東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年11月

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、アオジ(39種)

2号観察小屋からはカワセミを観察できました。
DSC_0682_2
【カワセミ】
観察窓の目の前でホバリングをしていました。その後は観察小屋前の杭の方へ飛んで行き、魚を捕まえていました。

潮入りの池には、今日もハジロカイツブリがいました。
DSCN0514
【ハジロカイツブリ】
連日ネイチャーセンターから遠くに見えているハジロカイツブリですが、オオバン達に囲まれ、ネイチャーセンター前のヨシ原までやってきました。すぐに、急いで遠くの方へ戻っていきました。

東淡水池の園路では、コゲラを観察できました。
DSCN0512
【コゲラ】
何羽かで群れになって採食しており、色んな方向からコツコツと木をつつく音が聞こえてきました。

自然生態園では、シジュウカラが見られました。
DSCN0496
【シジュウカラ】
木をつついて何かを食べているようでした。

3号観察小屋からは、ジョウビタキを観察できました。
DSCN0483
【ジョウビタキ】
紅葉した木にとまると、葉っぱとそっくりな色でした。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タシギ、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ(37種)

東淡水池のヨシ原では、メジロの群れが見られました。DSCN3968
【メジロ】
ヨシの茎についている虫を食べているようです。

また15時ごろの東淡水池では上空をハイタカが飛んでいました。
DSC_0659
【ハイタカ】
お昼にはハシブトガラスからモビングを受けていたほか、お客様やボランティアの方が3号観察小屋前の池で水を飲んでいるハイタカも観察されたそうです。

ネイチャーセンター横の広場からは、食べ物を隠しているハシブトガラスが見られました。DSCN4104
【ハシブトガラス】
喉をふくらませ、くちばしから食べ物がはみ出ています。DSCN4103
草むらに隠し、上から枯れ草や落ち葉をかぶせていました。何を隠したのか気になったので、しばらく時間を空けてから見ようとしたところ、近くで見張っていたようですぐに飛んできました。隠し場所がバレてしまったせいか、隠したものを掘り返し、別の場所へと運んでいきました。
なんだか悪いことをしてしまいましたが、カラスの賢さには驚かされます。

潮入りの池の園路では、ウグイスを観察できました。
DSCN0425
【ウグイス】
「チャッチャッ」と鳴きながら出てきました。園路の木柵の上にとまる様子も見られました。



先日、「データから見るカモ類の個体数変動」というタイトルで、越冬カモ類の厳冬期の減少についてご報告しました。
(グラフに誤りがあったため、修正しています)

今回は、種ごとにグラフを作ってみました。
グラフだけでボリュームが多くなるので、文章は少な目にします。

まずは、毎年一番乗りするコガモ。
kogamo

減少傾向があって注目されるハジロ属として、ホシハジロ。
hoshibajiro

同属のキンクロハジロ。
kinkuro

同属のスズガモ。
何千、何万羽と集まる同じ東京湾奥部の三番瀬や葛西と比べて、確認個体数がはるかに少ないので、それほど注目しなくて良さそうですが…
suzugamo

3号観察小屋前の西淡水池に集まる傾向があるマガモ。
magamo

その他、個体数は少な目ですが、当公園で比較的よく見られる越冬カモ類。
ハシビロガモ。
hashibiro

ヒドリガモ。
hidori

オナガガモ。
onaga

オカヨシガモ。
okayoshi

ヨシガモ。
yoshi

※稀にしか見られないオシドリ、シマアジ、ホオジロガモなどは除外しています。

上のグラフを見ると、種によって増減の傾向が違うようです。
①渡来直後は多いものの、その後は利用が少なくなる種(コガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、実はホシハジロも)
②ずっといる種(マガモ)
③厳冬期にいなくなる種(キンクロハジロ)
越冬カモ類全体でグラフを見るだけでなく、やはり、細かく見る必要もありますね。

また、経年変化は、この短い期間だけでは分からない大きな年変動もあるので、引き続き、データ集積をしていきます。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タシギ、イソシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ(38種)

東淡水池ではモズのオスが高鳴きをしていました。
DSC_0600
【モズ】
追いかけ回すような縄張り争いこそ落ち着きましたが、まだまだ自分の縄張りを主張する必要がありそうです。

前浜干潟観察デッキからはイソヒヨドリを観察できました。
DSC_0608
【イソヒヨドリ】
磯の隙間を縫うように走って小動物を捕まえていましたが、シャッターを切った時には既に飲み込んでいました。

ネイチャーセンター前の草むらではいつものようにスズメを観察できました。
DSC_0630
【スズメ】
DSC_0631
数羽が草の種子を食べていましたが、その中に尾羽のないスズメが混じっているのをお客様が発見されました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、オオバン、タシギ、イソシギ、セグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ(40種)

前浜干潟観察デッキからはダイサギを観察できました。
DSC_0563
【ダイサギ】
寒むさをしのぐためなのか、首を縮めていましたが、なぜか嘴だけ出ていました。

ネイチャーセンター下の干潟ではヒクイナを観察できました。
DSC_0581
【ヒクイナ】
11時頃に一瞬姿を見たのち、12時半頃に再び姿を見ることができました。ヨシ原の際を歩きつつ、干潟をつついていました。

3号観察小屋からは小鳥の混群を観察できました。
DSCN0265
【シジュウカラ】
DSCN0229-3
【エナガ】
シジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラの群れが、島の木の上や右のヨシ原を行ったり来たりしていました。
またそのヨシ原でアオジ、ウグイス、ジョウビタキも見られました。
DSCN0224
【ジョウビタキ】
ジョウビタキは観察窓の目の前の枝にも、とまってくれました。

↑このページのトップヘ