東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2022年10月

10月5日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、イソシギ、ウミネコ、トビ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ (30種)

朝、2号観察小屋前の干潟では、セグロセキレイとハクセキレイの声が響き渡っていました。セグロセキレイ_221005_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3398_trim
【セグロセキレイ/ハクセキレイ】
ハクセキレイ2羽を相手に威嚇をして、追い回す1羽のセグロセキレイ。
執拗に追いかけられたハクセキレイたちは、ろくに採食もできず、退散していました。バン_221005_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3414_trim
【バン】
東淡水池では、雨の中、バンが泳いでいました。
島の近くに刈り残してあるヨシ原にたどり着くと、上陸して裏に回って行ったようです。
昨日は、潮入りの池の土手に降りていくバンを確認しています。ハシブトガラス_221005_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3446_trim
【ハシブトガラス】
芝生広場では、ハシブトガラスがコブシの落ちた果実から器用に種子をとって食べていました。
この写真で、ハシブトガラスが咥えているものが種子です。

自然生態園では、エゾビタキが観察できました。DSCN9286
【エゾビタキ】
発見してすぐに飛んで行ってしまいましたが、その後も学習センター周りや雑木林を行き来しているようでした。

10月4日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、イソシギ、ウミネコ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ (31種)

2号観察小屋からは魚をくわえたダイサギを観察できました。IMG_2222 (2)
【ダイサギ】
魚を何度かくわえ直した後に、パクッと鵜呑みしました。

また、午前中、ネイチャーセンターや2号観察小屋からは、ヨシガモが見られました。ヨシガモ_221004_東京港野鳥公園_恩田幸昌_PA040387_trim
【ヨシガモ】
そして、3号観察小屋からは雄のマガモが見られました。

DSCN9258
【マガモ】
まだ数は少ないですが、冬鳥もカモたちが少しずつ渡ってきています。

チョウゲンボウ_221004_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3381_trim
【チョウゲンボウ】
10時頃と、お昼ごろに、東淡水池や潮入りの池の土手、ネイチャーセンター横の芝生地の頭上を飛んでいました。

サギ類_221004_東京港野鳥公園_恩田幸昌_PA040404_trim
【サギ類】
南風が強く、満潮になると東淡水池にサギたちが集まっていました。
最近は、この浅い湿地帯になっている所でサギ類がよく休憩や、採食をしています。

10月2日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (29種)

今日は東淡水池の上空を、ノスリが飛びました。
IMG_2188 (3)
【ノスリ】
トビに追いかけられていたためか、公園内に降り立つことはなく、飛び去っていきました。

東観察広場からは今日も、チュウサギを観察できました。
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【チュウサギ(手前)、ダイサギ(奥)】
この写真を撮影した後、アメリカザリガニか何かを捕まえましたが、近くにいたアオサギに追いかけられていました。

また、1日を通してモズがよく観察できました。DSCN9218
【モズ】
お客様から「ずっと何が鳴いているんですか?」と聞かれるほど、目立つ大きな声で「キィーキィー!」と鳴いていました。ネイチャーセンターそばの木、東淡水池の島の木、2号観察小屋横の木など、あちこちで声が聞こえました。

芝生広場では、今日もエゾビタキが見られました。DSCN9244
【エゾビタキ】
空中で小さな昆虫をキャッチして枝に戻る、という行動を繰り返していました。

10月1日にレンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、イソシギ、トビ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、ノビタキ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ (30種)

朝、開園準備でネイチャーセンターに行くと隣の芝生地の杭にイソヒヨドリがいました。イソヒヨドリ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3131_trim
イソヒヨドリ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3136_trim
【イソヒヨドリ】
ネイチャーセンターのドアから観察していると、時々降りて芝生で何か食べていましたが、もう1羽のイソヒヨドリが追い払いに来て、潮入りの池の斜面や東淡水池の島、ネイチャーセンター屋上などを激しく飛び交っていました。オナガガモ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3163_trim
【オナガガモ】
2号観察小屋からは、島で休むオナガガモ2羽が見られました。コゲラ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3264_trim
【コゲラ】
1号観察小屋付近の園路沿いの枯れ枝には、コゲラが穴を掘っていました。コゲラ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3289_trim
園路のすぐそばの枯れ枝ですが、園路から少し外れ、頭上落下などのリスクが極めて低いと考えられる場合は、コゲラなどのために、そのまま残していることがあります。カワセミ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3304_trim
【カワセミ】
東淡水池や潮入りの池では時々、カワセミが飛び回っていて、水門近くのヌルデの枝にもとまっていました。カワセミ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3305_trim
青いバルブの後ろの木の枝にとまっていることが時々あります。

そして、今日もノビタキが見られました。ノビタキ_221001_東京港野鳥公園_恩田幸昌_PA010779_trim
【ノビタキ】
東保護区の奥の方、調整池の土手付近でセイタカアワダチソウやオギにとまっていました。
10時頃から頻繁に確認されましたが、遠かったです…。

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