東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします。

2022年12月

年末年始の休園は、令和4年12月29日(木)から令和5年1月3日(火)となります。
年明けは、令和5年1月4日(水)午前9時より通常開園いたします。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ヒメアマツバメ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン(41種)

東淡水池ではオオタカの幼鳥を観察できました。
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【オオタカ/幼鳥】
東淡水池の島にある木にとまり、しきりに背後を気にしているようでした。食べ物を探しているのかなと思った瞬間、突然木から飛び立ち、池にいた水鳥を捕らえました。

水鳥を島に引き上げて、食べ始めたところで思わぬ闖入者が現れました。
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【新たに現れたオオタカ/幼鳥(右)と水鳥を捕らえた幼鳥(左)】
なんと、捕らえた獲物を横取りしようと別のオオタカの幼鳥がやってきました。それに驚いた左の幼鳥は捕らえた水鳥を諦めて、飛び去ってしまいました。

朝方、東観察広場横の木にはツグミたちがいました。
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【ツグミ】
少しずつ野鳥公園で見られる数が増えてきていたツグミですが、今日は10羽以上を確認できました。

自然生態園では、カワラヒワを観察できました。
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【カワラヒワ】
アキニレの実を自慢の嘴を使って器用に割り、パリパリと食べていました。

4号観察小屋では、オオバンを観察できました。
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【オオバン】
オオバンは身体全体の筋肉を駆使して潜水し、水底の藻類や水草などを採って、浮き上がってきました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン(45種)

前浜干潟観察デッキでは、イカルチドリを観察できました。
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【イカルチドリ】
2羽一緒に磯の上を歩きながら、岩を突いて採食行動をしていました。そのうちの一羽は、目の後ろと胸の部分に茶色い部分があることから、幼鳥なのかもしれません。

4号観察小屋からはアオサギが見えました。
蒼鷺IMG_1519鳥
【アオサギ】

自然生態園には今日もカラ類の混群が見られました。
小啄木鳥IMG_1570鳥
【コゲラ】

東淡水池の上空でミサゴが飛びました。
鶚IMG_1696鳥
【ミサゴ】
前浜の杭の上で魚を食べたあとに、東淡水池の奥の樹林で休んでいました。

もうすっかり姿を消したと思っていたカマキリ類が、まだ見つかりました。
腹広蟷螂IMG_1565鳥
【ハラビロカマキリ】
陽の当っていたエノキの幹で日光浴していました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ヒメアマツバメ、イカルチドリ、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ (42種)

芝生広場の近くにある樹林では、エナガを観察できました。
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【エナガ】
12羽ほどの群れで枝から枝へ飛び移り、小さな昆虫などを探し出し、採食していました。

ネイチャーセンターの横の広場の草刈り跡では、タヒバリを観察できました。
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【タヒバリ】
ハクセキレイと一緒に草地を歩き回り、採食行動をしていましたが、タヒバリは急に飛び上がりました…!

なんとモズのメスが、タヒバリを目掛けて飛んできました。
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【モズ/メス】
モズは自分より小さな「鳥」を襲うこともありますが、タヒバリは無事にモズの攻撃をかわしました。
モズは枯れ草の先端に止まり、尾羽を振りながら自分の縄張りを主張していました。

前浜干潟観察デッキでは、イカルチドリを観察できました。
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【イカルチドリ】
寒いためか、羽を膨らませ丸くなって休んでいました。時々上を見上げて警戒していました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ヒメアマツバメ、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アオジ(41種)

潮入りの池では9日ぶりにホオジロガモが見られました。
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【ホオジロガモ/オス】
1号観察小屋前でスズガモやホシハジロたちに混ざりながら水中に潜って採食をしていました。
午前中は姿を見ることができましたが、午後になるとまたどこかへ行ってしまったようです。

4号観察小屋では、カワセミを観察できました。
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【カワセミ/オス】
ヨシの茎の上に止まり、しばらくじっとしていましたが、その後、池の奥の藪に飛び込んで行きました。
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【オカヨシガモ(手前)とコガモ(奥)】
オカヨシガモのメスは、4号観察小屋の前にある西調整池で、コガモ等と一緒に採食行動をしていました。

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