東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年05月

5月20日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (33種)

今日の開園直後の潮入りの池は、満潮で干潟が出ていませんでした。
そんな中、わずかに残っている杭に…キアシシギ_220520_東京港野鳥公園_恩田幸昌_P1450203_trim
【キアシシギ】
キアシシギがとまっていました。
その後、2号観察小屋横では少し干潟が出てきていて、今日もソリハシシギがキアシシギに追われている様子が観察できました。

また、1号観察小屋では、綺麗な繁殖羽のダイサギを観察できました。
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【ダイサギ 】
小魚を次から次へと捕まえていました。

ネイチャーセンターの近くの園路では、昆虫を捕まえているスズメを観察できました。
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【スズメ】
チョウの幼虫と甲虫を嘴いっぱいにくわえていました。その場では食べていなかったので、巣で待つ雛のために持ち帰ったのかもしれません。

5月19日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、コアジサシ、ミサゴ、オオタカ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (37種)

2号観察小屋では、ソリハシシギを観察できました。
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【ソリハシシギ】
泥の中に潜むゴカイを食べていました。
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【キアシシギ】
キアシシギも近くでカニを探していました。
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【ソリハシシギを追い回すキアシシギ】
しかし、ソリハシシギの事が気に入らなかったのか、キアシシギがソリハシシギを追い回していました。身体が大きいキアシシギの方が有利なようで、ソリハシシギは1号観察小屋の前の干潟まで逃げていきました。

東淡水池の上空にミサゴが現れました。
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【ミサゴ】
ホバリングと滑翔を交えながら潮入りの池へ向かっていきました。
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【ミサゴとハシブトガラス】
その後、ハシブトガラスに攻撃され、前浜干潟の方へ飛んで行きました。

自然生態園ではシオカラトンボのメスを観察できました。
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【シオカラトンボ/メス】
ハエかアブのようなものを捕まえてムシャムシャと食べていました。

5月18日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (30種)

前浜干潟観察デッキでは、シギたちが活発に採食していました。
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【イソシギ】
今日は中潮で、干潮満潮の潮の高さがあり、水門の近くの水の流れが激しかったのですが、イソシギは怯むことなく、岩場を歩き回っていました。
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【キアシシギ】
キアシシギは自分のくちばしよりも大きなフナムシを捕まえて一口で飲み込んでいました。

1号観察小屋では、婚姻色(こんいんしょく)のコサギを観察できました。
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【コサギ】
自分の翼で影を作り、そこに逃げ込んでくる小魚の群れを捕まえていました。

5月17日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (31種)

前浜干潟観察デッキでは、小魚を捕まえるササゴイを観察できました。
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【ササゴイ】
ササゴイの伸びの仕草も観察できました。表情と細長い首と身体のラインが恐竜のように見えました。
こういった「伸び」のような仕草は、魚を捕まえた後や羽繕いの後など、次の行動に移そうとした際に多く観察できます。
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【キョウジョシギ】
キョウジョシギは岩礁の上を飛び回り、岩をつつきながら何かを採食していました。

オスとメスで鳴きかわしたり、追いかけ合いをするカワセミも前浜干潟観察デッキで観察できました。
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【カワセミ/メス】
前浜干潟観察デッキの前にある岩礁と1号観察小屋の向かいにある樹林辺りをよく行き来しているようです。カワセミの特徴的な『ツィーッ、ツィーッ』という甲高い鳴き声に注意すると、見つけやすいと思います。

5月15日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、コアジサシ、トビ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (32種)

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【オオヨシキリ】
ネイチャーセンター横の芝生近くのヨシ原で、オオヨシキリがよく鳴いていました。
最近は、同じエリアで鳴いているので、観察スポットになっています。カワセミ_220515_東京港野鳥公園_恩田幸昌_P1450175_trim
【カワセミ】
お客様情報によると、1号観察小屋の対岸で求愛給餌と交尾が観察されたそうです。
その情報をいただく前に、2号観察小屋からこの写真を撮影した時は、1羽しかいなかったので、レンジャーはその行動を観察できませんでした……ササゴイ_220515_東京港野鳥公園_恩田幸昌_P1450193_trim
【ササゴイ】
同じく1号観察小屋の対岸の樹林では、枯れ木にササゴイがいました。
こちらもお客様から情報をいただき、ネイチャーセンターから確認したのですが、この後は、下に降りて採食する様子も観察しました。タシギ_220515_東京港野鳥公園_恩田幸昌_P1450181_trim
【タシギ】
ネイチャーセンター正面の対岸では、今日もヨシの刈り跡にタシギやコチドリがいました。
残念ながら双眼鏡やカメラで観察するには遠いですが、干潟にあるヨシの刈り跡(黒々していて、緑藻類がついている所)は観察スポットです。

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