東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年08月

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、コウノトリ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、コムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ(33種)

今日も東淡水池ではコウノトリが見られました。
コウノトリ_230831_公財 日本野鳥の会  撮影 (1)
【コウノトリ】
東淡水池で採食していましたが、他の鳥と比較して身体が重く、さらに池底がぬかるんでいるためか、少し歩き辛そうでした。
コウノトリ_230831_公財 日本野鳥の会  撮影 (3)
【バランスを取るために翼を広げるコウノトリ】
このコウノトリは8月23日に千葉県野田市にあるコウノトリ飼育施設「こうのとりの里」より放鳥されたメスの個体で、名前は「マメ」であることの確認が取れました。
なお同日に放鳥された「ココ」はその直後に、施設の近辺で亡くなってしまいました。
どうか「マメ」は無事に育って欲しいです。

セイタカシギ_230831_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6569_trim
【セイタカシギ】
セイタカシギは、6羽から5羽に減っていて、今朝から潮入りの池にいました。
満潮時は、通称「アジサシ島」で休み、昼頃には1号観察小屋の前で見られました。
イソシギ_230831_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6443_trim
【イソシギ】
同じく1号観察小屋前では、イソシギも休んでいて、丁寧に羽繕いをしていました。
カワウ_230831_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6522_trim
【カワウ】
前浜干潟では、カワウがアカエイを食べていました。
何度もくわえ直して、時間をかけて飲み込んだ後は、悠々と泳いでいました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、キジバト、コウノトリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ(30種)

午後、東淡水池の水門近くにコウノトリがやってきました。
DSC_0931
【コウノトリ】
14時半頃、お客様からコウノトリが飛んでいたという情報をいただきました。その直後、同じお客様が水門近くでサギ類に交ざっているコウノトリ見つけ、お声がけ下さり、レンジャーも確認できました。
DSCN6476
【コウノトリ(写真:左)とダイサギ、コサギ】
泥に嘴を突き刺して採食している様子も観察できました。
DSC_0931_2
足輪の番号は"J0670"でした。

1号観察小屋の前で、イソシギが採食をしていました。DSCN2927
【イソシギ】
干潟に落ちていた昆虫(おそらくガの仲間)を拾い、食べていました。
その後は、フナムシを追いかけて走り回っていました。
※下記、たくさんのフナムシが現れますので、苦手な方はご注意ください!


3号観察小屋からは、今日もゴイサギを4羽観察できました。goisagi0830
【2羽のゴイサギ】
いずれも幼鳥で、時々島の周辺を移動したり、枝に飛び移ったりしていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、セイタカシギ、クサシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(29種)

背高鷸0P4A2632鳥
【セイタカシギ】
東淡水池ではセイタカシギが6羽観察できました。
雌雄それぞれ3羽ずつ見られています。
イソシギ_230829_東京工業大学_恩田幸昌_MG_6343_trim
【イソシギ】
東淡水池では、水位低下で露出している池底が広がり、独特な富士山型の岩が目立つようになりました。
お客様情報では、このイソシギのように、その岩にクサシギがとまったそうです。
9時過ぎには、お客様と一緒にレンジャーもこの周辺を歩くクサシギを目視しました。
DSCN6372
【カイツブリ】
東淡水池ではカイツブリの幼鳥も観察できました。
セイタカシギの周りを泳ぎ、潜って食べ物を探していました。
チュウサギ_230829_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6234_trim
【チュウサギ】
潮入りの池の通称「アジサシ島」では、ダイサギ、コサギに混じってチュウサギがいくつかいました。
昆虫を探していたのか草地にいたチュウサギが飛び立つとトンボ類やバッタ類も慌てて飛んでいました。(写真左下)

キジバト_230829_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_6282_trim
【キジバト】
1号観察小屋の間近では、水飲みをするキジバトがいました。
潮入りの池の干潟にあるこうした潮だまりはアカエイが採食のために掘ったものです。

里管巻擬0P4A2722鳥

【サトクダマキモドキ】
植え込みでサトクダマキモドキを見つけました。
まるで木の葉のような姿ですが、飛んだので見つけることができました。
茶色い産卵管があるのでメスです。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ(30種)

東淡水池では、若いゴイサギが見られました。DSCN2914
【ゴイサギ】
よく見ると、上のくちばしが短くなっています。生まれつき欠けているのか、事故やケガにより欠けてしまったのかはわかりません。このゴイサギは1か月ほど前から確認されているので、幸い問題なく生活できているようです。

また、同じく以前から確認されている片足のコチドリも、元気に過ごしています。DSCN2875
【コチドリ】
片足でケンケンするように動き、自力で採食をしたり、羽繕いや他のコチドリと追いかけあったりもしていました。

東観察広場の前には、白いサギが集まっていました。DSCN2905
【ダイサギやコサギ(奥にはセイタカシギ)】
今日はチュウサギも複数確認でき、東淡水池や潮入りの池はサギで賑わっていました。

ネイチャーセンターの周りではイソヒヨドリが見られました。
DSC_0900
【イソヒヨドリ】
干潟に降りてフナムシなどを探しているようでしたが、やはり暑いのか、口を空けていました。

東淡水池近くの見晴台ではトンボたちを観察できました。
DSC_0909
【ヒメアカネ】
オスの成熟した個体のようで、顔が白っぽくなっていました。
DSC_0922
【アオイトトンボ】
こちらも成熟したオスの個体で、腹部の先端と胸部が白粉をまとっていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(29種)

3号観察小屋からは、メスのコムクドリが見られました。DSCN2882
【コムクドリ】
島の水辺におりて、水を飲んでいました。その後、自然学習センターの横でミズキの実を食べているコムクドリも観察できました。

東淡水池では木陰で休むハクセキレイを観察できました。
DSC_0830
【ハクセキレイ】
木の枝にとまって羽繕いをしていました。またその近くではカワセミも見ることができました。
DSC_0824
【カワセミ】

前浜干潟観察デッキからはカワウを観察できました。
DSC_0835
【カワウ】
首をのけぞらせ、翼と尾羽を広げるポーズを何度か行っていました。

↑このページのトップヘ