東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年08月

8月10日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (29種)

ネイチャーセンター近くの保護区で草刈りを行ったのですが、刈った草の真上を低い位置で、ツバメが滑翔を繰り返していました。
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【ツバメ】
草刈りを行うと、中に隠れていた昆虫が飛び出す事があるので、ツバメはそれを狙っていたのかもしれません。

東観察広場では、カイツブリの幼鳥を観察できました。  
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【カイツブリ】
東淡水池にいた2羽のカイツブリの幼鳥のうちのどちらかかもしれません。成鳥のように凛々しい姿になりました。
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【カイツブリの立ち泳ぎ】
カイツブリの得意技である、立ち泳ぎもすでにマスターしているようです。

同じく東観察広場では、オオヨシキリも観察できました。
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【オオヨシキリ】
囀りの時と同じくらい口を大きく開けて、放熱しているようでした。オオヨシキリも今日の気温は暑く感じていたのかもしれません。

8月9日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イカルチドリ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (27種)

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【ゴイサギ(左奥:成鳥/右側:幼鳥】
3号観察小屋から見て左側の池畔の倒木には、ゴイサギの成鳥と幼鳥がいました。
幼鳥は、下にいる魚か何かを見続けていました。セイタカシギ_220809_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2289_trim
【セイタカシギ】
今日は3羽を潮入りの池で同時確認しました。
午後には、東淡水池に2羽が移動していました。キョウジョシギ_220809_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2309_trim
【キョウジョシギ】
前浜干潟では2羽のキョウジョシギを確認しました。
お客様の情報では、最大4羽がいたそうです。ソリハシシギ_220809_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2337_trim
【ソリハシシギ】
2号観察小屋と1号観察小屋の間の干潟では、ソリハシシギ1羽も確認できました。
2号観察小屋の近くの島では、キアシシギが…キアシシギ_220809_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2342_trim
キアシシギ_220809_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2346_tri,
キアシシギ_220809_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2352_trim
【キアシシギ】
2羽で激しく争っていて、1羽が去っていきました。
同一個体なのか、よくケンカをする2羽が目撃されています。

8月7日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (31種)

2号観察小屋では、ソリハシシギを観察できました。
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【ソリハシシギ】
ネイチャーセンターと2号観察小屋の間にある干潟を歩き回っていました。
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【正面から見たソリハシシギ】
歩き回ってくれたお陰で、色々な角度からソリハシシギを観察できたのですが、正面から見ると、上に反った嘴の向きはわかりづらく感じます。
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反った嘴を斜めに泥に差し込んで・・・。
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見事にゴカイを捕まえました!

東観察広場では、4羽のオオヨシキリを同時に確認できました。
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【3羽のオオヨシキリ】
オオヨシキリは縄張り意識が強く、他の個体が自分の縄張りに侵入すると、追い出そうとするのですが、幼鳥を連れて仲良く一緒に動き回っていることから、この4羽は家族なのかもしれません。オオヨシキリ達は、東淡水池と潮入りの池のヨシ原を行き来しているようです。
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【ゴイサギ】
4号観察小屋では、藪の中の枯れ木に止まって休む2羽のゴイサギの幼鳥を観察できました。

8月6日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、コアジサシ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (36種)

サギ類の群れ_220806_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2209_trim
2号観察小屋前の島では、サギ類が集まっていました。その中には、チュウサギ、アマサギが混ざっていました。アマサギ_220806_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2223_trim
【アマサギ】
また、島の反対側(ネイチャーセンター側)では、ソリハシシギがキアシシギの10数羽の群れの中に1羽だけ混ざっていました。ソリハシシギ_220806_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2239_trim
【ソリハシシギ(左)/キアシシギ(右)】
1号観察小屋では、2羽の幼鳥を含む4羽のハシブトガラスを観察できました。
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【ハシブトガラス】
嘴の付け根に薄く黄色みがあって、瞳孔のまわりが白く見えるのが巣立ったばかりのハシブトガラスの幼鳥の特徴です。
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【給餌するハシブトガラス】
水浴びをした後、幼鳥へ給餌を行うハシブトガラスの微笑ましい姿をじっくりと観察できました。

1号観察小屋ではササゴイを観察できました。
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【ササゴイ】
水面に面した木の枝に止まって休息していたようです。あくびをした際に、いつもはほっそりとした、のど袋がペリカンのように、膨らんでいました。

8月5日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (32種)

潮入りの池では、アマサギを観察できました。
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【アマサギ】
他のサギの群れに混じり、草地で採食していました。
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【アマサギ(左)とカルガモ(右)】
カルガモの幼鳥が羽ばたいた事で、アマサギは驚いてしまったようです。
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【アマサギとコサギとカルガモ】
アマサギはカルガモに怒ったのか、翼を広げて飛び上がったのですが、近くにいたコサギも騒動に巻き込まれてしまいました。
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【コムクドリ】
東淡水池の樹林では、100羽ほどのムクドリがいたのですが、その中に4羽ほど、コムクドリも混ざっていました。

東保護区では、オオカマキリの成虫がアブラゼミを捕食していました。
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【オオカマキリ/成虫】

一方で前浜干潟に続く園路ではハラビロカマキリの幼虫が見られました。
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【ハラビロカマキリ/幼虫】
こちらはウズラカメムシを捕食中でした。

セミたちの合唱で賑わう野鳥公園ではありますが、カマキリやバッタの仲間も多く見られます。
お越しいただいた際には、是非とも色々な生き物探しをお楽しみください。

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