東京港野鳥公園の(公財)日本野鳥の会レンジャーが、公園で観察した野鳥や自然についてお伝えします!!
◆ 開園日毎日17時30分以降に更新中 ◆

2025年06月

☆前年に確認した野鳥や自然情報を月ごとにお伝えします。
いつごろから、どんな生きものを観察できる可能性があるのか、目安としてご覧ください。

前年2024年7月にレンジャーが確認した野鳥は以下の通りです。

ヨシガモ、カルガモ、アマツバメ、ヒメアマツバメ、キジバト、カイツブリ、イカルチドリ、コチドリ、シロチドリ、チュウシャクシギ、イソシギ、キアシシギ、ウミネコ、コアジサシ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アカガシラサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ミサゴ、ツミ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、エナガ、オオヨシキリ、セッカ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(46種)

野鳥の詳しい確認日数は、"7月の鳥相リスト"をご覧ください。野鳥を確認した日の枠を青色でマークしております。

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【7月3日 コムクドリ(東淡水池)】
https://wbsj-wildbirdpark.blog.jp/archives/2024-07-03.html
昨年はコムクドリが6月末から徐々に見られはじめ、7月中旬から月末までほぼ毎日確認できました。

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【7月5日 シロチドリ(潮入りの池)】
https://wbsj-wildbirdpark.blog.jp/archives/2024-07-05.html

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【7月15日 アカガシラサギ(潮入りの池)】
https://wbsj-wildbirdpark.blog.jp/archives/2024-07-15.html
今年は6月17日に成鳥の個体が見られましたが、また来てくれるでしょうか。

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【7月25日 ヨシガモ(潮入りの池)】
https://wbsj-wildbirdpark.blog.jp/archives/1081953124.html

このほか、自然生態園ではチョウトンボがよく飛んでいました。
暑い日が続きますので、熱中症などには十分注意して野鳥公園にお越しください。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ヒメアマツバメ、カイツブリ、コチドリ、チュウシャクシギ、イソシギ、ウミネコ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、エナガ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(29種)

東淡水池ではオナガを観察できました。DSC_5884
【オナガ】
2羽でいそしぎ橋側にあるヤナギの倒木に止まり、口を開けて暑そうに開口呼吸をしていました。水浴びをしたいような素振りを見せていましたが、樹林の中に飛び込んでいきました。

ネイチャーセンター周辺ではツバメの親子が飛んでいました。
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【ツバメ】
給餌を受けようと、親鳥を追いかけている幼鳥が見られ、最大13羽のツバメを確認しました。時折、ネイチャーセンターの屋根で、幼鳥が休息していました。


1号観察小屋近くの園路からは、スズメの幼鳥が見られました。
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【スズメ】
ヨシの穂をついばんでいました。

閉園間際、東淡水池ではコムクドリを観察できました。
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【コムクドリ】
島のヤナギの木のムクドリの群れの中に1羽混ざっていました。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ヒメアマツバメ、カイツブリ、コチドリ、チュウシャクシギ、イソシギ、ウミネコ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(26種)

東淡水池では、コムクドリを観察できました。
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【コムクドリ/メス】
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【コムクドリ/オス】
最大5羽のコムクドリを確認しました。東淡水池のいそしぎ橋側の低いヤナギにムクドリと一緒に止まって、水を飲もうとしていました。

1号観察小屋の対岸には、カワセミがいました。
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【カワセミ / 幼鳥】
よく見ると、全体的に色がくすんでおり、嘴の先端が白くなっているので今年生まれの幼鳥のようです。
まだ自分で狩りはせず、親からの給餌を待っているようでした。

東淡水池のカルガモの親子は、今日も見ることができました。
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【カルガモ / 親子】
みんなで水浴びをしていました。

ネイチャーセンター下の干潟には、アオダイショウがいました。
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【アオダイショウ】
干潟の上で日向ぼっこをしたあと、潮入りの池をすいすい泳いで、ヨシ原の方へ向かっていきました。

前浜干潟(手前側)の杭が腐朽によりほぼ消失したため、新たに打設しました。

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【工事前】

工事の際はご迷惑をおかけしました。
野鳥たちの休息場所提供、および、皆さまの観察スポットとして役立つことを期待しております。

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【工事後】

潮入りの池・前浜干潟ともに、まだ消失前の本数に戻っておらず満潮時の休息場所が少ないため、今後も引き続き杭の打設や改良を行っていく予定です。
このような工事の際はご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

本日、レンジャーが確認した野鳥は以下のとおりです。

カルガモ、ヒメアマツバメ、カイツブリ、コチドリ、チュウシャクシギ、イソシギ、ウミネコ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(24種)

がた潟ウォークの干潟の前にコチドリの幼鳥が飛来しました。
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【コチドリ/幼鳥】
干潟の上に腹をつけ、休息しようとしましたが、他のコチドリに追われ、砂れき地の方へ飛んでいきました。

前浜干潟観察デッキからは、ササゴイを観察できました。
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【ササゴイ】
魚を捕らえやすい場所を探していたのか、頻繁に岩場を移動していました。

潮入りの池の2号観察小屋の前には、コサギがいました。
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【コサギ】
こちらのコサギも2号観察小屋前の浅瀬で魚を探した後、1号観察小屋前へ飛んでいきました。脚の指の黄色がよく見えました。

公園のあちこちから、ニイニイゼミの鳴き声が聞こえてきています。
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【ニイニイゼミ】
比較的小型で、翅の模様が樹皮そっくりなので、保護色になって見つけ難いです。
今年のレンジャーの初認は6月24日で、過去5年間では最も遅い記録となりました。

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