東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2024年01月

現在、東淡水池は雨不足によりほどんどが干上がり、水辺の生きものの生息場所が減っている状況です。
今後も東淡水池は干上がる可能性があることから、ネイチャーセンターとその隣の広場の間で小規模な池を作り、僅かではありますが水辺の確保を行います。
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【池作りの場所】
水源としては雨水に加えて、散水栓からカルキ抜きをした水を供給することで、天候に左右されない池を作る予定です。また池を利用する生きものとして、以下を想定しています。
・小鳥…スズメ、ハクセキレイ、イソヒヨドリなど、広場にやってくる小鳥の水飲み、水浴び場
・トンボ…アキアカネ、アジアイトトンボなどの産卵場所
・カニ…アカテガニ、ベンケイガニ、クロベンケイガニのような淡水性のカニの生息場所

作業は2月2日から開始し、作業中、通行止めはありません。
観察などのご不便をおかけいたしますが、何卒、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(37種)

潮入りの池にはオオタカがいました。
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【オオタカ】
カワウのねぐらとなっている林にとまり、周りを見渡してしていました。

東淡水池周辺ではジョウビタキが見られました。
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【ジョウビタキ】
スロープ周辺で活動しており、地面に降りて採食する様子も観察できました。

自然生態園ではコゲラを観察できました。
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【コゲラ】
コツコツと木をつついて、食べ物を探していました。

同じく自然生態園ではメジロも見られました。
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【メジロ】
ウメの花の蜜を吸いに来ていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(37種)

前浜干潟観察デッキ近くのヤブツバキで、メジロが観察できました。DSCN4802
【メジロ】
花の中に頭を入れて、花の蜜を舐めていました。

芝生広場からいそしぎ橋を渡った先の林ではエナガやメジロ、シジュウカラなどの混群が見られました。
柄長0P4A3157鳥
【エナガ】
写真にはありませんが、クモの糸を咥えているエナガもいました。巣の材料にするのかもしれません。

1号観察小屋からは、ヨシにとまるカワセミが見られました。DSCN4781
【カワセミ】
水中の魚を探して、下を見下ろしたり、身を乗り出したりしていましたが、狩りは失敗してしまいました。

オオジュリンは、東淡水池の他、自然生態園や潮入りの池などでも観察できました。
大寿林0P4A3201鳥
【オオジュリン】
1号観察小屋では、オオジュリンがヨシについたカイガラムシを食べていました。

前浜デッキからは、タヒバリやカンムリカイツブリ、スズガモなどが見られました。
田雲雀0P4A3277鳥
【タヒバリ】
岩や石の隙間を丁寧につついて採食していました。

モズは園内各所で見られました。
百舌鳥0P4A3113鳥
【モズ】
自然生態園では、サザンカの花に集まるメジロをモズが狙っていました。

猛禽類は、ミサゴ、トビ、オオタカ、ハイタカ、ノスリが見られました。
灰鷹0P4A3122鳥
【ハイタカ】
ハイタカは今日も3号観察小屋から見られました。日中は東淡水池でも見られました。

鶚0P4A3329鳥
【ミサゴ】
お昼頃、潮入りの池の上空をミサゴが飛び、前浜干潟の方まで移動していました。

3月30日(土)に、講座「野鳥公園でプラスチックごみを調べよう」を開催します。

海辺で生きもの観察をしたあと、どのようなごみが流れ着いているかを調べ、私たちにできることを考える体験型の講座です。plastic-20240330-1
※砂の中からマイクロプラスチックを探す様子(2023年7月実施)

事前申し込み制となっております。
ご興味のある方は、下記サイトで詳細をご覧の上、お申し込みください。

【日時】2024年3月30日(土)13:00~15:00
【対象】小学生以上の子どもと保護者
【定員】20名(先着順)
【持ちもの】汚れてもよい服と靴(長靴推奨/サンダル不可)、軍手、タオル、帽子、水筒(飲み物)、筆記用具、雨天時は雨具

【講座の詳細・お申し込みはこちら】

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、トラツグミ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(40種)

田んぼ近くの茂みではモズを観察できました。
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【モズ】
尾羽をふりふりしながら昆虫を探しているようでしたが、何も捕まえずに奥の茂みへ飛んでしまいました。

モズが去ったその直後、別の鳥が茂みを横切ったので何かなと思い後を追ってみると…。
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【トラツグミ】
正体はトラツグミでした。茂みから出てくると、田んぼへ流れる小川で水を飲み始めました。

2号観察小屋ではイソシギを観察できました。
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【イソシギ】
1月19日のブログで紹介した頭の羽が抜けてしまっているイソシギが今日も見られました。頭から羽が飛び出ていました。

同じく2号観察小屋で、コサギも見られました。
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【コサギ】
最近、コサギとダイサギは確認頻度が少ないです。食べ物を探しながら歩いていて、何かを飲み込んでいるところを観察できました。

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