東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年05月

5月14日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (32種)

前浜干潟観察デッキでは、チュウシャクシギが活発に動き回っていました。
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【チュウシャクシギ】
満潮で陸地や岩場が少なくなる時間は岩礁を飛び回って、止まる場所を探していました。
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【イソシギ】
イソシギは大きなフナムシを捕まえて一口で飲み込んでいました。

2号観察小屋では、浅瀬で休むカモ達を観察できました。
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【スズガモ/オス】
スズガモのオスが羽繕いをしている際、くちばしにある『板歯(ばんし)』と呼ばれる突起が見えました。
カモの仲間は板歯を使って、植物の葉や種子をこしとります。
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【コチドリ/メス】
また、2号観察小屋の前にある干潟では、コチドリがよく観察できました。

自然生態園では、クモを捕まえるシジュウカラを観察できました。
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【シジュウカラ】
園内で繁殖しているようです。
今の季節、多くの野鳥が巣作りや子育てをしています。
巣や巣立ち雛をを見つけても、近づいたりせず、静かに離れるようにしましょう。

5月13日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ハマシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン (39種)

朝から雨模様の1日でしたが、生きものたちは動き回っていました。
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【ゴイサギ】
3号観察小屋では、池の淵でじっと獲物を待ち構えるゴイサギの幼鳥を観察できました。

3号観察小屋の前の島にあるオオシマザクラには、実がたくさんなっています。
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【ムクドリ】
ムクドリの群れが赤く熟れた実を美味しそうに飲み込んでいました。

東観察広場付近の園路では、陸上に上がったばかりのアズマヒキガエルの幼体を観察できました。
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【アズマヒキガエル】
雨が降り、地面が濡れるとアズマヒキガエルの幼体は動きやすいようで、元気に跳ね回っていました。
しばらく園内で観察できそうなので、足元にお気をつけてみてください。

前浜干潟では、ハマシギを4羽観察できました。
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【ハマシギ】
満潮に近い時間になると、潮入りの池に移動していました。
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【コアジサシ】
杭の上に止まるコアジサシも観察できました。

5月12日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、オオタカ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (35種)

今日は久しぶりにオオタカを確認しました。
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【オオタカ/若鳥】
潮入りの池でウミネコやシギ達が騒がしいと思った瞬間、ハシブトガラスに追いかけられながら飛行していました。
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【オオタカとハシブトガラス】
東淡水池の樹林スレスレの高さを市場方面へ飛んで行きました。
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【キアシシギ】
1号観察小屋では、魚を捕まえるキアシシギを観察できました。

前浜干潟観察デッキでは、さかんに鳴き交わすカワセミのつがいを観察できました。
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【カワセミ/オス】
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【カワセミ/メス】
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【カワセミのつがい】
岩礁の上に交互に止まり、オスとメスが追いかけ合いをしているようでした。
また、園内には50羽以上のキョウジョシギを観察できました。

5月11日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (37種)

3号観察小屋では、ソメイヨシノの実を食べるオナガを観察できました。
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【オナガ】
採食後は、巣材になりそうな枝や紙のような物をくわえ、自然生態園の樹林に数回飛び込んでいました。
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【巣材を運ぶオナガ】
どこか近くの場所で営巣を試みているのかもしれません。

1号観察小屋では、シギ達が観察小屋から近い距離で採食していました。
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【チュウシャクシギ】
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【イソシギ】
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【ソリハシシギ】
『3種のシギ』の伸びポーズを観察できました。
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【ゴカイを捕らえたソリハシシギ】
1号観察小屋の前に広がる干潟には、ゴカイの仲間がたくさん潜んでいるようで、ソリハシシギは次から次へと引っ張り出していました。

5月10日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、アカハラ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン (37種)

ネイチャーセンターと1号観察小屋の間にある樹林で、キビタキのオスを確認しました。
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【キビタキ】
さえずりながら樹林内をせわしなく移動していました。

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【ササゴイ】開園直後に前浜へ行くと、3羽を同時に確認できました。

東淡水池や潮入りの池の上空では、30羽ほどのイワツバメが飛び回っていました。
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【イワツバメ】
イワツバメは4月頃からビルや橋の橋の下などの建造物に営巣します。
ここ数日で一気に個体数が増えたこと、半数以上が飛び方がぎこちないイワツバメがいることを考えると、巣立ったばかりの若い個体が一生懸命親を追いかけて飛行訓練をしているのかもしれません。

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