東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年05月

5月25日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、トビ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ (23種)

東観察広場から、カルガモの親子が観察できました。DSCN7721
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【カルガモ】
親鳥は捕食者を警戒しているのか、ヒナを隠すような行動をしていました。

また、同じく東観察広場からはカイツブリの親子も確認できました。DSCN6874
【カイツブリ】
親鳥の背中から顔を出すヒナを観察していると、ぴょこんともう1羽が顔を出しました。

もう1羽の親鳥は、ヒナたちにあげる食べ物を探して、何度も水中にもぐっていました。

5月24日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (30種)

キビタキ_220524_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1121_trim
【キビタキ】
今日は、2号観察小屋への分かれ道近くの樹林でキビタキ2羽がいました。
1羽は若鳥、もう1羽は成鳥でした。
久しぶりに林内でキビタキのさえずりが響いていました。カイツブリ親子_220424_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1168_trim
【カイツブリ】
今日は、お客様から「東淡水池でカイツブリの雛2羽がいたよ」「カルガモも雛が6羽いたよ!」という情報をいただきました。
レンジャーが確認したのは、カイツブリのみ親子を確認できました。
(別のカイツブリ成鳥がアオサギに襲われ、死亡したという事件もあったそうです…)チュウサギ_220424_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1171_trim
【ダイサギとチュウサギ】
そのカイツブリ親子の近くでは、東淡水池の浅場でチュウサギがダイサギ、コサギと一緒にいました。DSCN7470
【コチドリ】
レンジャーが行っている東保護区内の泥湿地の鳥類調査では、耕耘をして田んぼ状になっている泥湿地でコチドリが観察できました。
朝はダイサギ、コサギ、アオサギもいて、水鳥の利用が最近はよく観察できています。

・おまけ・
東観察広場からいそしぎ橋へ、下に降りる園路沿いで、アブラコウモリと見られるコウモリが1頭、木でとまっていました。アブラコウモリ_220424_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1147_trim
【アブラコウモリ?】

5月22日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (32種)

開園直後の潮入りの池にコアジサシが飛来しました。
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【コアジサシ】
何度か水に飛び込み、見事に小魚を捕らえていました。
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【コアジサシの群れ】
「キュイ、キュイ」と甲高い鳴き声が聞こえたと同時に10羽のコアジサシを確認しました。
例年だと5月中旬ごろから繁殖のための分散が始まります。森ケ崎水再生センターの屋上や多摩川など、どこか近くで多くのコアジサシが繁殖すれば、観察できる機会もふえるかもしれません。
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【ササゴイ】
水門の近くで狩りをしていたササゴイが1号観察小屋の目の前を飛んで行きました。
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【キアシシギ(左)とキョウジョシギ(右)】
前浜干潟観察デッキでは、岩礁の上で一緒に休むキアシシギとキョウジョシギを観察できました。

現在、ネイチャーセンターで実施中のシギ・チドリチ総選挙の中間発表をお知らせします!

シギチ総選挙 中間発表_pages-to-jpg-0001

1位は、コチドリが独走状態です!
黄色いアイリングのくりくりした目と、ちょこまか走る姿がおもしろいと人気を集めています。

タゲリやセイタカシギは、「上品」「美しい」という理由が多く、
4~7位のチュウシャクシギやキアシシギたちは、
野鳥公園での観察後に「かわいかった!」と投票してくれる方が多い印象です。

渡りの途中のシギたちは、北に向けて移動しているようで、少しずつ数が減ってきました。
シギ観察の方は、どうぞお早めにお越しください!

5月21日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、コアジサシ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (34種)

朝から雨がパラつく1日で、しっとり濡れた地面には、キノコが出ていました。DSCN6442
【ササクレヒトヨタケ】
「一晩で溶けてしまう」ことから「ヒトヨタケ」の名前がついたこのキノコ、明日にはどんな姿になっているでしょうか?

潮入りの池には、コアジサシがやってきました。DSCN6465
【コアジサシ】
魚を狙ってダイブをし、何度か失敗した後、見事魚を捕えていました。

ネイチャーセンター地下1階のがた潟ウォークでは、トビハゼが見られました。DSCN6476
【トビハゼ】
光や角度にもよりますが、双眼鏡で覘くと青いハート形の目がよく見えました。

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