東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年07月

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(29種)

潮入りの池には、チュウサギがいました。DSCN2545
【チュウサギ】
ダイサギと並ぶと、大きさの違いがよくわかりました。DSCN2551
【チュウサギ(左2羽)とダイサギ(右)】

1号観察小屋の対岸には、大きなものをくわえたハシブトガラスがいたのでよく見てみると・・・DSCN2526
【ハシブトガラス】
なぜか落ち葉をくわえていました。その後、風で落ち葉が飛ばされてしまい、飛んで行った方をじっと見ていました。
同じく1号観察小屋からは、ゴイサギの幼鳥を観察できました。
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【ゴイサギ/幼鳥(右)とコサギ(左)】
水門付近で魚を狙っていたようですが、コサギに威嚇されて木陰に隠れてしまいました。
コサギたちがいなくなるとまた姿を現して、魚を捕まえ始めました。

自然学習センターの前にあるミズキの木には今日もコムクドリが来ていました。
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【コムクドリ/メス】
黒く熟したミズキの実をパクパクと食べていました。

ネイチャーセンターの地下1階にあるがた潟ウォークでは、巣穴から顔を出すトビハゼが見られました。DSCN2498
【トビハゼ】
時折、巣穴から泥を運び出していました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、ノスリ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(26種)

お客様情報では、朝、サシバがネイチャーセンター前から東淡水池側に飛んで行き、カラスに追われながら、旋回上昇し、見えなくなったそうです。
写真を拝見しましたが、距離が近く、特徴がはっきり映っていました。

前浜干潟観察デッキからはイソシギを観察できました。
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【イソシギ】
羽繕いの仕上げに体を震わせて、モフっとしていました。その後は採食を始め、磯を歩き回っていました。

残念なお知らせなのですが、東淡水池で営巣をしていたカイツブリの巣には、またしてもアカミミガメが日光浴で登っていました。
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拡大すると…
アカミミガメ_カイツブリの巣_230729_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_8694_trim
【カイツブリの巣があった所で日光浴をする2匹のアカミミガメ】
ここにいた親子がこの巣に戻る様子が確認できませんでした。
実は、今年、カイツブリの巣は、何回もアカミミガメに巣を壊されてしまい、受難が続いています。
(アカミミガメ対策を制作中です)

一方、以前孵化したカイツブリの幼鳥1羽は順調に成長しています。
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【カワウ/カルガモ/カイツブリ幼鳥】
カワウやカルガモがいるところで泳いでいました。
潜って魚を探すカワウが近づいてきた時には、水しぶきを上げて逃げていました。
水に潜るところや羽繕いをする様子を観察できました。

午後3時頃になると、ネイチャーセンター周辺でウスバキトンボたちが飛び交い始めました。
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【ウスバキトンボ】
ひらひらと飛びながら小さな昆虫を捕まえているようでした。観察していると、時折ツバメが近づいてきましたが、その際には四方八方へと逃げていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(29種)

潮入りの池のヨシ原にオオヨシキリがいました。
大葦切0P4A9765鳥
【オオヨシキリ】
枯れたヨシの色に似て、鳴いていないと見つけにくい鳥です。

2号観察小屋の前ではコチドリが見られました。
小千鳥0P4A9785鳥
【コチドリ】
目の周りの黒い部分が変わり、冬羽になっています。

前浜干潟ではキアシシギやササゴイが観察できました。お客様によるとミサゴも飛んだそうです。
黄足鷸0P4A9894鳥
【キアシシギ】
調査中には2羽みかけ、水際でカニを食べていました。

笹五位0P4A9821鳥
【ササゴイ】
潮入りの池も含めて成鳥が2羽いたようです。東淡水池に飛んで行く個体もみました。

東淡水池の上空では、ツバメやヒメアマツバメが飛んでいました。
姫雨燕0P4A9981鳥
【ヒメアマツバメ】
ツバメと比べると、お腹が黒く、腰が白いのが特徴です。

先日、親子向けイベント「海の日!野鳥公園でプラスチックごみを調べよう」を行いました。

※当初は海辺で活動をする予定でしたが、熱中症警戒アラートが発令され、安全のため屋内プログラムに変更しました。
オリエンテーション0717
室内では、プラスチックごみのことや、プラスチックごみが海鳥に与える影響についてお話しました。

そのあとは、ネイチャーセンターの地下1階で干潟の生きもの観察です。海の生き物観察0717‗2
バンザイをするチゴガニ、干潟の上を跳ねるトビハゼなどが見られ、海辺には多くの生きものが暮らしていることを体感しました。

そして、野鳥公園の海辺で採取した砂の中から、マイクロプラスチックを探しました。マイクロプラ探し0717
この中から、どれくらいのマイクロプラスチックが見つかるかというと・・・IMG_7304
こんなに見つかりました。
野鳥公園の近くでは、コアジサシのペリット(消化できず吐き出したもの)からマイクロプラスチックが見つかったこともあります。

最後に、子どもたちに「これから私たちにできることは何か?」を考えて、発表してもらいました。IMG_7308
普段の生活の中でプラスチックごみを減らす、リサイクルをする、人に伝える、ごみ拾いをするなど、たくさんのアイディアを考えてくれました。

今年の夏の海ごみイベントは終了しましたが、ネイチャーセンターでは、海ごみに関する本や資料もご用意しています。夏休みの宿題のテーマにもいかがでしょうか?IMG_7434




本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(27種)

潮入りの池では、久しぶりにセイタカシギを確認しました。
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【セイタカシギとカワウ】
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オスとメスのペアでやってきて、カワウの群れのそばで休んでいました。
時折、翼を伸ばしてリラックスしている様子も見られました。
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その後は東淡水池へ移動し、2羽揃って採食し始めました。

また潮入りの池の園路では、スズメがハラビロカマキリの幼虫を捕まえていました。
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【スズメ】
木の上でカマキリを捕まえたようですが、一度地面に降りてきてからカマキリを攻撃していました。
カマキリが抵抗しなくなると、カマキリをくわえて再び木の上へ戻っていきました。

前浜干潟観察デッキからは、キアシシギを観察できました。
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【キアシシギ】
頭がかゆかったようで、何度も足で搔いていました。

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