東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年09月

本日、イベント「こどもうみべ発見隊」を行いました。
保護区の前浜干潟に入り、干潟の生きものを探すと・・・P9300326
子どもたちのバケツは、カニでいっぱいになりました!DSCF1287

自由に観察したあとは、みんなで見つけた生きものを見せっこタイムです。P9300330
・タカノケフサイソガニ
・卵付きのタカノケフサイソガニ
・クロベンケイガニ
・タテジマイソギンチャク
・コウロエンカワヒバリガイ
・イボニシ
・ゴカイやイソメのなかま
このほか、頭にとさかのあるトサカギンポやP9300342
石の下にたくさんいたミミズハゼなど、たくさんの生きものに出会えました!P9300328

少し移動して、砂っぽい干潟にも行ってみました。DSCF1290

みんなで足元を見ると、小さな砂粒がびっしり!DSCF1292

ここには、コメツキガニというカニがいます。コメツキガニ
紫色の体や、先がピンク色のはさみに「キレイ」「かわいい」という声があがりました。

今回で、今年の干潟観察のイベントは終わりです。
また干潟の生きものが賑わう、来春に再開しますので、ぜひご参加ください。
※グリーンボランティアさんによる「潮入りぐるっと観察会」は毎月第2日曜日に開催中!こちらも前浜干潟に立ち入りできます。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、オナガガモ、シマアジ、コガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒクイナ、ヒメアマツバメ、タシギ、クサシギ、イソシギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ(31種)

4号観察小屋からはオシドリを1羽、観察できました。
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【オシドリ】
情報をいただいたお客様のお話では、対岸の右手の茂みから出てきたそうです。

前浜干潟観察デッキからはセグロセキレイを観察できました。
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【セグロセキレイ】
岩の上を歩き、小さな食べ物をついばんでいるようでした。

開園直後の東淡水池ではクサシギが1羽見られました。
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【クサシギ】
コガモやタシギに混じって採食をしていましたが、一瞬目を離した隙にどこかへ飛んで行ってしまいました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、シマアジ、コガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、ヒメアマツバメ、イソシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、オオムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ(29種)

芝生広場の木のてっぺんではエゾビタキを観察できました。
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【エゾビタキ】
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レンジャーは2羽を確認しました。飛び立って小さな昆虫を捕まえては戻るという、英名であるフライキャチャーらしい行動を繰り返し見せてくれました。

潮入りの池では、通称あじさし島にキンクロハジロが1羽だけいました。
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【キンクロハジロ】
カルガモに混ざって休んでいましたが、しばらく寝ていました。
キンクロハジロ_230929_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7763_trim
11時頃には、カルガモと一緒に飛び立ち、東淡水池の上を2回旋回したのち、再び潮入りの池の干潟に降りてまた休んでいました。

今朝、開園時間前に観察支障となっていた東観察広場前の左側のヨシを刈り払いました。
これまで、カイツブリの営巣が転々と移動して長引き、雨不足で水位が下がってコウノトリなどが見られた後、台風で増水し、コガモ、シマアジなどが来て…と様子見をしている内に作業ができずにいました。
カワセミ_230929_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0336_trim
【カワセミ】
ヨシ刈り後、カワセミが現れ、東観察広場前の定番のアカメガシワや、東淡水池の水門近くを行き来していました。

【前浜干潟 立ち入りのお知らせ】
明日、イベント「こどもうみべ発見隊」開催のため、下記の時間に前浜干潟に立ち入ります。観察のお客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承ください。
日時:9月30日(土)10:20~11:30頃

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、オナガガモ、シマアジ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、ヒメアマツバメ、タシギ、イソシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ(29種)

ヒクイナ_230928_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7730_trim
【ヒクイナ】
今日は、東淡水池の島のヨシを刈り残した所と、刈り払った所の間付近でヒクイナ2羽が出たそうです。
その後、潮入りの池のヨシ原でも同じく2羽が現れ、ネイチャーセンターの真下にまで来ました。
タシギ_230928_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7705_trim
【タシギ】
東淡水池のヒクイナ出現ポイントのそばではタシギ2羽もいました。
お客様から情報をいただき、レンジャーも確認できました。ありがとうございます。
なお、潮入りの池の通称あじさし島にも1羽いたので、合計3羽が確認されました。
シマアジ_230928_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7696_trim
【シマアジ】
今日もお問合せが多かったシマアジですが、少なくとも2羽を確認しています。
カワセミ_230928_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7706_trim
【カワセミ】
東観察広場前では、定番のカワセミも見られました。
今日の東観察広場付近は、オオタカ幼鳥がカモの群れに襲い掛かりかけて、観察壁横のハリエンジュに入ったり、ヒクイナ、タシギ、シマアジなども見られて賑わっていましたが、定番の人気者もちゃんといました。
ヒメアマツバメ_230928_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7672_trim
【ヒメアマツバメ】
今日の写真は東淡水池が中心となりましたが、このヒメアマツバメも最大30羽ほどが飛び交っていました。
湿度が高いからか、羽虫が大量に飛んでいたため、それを狙っていたのかもしれません。
リスアカネ_230928_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7746_trim
【リスアカネ】
自然生態園では、久しぶりにリスアカネが見られました。
お客様とボランティアガイドさんからの情報でレンジャーも観察できました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、シマアジ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、ヒメアマツバメ、セイタカシギ、タシギ、イソシギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ(35種)

その他、お客様やボランティアガイドさんの情報では、自然学習センター前でエゾビタキ2羽、いそしぎ橋を渡って東園に入った所でコサメビタキ、見晴台でセンダイムシクイを見たという情報がありました。

セイタカシギ_230927_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7583_trim
【セイタカシギ】
東淡水池では、コガモ約30羽が飛来しており、その中にセイタカシギ4羽がいました。
ヒクイナ_シマアジ_230927_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_0193_trim
【ヒクイナ、シマアジ】
昼頃には、ヒクイナも現れました。
また、シマアジは3羽を同時確認しました。
バン_230927_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7613_trim
【バン】
久しぶりの確認となったバンは、親子で動いていました。
時々、親が幼鳥を追い払うような行動をしていたので、親離れを促しているのかもしれません。
そして午後にはタシギも見れました。
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【タシギ】
2羽を確認し、それぞれ水浴びをしたり採食をしていたりしました。
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【スズメ】
ネイチャーセンター横の芝生周りでは、イネ科のメヒシバやエノコログサ類が結実していて、それを食べにスズメたちがよく訪れています。
カイツブリ_230927_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_7600_trim
【カイツブリ】
潮入りの池では、カイツブリが足元をウロウロとしていたアカエイに警戒し、飛びはねたり、水中に顔を入れながら様子を見たりしている様子が見られました。
気になるけど、離れる気はない、という様子でしたが、小魚の群れか何かに執着していたのでしょうか。

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