東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年07月

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、ノスリ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(28種)

今朝は南風がやや強く、飛んでいる鳥は少なく、風よけになる所へ避難している鳥達が見られました。
ウミネコ_230715_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4207_trim
【ウミネコ】
2号観察小屋の前に来ていました。
普段は前浜干潟にいることが多いウミネコですが、風が強い時は潮入りの池に避難してくることがあります。
カルガモ_230715_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4220_trim
【カルガモ】
1号観察小屋の水門近くでは、南風が弱まるため、カルガモやサギ類が避難していました。
アオサギ_230715_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4232_trim
【アオサギ】
前浜干潟では、風が強く、飛んでも上手く進めないアオサギ、コサギ、カワウがいました。
前浜干潟観察デッキの対岸の岩場に避難している鳥が多かったです。

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【キアシシギ】
午後4時頃、ネイチャーセンター前の島を見ると、キアシシギが1羽、やって来ていました。
島の水際で羽繕いをしたり、食べ物を探したりしていました。

ヤマトオサガニ_230715_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4216_trim
【ヤマトオサガニ】
潮入りの池の干潟では、ヤマトオサガニがたくさん見られますが、よく見るとお腹に卵を抱えているメスもちらほらと見つかります。
カニたちにとって、そろそろ卵を水中に放つ「放仔(ほうし」の時期です。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、ウミネコ、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(26種)

自然学習センター付近や東淡水池では、今日もコムクドリが確認できました。
コムクドリ_230714_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4131_trim
【コムクドリ/成鳥・オス】
コムクドリ_230714_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4190_trim
【コムクドリ/幼鳥】
ムクドリの群れに混じって動いていますが、成鳥のオス・メスだけでなく、幼鳥もいました。
コチドリ_230714_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4088_trim
【コチドリ/幼鳥】
2号観察小屋周りでコチドリたちが採食をしていました。
写真の個体も小さな生き物をくわえています。
お客様情報では、10羽を確認されたそうです。

今日も朝から、カイツブリの親子がよく観察できました。夕方には、親鳥が立ち上がった瞬間に卵が1つ確認できました。DSCN2339
【カイツブリ】
抱卵していた親鳥の前には、水面で大きく口を開けて食べ物をねだるヒナもいます。抱卵、ヒナへの給餌、巣のメンテナンスと、親鳥2羽は大忙しでした。

ちなみに、昨日から「卵が1つある」とお客様から聞いていたのですが、巣を離れる時は卵を草で隠していたため、なかなか見ることができませんでした。カイツブリ_230714_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4179_trim

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(25種)

東淡水池では、カイツブリの親子が巣に乗っていました。DSCN4309
【カイツブリ】
親鳥が、巣材となる葉を運んでいる様子も見られ、その間ヒナは巣の上で待っていました。
※この親子がどこで営巣をしていたのか定かではなく、この場所で抱卵をしていた姿も見られませんでした。そのため、元々あった巣を補修しているのか、新たに作ったのかは不明です。
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もう1羽の親鳥はそこから離れた場所で、魚を捕っていました。ヒナは、順調に育っているようです。

潮入りの池では、今日も以前から確認されているホシハジロが見られました。
DSCN4339
【ホシハジロ】
ホシハジロの羽が徐々にエクリプス(繁殖期ではない時期の羽)の色になってきました。繁殖期の羽色と比べると、胸の黒い部分が薄く茶色に近い色となり、体の灰色の部分にも茶色が混ざっています。嘴の青灰色の帯もなくなりました。
参考までに・・・c4e64c42-s
【6/10のホシハジロ】

ニイニイゼミ_230713_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_4000_trim
【ニイニイゼミ】
園内では、ニイニイゼミを始め、アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミの鳴き声で賑わっています。
抜け殻も目立つようになってきています。
虫探しの際は、スズメバチ、アシナガバチにご注意ください。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、イソシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(29種)

4号観察小屋からは、ゴイサギの成鳥を観察できました。
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【ゴイサギ】
あまり動かず、枝の上に佇んでいました。このあと木の裏へ入ってしまい見えなくなってしまいましたが、その後、3号観察小屋から見られたお客様もいらっしゃいました。
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【カイツブリ】
東淡水池では、今日もカイツブリの親子が見られたのですが…
よく見ると、親鳥の背中にコブのようなものが…
(カゲロウの影響と逆光で映りが悪いです)
ヒナ発見当初から「ヒナは2羽いたように見えた」という情報もあったので、もう1羽のヒナが背中にいるのかも知れません。
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【コチドリ】
潮入りの池の干潟では、コチドリが少なくとも5羽を確認しました。
以前からお客様から「左脚がないコチドリがいる」と時々聞いていましたが、今日、レンジャーも確認できました。
右脚には、白いプラスチック標識がついています。
2022年8月31日にも確認していた、左:青、右:白の標識をつけた個体でしょうか…
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片脚でケンケンをしながら、採食をしていました。
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【クロダイ】
前浜干潟では、赤潮が発生している中、水門付近で泳ぐクロダイ数匹が観察デッキから見えました。
潮入りの池にも時々入ってきていますが、通常は、漂着ゴミの流入を防ぐ水門の柵で潮入りの池を出入りすることができません。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、ウミネコ、トビ、カワセミ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(23種)

カイツブリ_230711_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3671_trim
【カイツブリ】
東淡水池では今日もカイツブリ親子が観察できした。
お客様情報では、この親子がいたヨシ原(ネイチャーセンター側)に巣も見られたそうです。
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【ササゴイ】
前浜干潟では、ササゴイが前浜から対岸の緑地へ飛んで行く様子を見ました。
対岸の緑地には、時々、カワセミやササゴイが入っていく様子を確認しています。
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【トビ】
前浜干潟上空では、トビ5羽が旋翔していました。
最近は、他の鳥の声が聞こえないほどセミの鳴き声が賑やかですが、その中でもトビの鳴き声はよく響いていました。
カワウ_230711_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3779_trim

カワウ_230711_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_3785_trim
【カワウ】
前浜干潟観察デッキ前では、カワウの群れが次々と飛んできて、皆が豪快に水浴びをしていました。
その後、デッキ前の岸に約200羽(前浜全体で約300羽)が上陸して、羽を乾かし、休憩していました。

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