東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年02月

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ヒメアマツバメ、イソシギ、セグロカモメ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ヒレンジャク、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アオジ、オオジュリン(44種)

自然生態園ではダイサギが採食中でした。
大鷺IMG_9671鳥
【ダイサギ】
4号観察小屋からは、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギの4種のサギが同時に見られました。

自然生態園ではオオタカの幼鳥が休んでいました。
蒼鷹IMG_9711鳥
【オオタカ】
羽繕いをしたり、糞をしたりと落ち着いて観察できました。

ネイチャーセンターからヒレンジャクを1羽、観察できました!
緋連雀IMG_9885鳥
【ヒレンジャク】
ツグミの群れに混じっていました。
鳴く様子も観察できました。

芝生広場横にあるウメに、メジロが蜜を吸いに来ていました。
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【メジロ】
枝から枝へと移動しながら、黙々と蜜を吸っていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン(38種)

自然生態園の畑近くに、ジョウビタキがいました。
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【ジョウビタキ/メス】
杭の上や木の枝に止まったりして、飛び回っていました。
西調整池ではダイサギやオオバンなどを、観察できました。

1号観察小屋と2号観察小屋の間のヨシ原で、オオジュリンの群れを観察できました。

10数羽の群れで、強風をものともせずヨシの皮をむいていました。その中に標識調査の足環が付いている個体がいました。
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【足環の付いていたオオジュリン】

お昼ごろのネイチャーセンター上空では、オオタカを観察できました。
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【オオタカ】
東淡水池のヨシ原の上を飛んだ後、ネイチャーセンターの方へとやって来て旋回をしていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アオジ、オオジュリン(38種)

開園直後の東淡水池の上空を2羽のノスリが旋回していました。
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【ノスリ】
「ピーエ!ピーエ!」と大きな声で鳴き交わしを行いながら、旋回上昇していきました。
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【ノスリのディスプレイフライト】
その後、2羽揃って一気に急降下しました。これは、繁殖前に求愛の為に行われるディスプレイフライトと呼ばれる行動です。

前浜干潟観察デッキでは、イソシギを観察できました。
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【イソシギ】
尾を振りながら岩場を動き回って、何かを探している様子でした。

自然生態園ではエナガを観察できました。
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【エナガ】
口に綿のような物をくわえながら、コケをついばんでいました。エナガは3月ごろから営巣を始めるので、その巣の素材を集めていたと思われます。

以前、レポートした通り、東保護区にある東調整池では、かいぼりを実施中です。

その後、降雪・降雨で水が10cmほど溜まったため、泥さらい作業を中断していました。
堰板を開放していたので、溜まった水は、東淡水池にゆっくりと放水していました。

そして、ようやく水が下がってきたので、先日、泥さらい作業を再開しました。

調整池の泥上げをした箇所だけ水が残っていたのですが、そこには…
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【アズマヒキガエル】
アズマヒキガエルたちが産卵に来ていました。
蛙合戦もしており、卵塊もたくさんありました。
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そのため、作業員3名のうち、2名がヒキガエルと卵塊の東淡水池への引っ越し作業を行いました。
今後も、ヒキガエルや卵塊を確認した際は、東淡水池へ引っ越し作業を行うことになりそうです。

また、泥さらい作業は、少ししか進んでいませんが…A (1)
作業前
A (2)
作業後
少しずつ拡張しています。

ヘドロ層の泥さらいは、ひとまず、近場に山を作りながら(この写真では、右側の水溜まりの右と手前の陸)、泥さらいエリアを拡張しています。
ヘドロは、水が減って引き締まっていますが、厚さ10cm程度のようです。
積み上げた泥の山は、今後、含んでいる水が減った頃、陸に運び出す予定です。

ちなみに、今回の泥さらい作業は、以前の作業エリアとは少し離して行なっていたのですが…
ヒキガエルと卵塊の回収が想像以上に大変とのことで、水位を下がるために2つの作業エリアを繋げた結果、泥さらい箇所が拡張されました。

今後も、厚く堆積した池底のヘドロ層の回収、貯水率改善、池底の微地形づくりなどを兼ねて、作業を続けます。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タシギ、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ、オオジュリン(38種)

ネイチャーセンターの前にあるアキニレの根元付近の草藪の中で、アカハラが動き回っていました。
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【アカハラ】
アカハラと比べ、頭部が黒く見える事と観察した印象では、写真の個体は亜種のオオアカハラの可能性があります。園内の結実する樹木の実が少なくなってきているので、大型ツグミ類が観察しやすくなってきました。

前浜干潟観察デッキでは、オオジュリンを観察できました。
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【オオジュリン】
ヨシの茎に隠れるカイガラムシなどの昆虫を探しているようでした。時折、地面に降りて、採食行動をしていました。オオジュリンは、2号観察小屋やネイチャーセンターの近くのヨシ原でも確認されており、観察する機会が多くなってきました。
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【カンムリカイツブリ】
カンムリカイツブリは、前浜干潟観察デッキの前にある運河を泳いでいました」写真のカンムリカイツブリは、顔の周りに茶色い夏羽が生え始めてきました。
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【ツグミ】
同じく前浜干潟では、水飲みをするツグミの群れがいました。
今日も園内全域でツグミの個体数が多く、数百羽が飛んでいました。
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【ヒヨドリ】
こちらも水飲みの様子です。
4号観察小屋の対岸では、池畔の倒木でヒヨドリの群れが入れ替わり、立ち替わり、水飲みをしていました。

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