東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年09月

9月15日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ (29種)

自然学習センターの近くの樹林では、小鳥たちの動きが活発でした。
エナガ
【エナガ】
エナガの群れは、人間の腰くらいのかなり低い位置まで降りてきて、近くで観察できました。

エゾビタキ
【エゾビタキ】
昨日に引き続き、エゾビタキも観察できました。エゾビタキは、見晴らしの良い枝先に止まって、飛んでいる昆虫を待ち構えます。探す際はまっすぐ伸びた止まりやすい葉のない枝先を探してみてください。

シジュウカラ
【シジュウカラ】
メジロ
【メジロ】
シジュウカラとメジロは種が異なる鳥が一緒に行動する混群(こんぐん)を作って、樹林内を飛び回っていました。

東観察広場から、オオタカの幼鳥が観察できました。
DSCN3241
【オオタカ/幼鳥】
羽繕いをしたり、周りを見渡したりとリラックスした様子でした。
オオタカ
【オオタカ/成鳥】
お昼過ぎには幼鳥と入れ替わるようにオオタカの成鳥が同じ木に止まっていました。

30年ほど前のポジフィルムから見る「昔の野鳥公園」その10です。
前回に続き、ネイチャーセンター編です。ポジ-1990年度-NC2階SV
シルバーガイドさん(現:ボランティアガイドさん)がお客様に観察サポートをしている様子です。ポジ_年代不明_コアジサシ着ぐるみ
撮影年代は不明ですが、当時は、コアジサシの着ぐるみがありました。ポジ_視聴覚室-マルチモニター時代
視聴覚室の様子。今は、プロジェクター投影ができますが、当時は、マルチモニターを使っていました。ポジ_NC図書コーナー
センター1階の図書コーナーの様子。ポジ_NC地下-img003
地下1階のがた潟ウォークが造られる前の様子。ポジ_1999年頃-がた潟ウォーク2
ポジ_1999年頃-がた潟ウォーク3
ポジ_1999年頃かな-がた潟ウォーク
がた潟ウォークは、今のリニューアル前まで、足場板を渡した「ガタガタ」する遊歩道でした。ポジ_1990年頃_NC窓からの景色_retouch
センター3階からの眺め。
コアジサシ繁殖誘致のため、砂礫地になっていました。ポジ-1990年度-NC屋上2_retouch
当時のデコイづくり&設置の保全参加イベントの様子です。ポジ_1998年_NC屋上_草刈り
屋上の草刈も行っていました。

簡単なご紹介に留めて、ネイチャーセンター編を①②に分けてご紹介しました。
今とは違う様子ですが、皆さんの印象はいかがでしょうか。

次回は、砂礫地編です。

9月14日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、サンコウチョウ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、エゾビタキ、コサメビタキ、スズメ、ハクセキレイ (32種)

自然生態園では、エゾビタキを観察できました。
DSCN3073
【エゾビタキ】
自然生態園に入ってすぐの二股に分かれる道の間にある木で、食べ物を獲るためか飛び回っていました。

ネイチャーセンターの裏の樹林では、エナガの群れを観察できました。
エナガ2
【エナガ】
8羽ほどの群れで樹林内を枝から枝へと飛び移り、昆虫やクモなどの小動物を採食していたようです。
エナガ1
ひとしきり採食した個体は、羽繕いしてリラックスしていました。

潮入りの池では、セイタカシギを7羽観察できました。
DSCN3103
【セイタカシギ】
DSCN3129

寝ているセイタカシギに、カワウがちょっかいを出す様子が見られました。

サンコウチョウは、昼過ぎに管理事務所(受付)前のトイレ付近の林で鳴き声があり、その後、芝生広場で3回鳴き声の確認をしました。
鳴き声のみの確認で、姿は確認できませんでした。
なお、先日、日曜日に東観察広場の後ろの林にいるサンコウチョウのオスを撮影した方がいました。

30年ほど前のポジフィルムから見る「昔の野鳥公園」その10です。
今回は、ネイチャーセンター編です。
(タイトルは長すぎると文字が重なって表示されるので、NCと略しています)ポジ_1990年代_NC管理道_川島撮影_retouch
まずは、当時のネイチャーセンターの外観。
東観察広場方面から歩いてきた時の光景です。ポジ_NC入り口_retouch
入口の光景。
後程ご紹介しますが、屋上は、コアジサシの繁殖誘致の砂礫地でした。ポジ_年代不明4月_NC前_手嶋撮影_retouch
ネイチャーセンター入り口側から東観察広場方面を見た時の光景。ポジ_管理道からNC_retouch
東保護区の管理道から見たネイチャーセンター外観。ポジ_1990年頃_NC2Fレンジャーコーナー2_retouch
1990年ごろのレンジャーコーナー。
まだ何もありません。ポジ_1993年7月28日_NC2Fレンジャーコーナー_retouch
1993年のレンジャーコーナー。ポジ_NC2階-img014_retouch
センター2階の光景。
当時は、天井にモニターが4台ついていました。ポジ_1990年頃_NC内観察スペースの様子_retouch
窓辺の様子。
観察補助ツールは、当時からありました。ポジ_1994年5月_NCコアジサシ_retouch
1994年の写真で、島で繁殖中のコアジサシの観察日記がありました。
この時は、6つがいが抱卵をしていたものの、5/22にダメになってしまったそうです。

…と簡単にご紹介しても、まだ写真が続きます。
次回もネイチャーセンター編です。

9月13日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、セイタカシギ、チュウシャクシギ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、メジロ、セッカ、ムクドリ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (35種)

自然生態園では、秋の渡りで見られる小鳥たちを観察できました。
キビタキ・メス
【キビタキ/メス】
キビタキはシジュウカラやコゲラと一緒に、暗い樹林を動き回っていました。写真は撮れませんでしたが、キビタキのオスも観察できました。
センダイムシクイ
【センダイムシクイ】
センダイムシクイもシジュウカラたちと一緒に行動していました。
他にもコサメビタキも確認されています。

4号観察小屋では、カワセミのオスの幼鳥を観察できました。
カワセミ
【カワセミ/オス】
観察窓から1mほどの場所にある刈ったヨシの先に止まったので、カワセミの羽の一枚一枚を間近で観察できました。

ミサゴ
【ミサゴ】
ネイチャーセンターでは、潮入りの池の上空を旋回するミサゴを観察できました。

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