東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年05月

5月4日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ウミウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (36種)

前浜干潟観察デッキでは、キアシシギを観察できました。
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【キアシシギ】
岩礁の上を歩き回り、羽繕いや休息を行いながら、小さなカニやフナムシを捕まえて食べていました。

ネイチャーセンターの上空では、ツバメたちが飛び回っていました。
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【ツバメ】
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【イワツバメ】
午前中は風も弱く、ツバメたちが食べる昆虫がたくさんいたようです。
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【ヒメアマツバメ】
ツバメとイワツバメに混じり、ヒメアマツバメも飛んでいました。
スズメ目のツバメ/イワツバメとアマツバメ目のヒメアマツバメは類縁関係は遠いですが、生態や食べ物が似ているので、今日は一緒に行動していたようです。

東淡水池では、アオサギが大きな獲物を捕らえていました。
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【アオサギ】
なんと捕らえたのは大きなウシガエルでした。数十分の格闘の末、アオサギはウシガエルを飲み込みました。

5月3日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ (41種)

前浜干潟観察デッキでは、ササゴイとチュウシャクシギを観察できました。
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【チュウシャクシギ(左)とササゴイ(右)】
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【ササゴイの狩り】
ササゴイは岩礁の上でじっと待ち構え、魚が近づいた瞬間に首を伸ばして瞬く間に捕えていました。
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【カニを食べるチュウシャクシギ】
チュウシャクシギは岩礁の隙間に隠れるカニを捕まえていました。
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【タシギ】
1号観察小屋と2号観察小屋の間にある干潟では、タシギが長いクチバシで泥をつつきながら採食していました。
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【アオスジアゲハ】
いそしぎ橋にあるトベラの花で、数頭のアオスジアゲハが蜜を吸っていました。

5月1日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン (39種)

潮入りの池にある1号観察小屋の対岸では、カワセミがハリエンジュの枝先にとまっていました。カワセミ_220501_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0265_trim
【カワセミ】
先に観察されていたお客様の話によると、小屋の右手(水門側)にあるヨシ原にメスがいたとのことで、確かに2羽が鳴き交わしていて、オスが獲物を加えてメスの方に来るときもありました。
皆さんと観察していて、「求愛給餌に来たのかな?」となりましたが、メスがヨシで見えない所に移動していて観察できず…カワセミ_220501_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0269_trim
【カワセミ】
しばらく観察していると、また同じ所で狩りをして、今度は頭を外側に咥え直して、水門近くの樹林に入っていきました。
頭が磨滅しているような、汚れているような感じもしますし、この獲物の咥え方で飛んで行くとなると、もしかしたら子育て中なのかも知れません。アマサギ_220501_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_0864_trim
【アマサギ】
今日も潮入りの池でアマサギが見られました。
潮入りの池の北側(遠い方)にある水門にアマサギが2羽いたと目撃情報をいただきましたが、その後、ネイチャーセンター前の島に度々来て、採食をしていました。アマサギ_220501_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0271_trim
【アマサギ】
時々、砂礫地にいる場面も、前浜干潟観察デッキから観察できました。オオジュリン_220501_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_0840_trim
【オオジュリン】
東淡水池では、オオジュリンが観察壁前のヨシにとまって採食している様子も見られました。
冬鳥のオオジュリンはそろそろ見納め時です。

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