東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2022年08月

8月31日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(23種)

お昼ごろのネイチャーセンターからはミサゴが見られました。
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【ミサゴ】
潮入りの池に急降下を何回か行いましたが魚を獲ることはできなかったようです。その後、前浜干潟の方へと飛んでいきました。

1号観察小屋ではササゴイの幼鳥が観察できました。
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【ササゴイ幼鳥】
羽繕いをした後、色々なものが気になるのか葉やクモを咥えたりつついたりしていました。

2号観察小屋からはコチドリが観察できました。
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【コチドリ】
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成鳥・幼鳥合わせて8羽確認できました。左に青、右に白の足環をつけている個体がいました。7月30日にもこの足輪をつけた個体が来ています。

8月30日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (32種)

4号観察小屋から見える巨木に尾羽だけかろうじて見える猛禽類が止まっていました。
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【オオタカ/幼鳥】
ハシブトガラスに威嚇され、茶色い猛禽類が飛び出しました。正体はオオタカの幼鳥でした。自然学習センター方面へ飛んでいき、樹林に飛び込んでいきました。

2号観察小屋からは、セイタカシギが片足立ちで休息する姿が見られました。
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【セイタカシギ】
ネイチャーセンターからも、合計4羽のセイタカシギの休息する様子や、歩き回って採食する様子が観察できました。

潮入りの池では、カワウが集団で狩りを行っていました。
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【カワウ】
群れで獲物の魚を追い込み、捕らえていました。100羽以上の群れが一斉に泳ぐ様子は迫力があり、圧巻でした。

ネイチャーセンター前の観察広場では、チュウサギが観察できました。
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【チュウサギ】
ネイチャーセンター前の草むらを歩き回り、虫を捕らえて食べていました。

8月28日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、セイタカシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (24種)

東淡水池で、セイタカシギが確認できました。IMG_1583 (2)
【セイタカシギ(左2羽)とカイツブリ(右)】
この写真ではセイタカシギは2羽のみの確認になりますが、実際には3羽いました。
この後潮入りの池に移動し、採食をしていました。

2号観察小屋では、走り回るハクセキレイが観察できました。
ハクセキ1二階堂

ハクセキ2二階堂

ハクセキ3二階堂
【ハクセキレイ】
干潟の上に止まっている虫を、追いかけているようでした。

8月27日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (29種)

ネイチャーセンターからは、潮入りの池に現れたササゴイを観察できました。
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【ササゴイ】
満ち潮のタイミングで水際に現れました。獲物の魚を探していたのか、転々と飛び回っていました。

2号観察小屋では、カワウの面白い行動を観察できました。
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【カワウ】
狩りの練習なのか、遊んでいるのか、理由は定かではありませんが、ヨシの茎をくわえたまま泳いでいました。

前浜観察デッキでは、イソシギが食べ物を求めて活発に動き回っていました。
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【イソシギ】
岩場を走り回り、フナムシを捕らえて食べる様子を観察できました。

1号観察小屋の前では、足元から慌ただしい羽音が聞こえたので、視線を落とすと・・・
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【コガタスズメバチ】
コガタスズメバチがツクツクボウシを捕らえていました。ツクツクボウシも必死に抵抗し暴れまわりますが、コガタスズメバチはアゴや脚でしっかりと捕まえて放しません。激しい攻防は1~2分程度で決着がつき、コガタスズメバチに軍配が上がりました。

8月26日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (28種)

ネイチャーセンターと2号観察小屋を繋ぐ園路にあるエノキの木で、コムクドリを観察できました。
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【コムクドリ/オス】
熟した実があるエノキやサンゴジュの木には、ムクドリやメジロ、ヒヨドリなど、様々な野鳥が入れ替わりにやって来ます。
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【コムクドリ/幼鳥】
園内では10羽以上のコムクドリの群れも観察されています。
コムクドリを見つけたい場合、他の野鳥たちが集まっている結実した実のある場所に目星を付け、しばらく待っていると、出会える可能性がグンと高まります。

2号観察小屋から見える干潟の水たまりでは、スズメが水浴びをしていました。
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【スズメ】
スズメは気持ち良さそうでしたが、水浴びが終わった後、スズメは浅黒く泥だらけになっていました。

前浜干潟観察デッキ付近の木ではカワウとムクドリが休んでいました。
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【カワウ(左)ムクドリ(右)】
どちらも口を開けて、暑そうにしていました。

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