東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年01月

デコイちらし
1月22日(日)に、イベント「つくって守る!コアジサシのデコイに色を塗ろう!」を開催します。

コアジサシは、日本に繁殖のためやってくる渡り鳥です。
砂浜や砂礫地などで子育てを行いますが、子育てに適した環境は減少しており、絶滅危惧ⅠB類(東京都レッドリスト)に指定されています。

東京港野鳥公園の近くには、保護活動が行われている繁殖地があり、東京港野鳥公園にもコアジサシが渡来します。

保護活動が行われている東京都森ヶ崎水再生センターや東京港野鳥公園では、群れで繁殖をするコアジサシを誘致するため、デコイ(模型)を設置しています。
今回のイベントでは、保護活動を行っているNPO法人リトルターン・プロジェクトの方にお越しいただき、デコイの色塗りを行います。
コアジサシのために、デコイづくりにご協力をお願いいたします!

【イベントの詳細】
◇日時:2023年1月22日(日)
午前の部10:00~12:00
午後の部13:30~15:30【※午後の回満席】

◇定員:各回15名(中学生以下は保護者同伴)
◇材料費:1,000円 ※別途入園料が必要です
デコイは2体に色を塗り、1体の寄贈をお願いしております。
◇持ち物:絵具を使うので、汚れてもよい服装

◇申し込み方法:メールにて先着順
yachokouen.event@wbsj.orgまで下記をお送りください。
①参加者(デコイを塗る人)の氏名と年齢
②付き添いの人がいる場合その人数
③参加希望の回(午前のみ受付可)
④電話番号

共催:NPO法人リトルターン・プロジェクト

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アオジ(34種)

3号観察小屋からは、カワセミが観察できました。
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【カワセミ】
何か上を通り過ぎたのか、空の方を見ていました。他のカワセミの鳴き声にも反応し、声がした方向に体を向けていました。

朝方、東淡水池の水門付近ではダイサギがウシガエルを捕まえていました。
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【ダイサギ】
何度もくわえなおして、ウシガエルを飲み込もうとしていました。変温動物のウシガエルはほとんど動くことはできず、されるがままでした。

学習センター前の島で、ウメが開花しました。
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【ウメ】
今後本格的に咲き始めると、蜜を吸いにくるメジロやヒヨドリを観察できる機会が増えるでしょう。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ヒメアマツバメ、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、アカハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオジ(34種)


東観察広場では、ノスリを観察できました。
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【ノスリ】
雨が止んだお昼過ぎ、東淡水池の島にある木の上で、翼をだらんと広げ、濡れた羽を乾かしていました。

3号観察小屋では、ダイサギを観察できました。
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【ダイサギ】
浅瀬で脚を震わせながら、落ち葉や泥の中に潜む小動物を追い出して捕まえようと試みていました。
身体がアオサギと同大に大きく、脚の上部分が薄く黄色い事から、冬季に中国大陸などの北方から渡って来たダイサギだと思われます。

自然学習センターの近くの樹林では、20羽ほどのエナガの群れを観察できました。
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【エナガ】
シジュウカラやメジロと一緒に混群(こんぐん)を作り、20羽ほどの群れで、樹林内を飛び回っていました。
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【シジュウカラ】
シジュウカラは、樹皮をめくり、隙間に昆虫やクモなどが隠れていないか、探していました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ヒメアマツバメ、イカルチドリ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(44種)

2号観察小屋では、オオタカの成鳥を観察できました。
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【オオタカ】
潮入りの池にいるオオバンに狩りを仕掛けましたが、失敗に終わりました。
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【オオタカとハシブトガラス】
その後、2号観察小屋の対岸のカワウのねぐらに止まりましたが、ハシブトガラスの群れに取り囲まれ、前浜干潟観察デッキの方向へ飛んで行きました。
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【ツグミ】
1号観察小屋では、赤く熟したクロガネモチの実を食べるツグミを観察できました。

自然生態園では、メジロを観察できました。
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【メジロ】
盛んに動き回り、樹液が出ている場所を探していました。木に開いた穴や亀裂を見つけると、クチバシを突き刺す様にして、樹液を舐めるような様子を観察できました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン(42種)

自然生態園の入り口に、モズのメスがいました。DSCN0480
【モズ】
地面に下りて何かを捕まえようとしていましたが、失敗してしまった様子でした。
その後、枝にとまって首をかしげながら地面の生きものを探していました。

ネイチャーセンターの入り口付近では、ハシブトガラスがキカラスウリの実を食べていました。DSCN0498
【ハシブトガラス】DSCN0490
少し食べたあとは、茂みの中に実を入れて、丁寧に葉っぱをかけて隠していました。最近は、このように食べ物を貯食しているハシブトガラスをよく見かけます。

ネイチャーセンター横の広場上空ではツグミが群れを成して飛んでいました。
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【ツグミ】
40羽ほどの群れが上空を旋回したあと、東観察広場付近のトウネズミモチの木や茂みへと各々降り立っていきました。
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【イカルチドリ(奥)とイソシギ(手前)】
前浜干潟観察デッキでは、岩礁の上で採食するイカルチドリとイソシギを観察できました。

また、東淡水池では、ヒクイナの鳴き声を確認しました。

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