東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2023年11月

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、オオバン、タシギ、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ(44種)

今朝、潮入りの池では、オオタカがカワウのねぐらの端にとまっていました。
オオタカ_231116_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_2117_trim
【オオタカ】
昨日もこの辺りにいたのですが、ここがお気に入りなのでしょうか。
東淡水池は、著しく水位が低下し、ほとんどカモがいないので、獲物探しは潮入りの池で行っているのかもしれません。

2号観察小屋前では、ハシビロガモ5羽が採食に熱中していました。
ハシビロガモ_231116_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1559_trim
【ハシビロガモ】
間近まで来ていたので、嘴の特徴的な櫛状の「板歯(ばんし)」が見えました。
「板の歯」と書いても、成分はカルシウムではなく、人の爪と同様にタンパク質が変化したものです。
これで食べ物をこしとって、水だけ外に出しています。

前浜干潟観察デッキに近づくと、保護区のカワウのねぐらにいたカワウがよく観察できました。
カワウ_231116_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_2151_trim
【カワウ】
宝石のような目が輝き、繁殖羽となっている個体に対して、他のお客様と一緒に見とれました。

東淡水池では、アキニレの頂にカワラヒワがいました。
カワラヒワ_231116_東京港野鳥公園_恩田幸昌_IMG_2130_trim
【カワラヒワ】
辺りをキョロキョロ見ながら、時々鳴いて、仲間とやり取りをしていたようです。

その他、お客様情報では学習センター前でアトリを1羽、観察されている方がいらっしゃいました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(46種)

11時頃、潮入りの池ではミサゴを観察できました。
鶚0P4A9917鳥
【ミサゴ】
遠く前浜干潟の上空を飛んだあと、だんだんと近づきネイチャーセンターから見やすい場所まで来てくれました。

また潮入りの池では今日もカモの群れと1羽のカンムリカイツブリがいました。
カンムリカイツブリ_231115_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1511_trim
【カンムリカイツブリ】
カモの群れは、やや減少した印象です。
今まで200羽程度と多かったホシハジロでも70~80羽程度でした。
その中で、カンムリカイツブリが1羽だけ混じって、活発に(顔だけ)潜っていました。

2号観察小屋横のヨシ原や、刈り払ったヨシの集積場では、アオジのオス・メスとジョウビタキのメスがいました。
アオジ_231115_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1539_trim
【アオジ】
集積場にアオジが来ると、すぐにジョウビタキのメスが現れ、2羽とも裏側に降りてしまいました。

前浜干潟では、モズが見られました。
モズ_231115_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1541_trim
【モズ】
東淡水池には、最近、モズのオスとメスが縄張り争いをしていましたが、今はメスが見られています。
このオスはその時のオスでしょうか。

東淡水池は雨不足で夏に続き、再び渇水してきています。
コサギ_231115_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1498_trim
【コサギ】
所々に残っている水辺では、数羽のサギ類やコガモが採食をしていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、ヒクイナ、オオバン、ヒメアマツバメ、アオアシシギ、イソシギ、セグロカモメ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ(46種)

潮入りの池では、2号観察小屋の前でイソシギが採食していました。
イソシギ_231114_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1359_trim
【イソシギ】
嘴をよく見ると、オキアミ類なのか、獲物を咥えていました。

ネイチャーセンター下のヨシ原では、クイナが見られました。
クイナ_231114_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1495_trim
【クイナ】
度々、姿を出して、活発に動いていました。
また、ヒクイナも見られましたが、こちらはほとんど姿を見せてくれませんでした。

潮入りの池の上空では、ハイタカ、オオタカを観察できました。
ハイタカ_231114_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1470_trim
【ハイタカ】
ハイタカはカラスに追われながら、ネイチャーセンターの真上を飛んでいました。

前浜干潟では、デッキ前の岩場にイソヒヨドリがいました。
イソヒヨドリ_231114_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1428_trim
【イソヒヨドリ】
いつも通り、岩の上にもとまっていましたが、時々、岩の隙間で採食もしていました。

東淡水池側の園路沿いでは、シジュウカラ、メジロ、コゲラの混群がいました。
コゲラ_231114_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1347_trim
【コゲラ】
落葉も少しずつ進み、小鳥の観察もしやすくなってきています。

潮入りの池では、ミズクラゲがいくつか見られました。
ミズクラゲ_231114_東京港野鳥公園_恩田幸昌_MG_1419_trim
【ミズクラゲ】
前浜干潟は赤潮なのか赤褐色の水でしたが、潮入りの池は透明度が高く、ミズクラゲやアカエイなどが観察しやすかったです。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、オオバン、タシギ、アオアシシギ、イソシギ、ハマシギ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ(48種)

前浜干潟観察デッキからは、今季初確認のタヒバリを観察できました。
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【タヒバリ】
時折、岩の上に乗って辺りを見渡しつつ採食をしていました。
また観察デッキの観察窓の近くにはイソヒヨドリがいました。
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【イソヒヨドリ】
羽毛を膨らませて、寒さを凌いでいるようでした。

開園直後の東淡水池ではクイナが見られました。
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【クイナ】
水際を歩き回っていましたが、時折水に嘴を突き刺して何かを採食していました。

潮入りの池では昨日に引き続きハマシギの群れを観察できました。
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【ハマシギ】
今日も18羽を確認しました。潮が満ちているときは潮入りの池をグルグルと飛び回っているだけでしたが、その後潮が引いてくると、干潟に降り立ってアオアシシギと一緒に採食していました。

2号観察小屋からはカワセミを観察できました。
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【カワセミ】
2羽のカワセミがヨシの茎にとまって、お互いに首を伸ばしあっていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、オオバン、タシギ、イソシギ、ハマシギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、アオジ(43種)

今日は昼過ぎに潮入りの池でハマシギの群れが見られました。
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【ハマシギ】
18羽が干潟で採食をし、ネイチャーセンター近くの新設した杭あたりまで来ました。
ところが、ヒクイナ、バンがヨシ原を出入りする度に、ヨシ原際に来たオオバン、ヒドリガモ達が逃げたり、潮が満ちてきたりして、ハマシギも結局、奥の干潟に戻っていきました。

その新設した杭にはカワセミがよくとまっていました。
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【カワセミ】
時々、狩りをしながら、転々と杭を移っていました。

モズも杭を使っていましたが、ネイチャーセンター周辺のヨシ原や灌木にも来ていました。
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【モズ】
最近、ネイチャーセンターの真下の灌木(ヌルデ)に来ることが増えました。

東淡水池は、雨不足で池が渇水してきているのですが、北風が強く吹いていた今日もタシギは見られました。
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【タシギ】
東淡水池には3羽が休憩や採食をしていました。

4号観察小屋からは、ヨシガモを観察できました。
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【ヨシガモ】
オスとメスの2羽で一緒に行動していました。写真右がオス、左がメスです。オスは換羽中で、胸の綺麗な模様が出てきていました。

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