東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年09月

9月23日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、イソシギ、ウミネコ、オオタカ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (25種)

東観察広場では、オオタカの幼鳥を観察できました。
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【オオタカ幼鳥】
羽繕いをした後なのか、鼻(嘴)の上に羽毛がついていました。

ネーチャーセンター横の広場からは、モズが観察できました。
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【モズ】
ヤナギのてっぺんで、縄張り宣言の高鳴きをしていました。

ネイチャーセンターの横の広場では、ハラビロカマキリとカマキリ[旧名:チョウセンカマキリ]が見られました。
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【ハラビロカマキリ/オス(緑)とカマキリ/メス(茶)】
交尾をしているように見えますが、この2匹のカマキリたちは異なる種のため交尾はできません。
体の大きさからして、ハラビロカマキリはカマキリに襲われそうですが、しばらくするとお互いに離れて事無きを得ました。

また、お客様からの情報で、自然学習センター前にはツツドリ(赤色型)がいたとのことです。

9月22日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、コサメビタキ、スズメ、ハクセキレイ (27種)

自然学習センターの近くにあるミズキの木に小さな灰色の鳥が2羽いました。
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【コサメビタキ】
そのうちの一つはコサメビタキでした。林内を素早く動き回り、双眼鏡に入れるのも一苦労でした。

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【エゾビタキ】
最近のブログの常連であるエゾビタキも観察できました。コサメビタキと違い、見つけやすい枝の先端に止まったり、一度枝に止まるとしばらくじっとしてくれるので、写真も撮りやすいです。

潮入りの池にはヒクイナが現れました。
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【ヒクイナ】
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ヨシ原の中を歩き回りながら落ち葉などをひっくり返して、餌を探していました。

9月21日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、オオタカ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、ノビタキ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ (27種)

東観察広場では、オオタカの幼鳥が観察できました。DSCN4263
【オオタカ】
落ち着かない様子できょろきょろしており、すぐに飛び去ってしまいました。

自然生態園では、今日も自然学習センター周りでエゾビタキが見られました。エゾビタキ_210921_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2768_trim
【エゾビタキ】
クモを捕まえて食べる様子も観察できました。
「胸の白さがさっきと違う」という意見もあったので、もしかしたら2個体いたのかも知れません。
また、4号観察小屋付近の樹林では、センダイムシクイがシジュウカラと一緒に動いていました。

9月23日(金・祝)に、ネイチャーセンター内で下記の催しを開催します
干潟の生き物を間近で観察できるので、ぜひお越しください!

①ミニ水族館コーナー

東京港野鳥公園には、生き物のための「保護区」があり、普段は一般解放をしていないエリアになります。
今回は、保護区・前浜干潟にいる生き物をつれてきて
1日限定の「ミニ水族館」をつくります!ミニ水族館
※写真はイメージです。
実際は、カニやイソギンチャク、魚など、もう少し多くの生き物がやってくる予定です。

日時:2022年9月23日(金・祝)10:00~14:00
場所:ネイチャーセンター2階

②干潟のいきものガイド

ネイチャーセンター地下1階にある干潟遊歩道「がた潟ウォーク」にレンジャーが常駐し、ご案内しています。
「あのカニは何しているの?」「トビハゼってどんな生きもの?」など、気になることがあればお声かけください!イベン

日時:2022年9月23日(金・祝)10:00~12:00
場所:ネイチャーセンター地下1階

9月19日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、タシギ、イソシギ、トビ、オオタカ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (25種)

東観察広場では、コガモの群れを観察できました。
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【コガモ】
午前中の東淡水池には、約40羽のコガモを確認しました。中には眠そうにウトウトと目を閉じて休息するコガモもいました。

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【オオタカ】
雨が強まったお昼頃、ネイチャーセンターと2号観察小屋の対岸にあるカワウのねぐらのある樹林で、雨を避けるようにオオタカの成鳥が休んでいました。雨が弱まると、コガモたちがいる東淡水池へと飛んで行きました。

自然生態園では、エナガを観察できました。
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【エナガ】
自然学習センター付近を群れで行動していました。食べ物を探しているようで、枯れた葉の塊にぶら下がってつついたり、葉の裏側を覗いたりしていました。

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【ニホンカナヘビ】
草むらの陰でニホンカナヘビが狩りをしていました。幼虫に近づきパクリ、振り回して弱らせ、あっという間に食べてしまいました。

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