東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年06月

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(28種)

ネイチャーセンターへ向かう途中の東園園路ではいつものようにスズメたちが見られました。
DSC_1266 (2)
【スズメ】
昆虫などの小さな生きものたちが、木の上から落ちてきたり、地面から出てきたりするため餌場として利用しているようです。今日は群れで採食していました。

東淡水池には久しぶりにノスリがやって来ました。
DSC_1302
【ノスリ】
午前11時前頃に、東淡水池の対岸にある松の木に降り立ちましたが、10分くらいで飛び去ってしまいました。その後お昼過ぎになると再び東淡水池に姿を現し、猛禽類がよくとまる木の上にいました。

前浜干潟観察デッキの付近の木柵にはニホンカナヘビがいました。
DSC_1279 (2)
【ニホンカナヘビ】
木柵の上で日光浴をしたり、食べ物となる昆虫たちを探して捕まえていると思われます。
同じように木柵には、オオカマキリかカマキリ(旧名チョウセンカマキリ)の幼虫がいました。DSC_1283 (2)
【カマキリの仲間】
まだ小さいのでニホンカナヘビに襲われる危険もありますが、一方でカマキリも肉食の昆虫で、木柵を狩場にしていることがあります。このカマキリはタケノホソクロバという蛾の幼虫を捕まえて食べていました。

※木柵の上にはこのタケノホソクロバやゴマフリドクガなどの有毒の毛虫もいますので、観察の際にはご注意ください。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ(28種)

ゴイサギ_230629_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2865_trim
【ゴイサギ】
ネイチャーセンター真下の東淡水池からの放水路下では、ゴイサギ幼鳥がいました。
頭頂部や背面に白い幼綿羽が残っているので、巣立ったばかりの個体でしょうか。
お客様情報では、1号観察小屋近くの水門にも1羽の幼鳥がいたそうなので、どうやら2個体がいたようです。
ゴイサギ_230629_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2959_trim
干潟でほとんど動かずにいましたが、時折、動いては、水面にいる小さな獲物を狙ったり、アズマヒキガエルの死骸を食べようとしたりする様子も見られました。
コムクドリ_230629_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2843_trim
【コムクドリ】
自然生態園の自然学習センター横のミズキでは、今日もコムクドリが見られました。
お客様情報では、3羽がいたそうです。
トウキョウヒメハンミョウ_230629_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_2832_trim
【トウキョウヒメハンミョウ】
4号観察小屋付近の園路では、地面すれすれで、ふわーん、と飛んでは着地するトウキョウヒメハンミョウがいました。
1cmに満たないサイズで、アリやミミズなどを捕食する肉食の昆虫です。
地表面で結構な数がいるので、比較的見つけやすいですが、近寄るとすぐに飛んでしまいます。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、セッカ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(32種)

自然生態園では、コムクドリを観察できました。
DSCN3745
【コムクドリ】
自然学習センター周辺にメスのコムクドリが1羽やってきました。
木の上の方で、羽繕いをして、休んでいる姿を見ることができました。

芝生広場では、ハシブトガラスの幼鳥2羽がテーブルの上でごそごそと何かをしていました。背後から近づいてみると・・・DSCN2136
【ハシブトガラス】
テーブルの上のアオジの置物が気になるようです。
2羽でつついたり、くちばしではさんでみたりと、しばらく遊んでいました。

潮入りの池の杭に、ササゴイがとまりました。DSCN2129
【ササゴイ】
大きく口を開けてえづくような動きをしたので、ペリット(消化できずに吐き出すもの)が出てくるかと思いましたが何も出てきませんでした。

ネイチャーセンター地下1階のがた潟ウォークでは、トビハゼが求愛をしていました。DSCN2103
【トビハゼ】
2匹のオスが、ジャンプをしたりくねくねとした動きをして、メスにアピールをしていました。そのうち1匹は、体全体がオレンジっぽくなる婚姻色になっていました。


本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(32種)

自然学習センターの前で、シジュウカラの親子が見られました。DSCN2070
【シジュウカラ】
親鳥が木の幹をつついて虫を食べていると、幼鳥も同じように幹をつついて虫を探していました。

そのすぐそばには、エナガの親子もいました。DSCN2066
【エナガ】
雨に濡れた体を、ぷるぷると体を震わせて雨粒をとばしたり、羽繕いをしたりしていました。濡れて体の模様が見にくいですが、目の上の色が親鳥は黄色、幼鳥はピンクなので見分けがつきます。

また、前浜干潟観察デッキの近くではハシブトガラスの幼鳥が見られました。DSCN2079
【ハシブトガラス】
マツの木の幹をのぞきこみ、食べ物を探しているようでした。何かを見つけたようで、くちばしでつまんで食べていました。

1号観察小屋からは、ゴイサギの幼鳥を観察できました。
DSCN3692
【ゴイサギ】
ゴイサギの幼鳥は、羽の白い斑点が星のように見えることから「ホシゴイ」と呼ばれます。
そんな「ホシゴイ」らしい綺麗な模様を見ることができました。

2号観察小屋から見える杭の上にカワセミが止まっていました。
DSCN3660
【カワセミ】
池に入った直後なのか、体が濡れていて、羽が少しボサボサしていました。
首を上下に動かして、池の方を見回し、魚を探しているようでした。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(26種)

ネイチャーセンター前の干潟では、ハクセキレイの幼鳥が見られました。DSCN2050
【ハクセキレイ】
干潟の上の小さな虫や、水中の生きものを捕まえて食べていました。上空をハシブトガラスが飛ぶと気になるようで、目で追っていました。DSCN2048

前浜干潟観察デッキからは、ササゴイが見られました。DSCN2039
【ササゴイ】
姿勢を低くして、魚を狙っていました。

その近くにいたカワウは、暑そうに口を開けていました。DSCN2037
【カワウ】
口を開けて喉をふるふると震わせるのは、口の中から水分を蒸発させて体温を下げるための行動です。今日は暑かったので、20~30羽のカワウが並んで口を開けていました。

↑このページのトップヘ