採食場になったようです。

潮入りの池では、スズガモやオオバンたちがジュズモやアオサの仲間と思われる藻類を食べていました。
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【スズガモ】
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【オオバン】
深い場所に生えている藻類も潜水して引き上げていました。

前浜干潟観察デッキでは、美しい繁殖羽に生え変わったカンムリカイツブリを目の前で観察できました。
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【カンムリカイツブリ】
カンムリカイツブリは、頭を突っ込んだり、浅く潜水して採食していました。潜水するとしばらく上がってきませんが、しばらくすると顔を出すので、注意深く観察してみましょう!

3月29日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コチドリ、イソシギ、セグロカモメ、トビ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ、オオジュリン (41種)

お客様から情報をいただき、ネイチャーセンターB1Fのがた潟ウォークで、コチドリを観察できました。
コチドリオス
【コチドリ・オス】
コチドリメス
【コチドリ・メス】
オスとメス、2羽のコチドリが付かず離れず一緒に採食していました。
コチドリの雌雄の判別方法は、目のアイリングの周りが黒いのがオス、オスと比べて淡く茶褐色なのがメスです。

潮入りの池では、繁殖地へ行くための春の渡りを控えるカモの羽数が増えてきました。
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【ヒドリガモ】
ヒドリガモがメスに求愛していました。

ネイチャーセンターの前にあるソメイヨシノは満開を迎えています。
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【メジロ】
花粉で嘴を黄色くしながら、長い舌を駆使して、メジロが蜜を吸っていました。


3月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (43種)

東淡水池では、ツバメと一緒に何かが飛行していました。
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【アブラコウモリ】
その正体はなんとアブラコウモリでした!よほど空腹だったのか、昼間に関わらず、ひらひらと舞いながら、東淡水池付近を飛ぶ小さな昆虫を採食していました。

ネイチャーセンターの近くにあるヤナギにハイタカの若鳥が止まりました。
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【ハイタカ・若鳥】
ヤナギの中からコウモリの飛んでいる方向を気にしていました。
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【ハイタカ・若鳥】
ゆっくりと飛行するアブラコウモリは、ハイタカにとって格好の獲物のはずでしたが、来園者の方達の真上を飛ぶアブラコウモリを捕らえる事は諦めたようです。その後、淡水泥湿地の奥の樹林の方へ飛び去ってしまいました。

自然生態園のオオシマザクラは満開を迎えています。
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【ヒヨドリ】
ヒヨドリが懸命に、花に頭を突っ込みながら蜜を舐めていました。

3月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、アオジ、オオジュリン (42種)

今日は雨が降ったりやんだりと不安定な天気でした。
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【潮入りの池の様子】
風が強く吹いたので、普段は前浜干潟の運河にいる鳥たちの一部は、潮入りの池に避難して来ているようでした。
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【カンムリカイツブリとスズガモ】
カンムリカイツブリが1羽だけ、スズガモ等の群れに混じっていました。
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【カンムリカイツブリ】
風に吹かれて、繁殖羽の美しい冠羽が逆立っていました。

2号観察小屋では、コサギを観察できました。
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【コサギ】
水際に魚群を追い込み、見事にキャッチ!小魚を一飲みにしていました。

前浜干潟では約2週間ぶりにウミウを確認!
幼鳥の証である茶色の羽の一部が、黒色(カワウと比べるとやや緑味のある黒色)の成鳥の羽に生え変わっています。
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【ウミウ】

また、ネイチャーセンター内では小さな生きものの姿を発見…
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【ヤモリ】
暖かくなって動き始めたのでしょうか。建物や石の隙間等を住み家としているため、館内で時々観察することができます。

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