東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年08月

新型コロナウイルス感染拡大防止のため閉鎖していた、ネイチャーセンターの「図書コーナー」と「キッズコーナー(絵本コーナー)」を再開しています。

1階自販機横の絵本コーナーでは、季節のおすすめも紹介しています。1
現在のおすすめは、園内でにぎやかに鳴いているセミの本と、渡り鳥の季節にぴったりのくちばしの本!7
また、そろそろ南へと渡って行くツバメの本を集めました。IMG_2485

そして、1階の階段左側にある図書コーナーには、新しい本が何冊か入っております。IMG_2482
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【お願い】
・ご利用時は、手指消毒にご協力ください。
・飲食可能フロアとなっておりますが、食事をしながらの読書はご遠慮ください。IMG_2480

8月19日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (27種)

湿度が低く、秋を思わせるカラッとした気持ちの良い陽気でした。
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【ノスリ】
東淡水池と潮入りの池の上空にノスリが現れました。今季初記録です。ゆっくりと旋回していましたが、ノスリを追いかける黒い影が迫ってきました。
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【ノスリとトビ】
黒い影の正体はトビで、ノスリを追いかけまわしていました。トビに追われたノスリは、潮入りの池の奥の方へそのまま飛んで行ってしまいました。

東淡水池では、カイツブリを観察できました。
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【カイツブリ】
2羽で巣材を運んできて、1羽はその上に乗っていました。これから繁殖するのか、動向を見守りたいと思います。
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【コムクドリ】
2号観察小屋の裏の沿道では、コムクドリのメスが甲虫の幼虫を狙って、地面に降りてきていました。

お客様からの情報で、園内ではオオタカやセンダイムシクイも観察されています。秋らしい陽気を感じ、野鳥達の移動が始まってきたのかもしれません。

8月18日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、コアジサシ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (30種)

潮入りの池では、ササゴイの幼鳥が観察できました。
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【ササゴイ幼鳥】
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狩りの練習なのか、木の枝を咥えたり、突き刺したりするような行動をしていました。

前浜干潟ではキョウジョシギを観察できました。
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【キョウジョシギ】
カキの殻をひっくり返したり、岩の隙間をのぞき込んだりして食べ物を探していました。

自然生態園にある畑のヒマワリには、今日もカワラヒワが来ていました。
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【カワラヒワ】
結実した実も少なくなってきたので、カワラヒワはぶら下がったり、ホバリングしながら食べ辛い場所にある実を食べる事に試行錯誤していました。
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【カワセミ】
4号観察小屋では、カワセミの幼鳥を観察できました。ヨシの茎から狙いを定め、小魚を見事に捕らえていました。

ネイチャーセンターで好評開催中の「三須広絵 鳥と暮らし展」が、残すところ4日となりました。DSCN8374
鳥たちの暮らしを感じる作品から、ふふっと笑ってしまうユーモアある作品まで、どれも本当に美しく描かれています。DSCN8297
作品展は、8月21日(日)までです!
三須さんの素晴らしい作品を、ぜひご覧ください!

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◇2022年8月21日(日)まで
◇時間:9:00~16:30
◇場所:ネイチャーセンター2階視聴覚室

8月17日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、トビ、キジバト、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (27種)

今日はスズメたちの姿をよく観察することができました。
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【スズメ】
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1号観察小屋から見えるヨシの草むらでは、スズメたちがヨシの穂に捕まりながら何かを食べていました。食べ物はヨシの花なのか、それとも穂の中に潜んでいる虫たちなのかはわかりませんでした。

そして、ネイチャーセンター前ではセミを食べる姿も見られました。DSCN8722
一口で食べるには大きいため、首を振ったり、何度も地面にたたきつけたりして、時間をかけて食事をしていました。

3号観察小屋ではダイサギを観察できました。
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【ダイサギ】
嘴を何度も開けてどこか苦しそうでした。
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ダイサギの嘴をよく見ると、捕まえたトンボの羽が引っかかっています。
トンボがどこかに止まっていた時に捕まえたのか、弱って水面に浮いていたのを捕まえたのか、わかりませんが、ダイサギの大きな嘴でも、トンボの羽は引っかかってしまうようです。
その後、羽を外してから飲み込んでいました。

東保護区では、アジアイトトンボの交尾を確認しました。
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【アジアイトトンボ】
上の個体がオスで、下の個体がメスになります。
トンボの交尾は、オスが腹部の先端にあるハサミのような突起(尾部付属器)でメスの首根っこを掴み、メスはオスの副性器と結合することで、このようなハート形を形成します。

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