30年ほど前のポジフィルムから見る「昔の野鳥公園」その5です。
今回は、東保護区をご紹介します。
ネイチャーセンター横の芝生地から保護区に入った所の管理道から見た東淡水池の光景。
広々としていて、島も全然様子が違います。
ネイチャーセンターから東保護区の方を見ると、木々も草も少なく、やはり開けた光景です。
当時、東保護区には、ヨシ原区域と呼ばれる場所がありましたが、現在は、東調整池、淡水泥湿地になっています。
次は、今、まさに復元を試みている所ですが…
ネイチャーセンター横の芝生地から東淡水池を見た時、手前にある藪は、昔、休耕田を模した泥湿地でした。
今でも復元ができれば、時々、このような泥湿地状態になると考えています。
また、撮影の年代、時期が異なるようですが、東淡水池の光景は、今と比べてどうでしょうか?

似ているようで、違う所もあるかと思います。
池に生えるヨシやガマは、年によって生え方、量が異なり、レンジャーや業者さんによる刈払いも行うため、実は毎年、見た目が違う所があります。
これは刈払いを行っている光景です。
自然による攪乱がない環境なので、刈らないと池の開放水面を失う可能性があります。
そうなると、水鳥達の居場所や、皆さんの観察視野は勿論、単一の植生、環境になることで水辺の生物多様性も損なわれることになります。
当時から保全活動を行うことで、水辺の環境を維持しています。
ガマを刈る様子。
カヌーに乗って、ガマを刈る様子。(実は、現チーフの30年前の姿というのは内緒です)
刈ったガマを搬出する様子。
2016年まではヨシだけでなく、ガマも多かったのですが、2017年以降の渇水で、ガマが激減し、まだ回復していません。
東淡水池の対岸、通称「奥泥湿地」と呼んでいる所です。
この写真を見る限り、造成当初は、いい感じの水辺移行帯で、よい湿地帯となっていたようです。
これは、奥泥湿地の保全管理をするイベントの様子とのことです。
今では、保全管理系のイベントは行えていないのですが、ご関心のある方はどれほどいらっしゃるものでしょうか?
池の整備は、水や植物、野鳥などの様子を見ながら行う上、水での作業は労力もかかるので、結構難しいです。
※ 東淡水池、東調整池など、園内の淡水池は、全て完全に雨水頼みです。
次回は、残りの東保護区内の光景をご紹介します。
今回は、東保護区をご紹介します。

ネイチャーセンター横の芝生地から保護区に入った所の管理道から見た東淡水池の光景。
広々としていて、島も全然様子が違います。

ネイチャーセンターから東保護区の方を見ると、木々も草も少なく、やはり開けた光景です。
当時、東保護区には、ヨシ原区域と呼ばれる場所がありましたが、現在は、東調整池、淡水泥湿地になっています。
次は、今、まさに復元を試みている所ですが…

ネイチャーセンター横の芝生地から東淡水池を見た時、手前にある藪は、昔、休耕田を模した泥湿地でした。

今でも復元ができれば、時々、このような泥湿地状態になると考えています。
また、撮影の年代、時期が異なるようですが、東淡水池の光景は、今と比べてどうでしょうか?


似ているようで、違う所もあるかと思います。
池に生えるヨシやガマは、年によって生え方、量が異なり、レンジャーや業者さんによる刈払いも行うため、実は毎年、見た目が違う所があります。

これは刈払いを行っている光景です。
自然による攪乱がない環境なので、刈らないと池の開放水面を失う可能性があります。
そうなると、水鳥達の居場所や、皆さんの観察視野は勿論、単一の植生、環境になることで水辺の生物多様性も損なわれることになります。
当時から保全活動を行うことで、水辺の環境を維持しています。

ガマを刈る様子。

カヌーに乗って、ガマを刈る様子。(実は、現チーフの30年前の姿というのは内緒です)

刈ったガマを搬出する様子。
2016年まではヨシだけでなく、ガマも多かったのですが、2017年以降の渇水で、ガマが激減し、まだ回復していません。

東淡水池の対岸、通称「奥泥湿地」と呼んでいる所です。
この写真を見る限り、造成当初は、いい感じの水辺移行帯で、よい湿地帯となっていたようです。

これは、奥泥湿地の保全管理をするイベントの様子とのことです。
今では、保全管理系のイベントは行えていないのですが、ご関心のある方はどれほどいらっしゃるものでしょうか?
池の整備は、水や植物、野鳥などの様子を見ながら行う上、水での作業は労力もかかるので、結構難しいです。
※ 東淡水池、東調整池など、園内の淡水池は、全て完全に雨水頼みです。
次回は、残りの東保護区内の光景をご紹介します。